auのスマートフォンを契約する際にはいくつかの注意が必要です。
特に注意が必要なのは追加契約の類です。
最近はスマホの売り上げが伸びず、それ故にケータイショップ各店の経営も難しくなっています。
経営が厳しくなったケータイショップというのは往々にして、一つの契約に対して複数の回線契約・副商材といったものを追加で契約・購入させ、契約しにきたユーザーから普通の機種変更契約などで得られる利益の他に更に細かな利益を得ようとしてきます。
要はスマホだけを買いに来たユーザーに対して、必要のないものまで売ろうとしているのが最近のケータイショップなわけで、この時に損をするのは基本的に契約をしようとするユーザーです。
極端な話ショップの利益というのはユーザーにとってはほとんど関係ない話でしょう。そもそも正規の販売価格を支払っているのですから、利益には確実に貢献しているはずです。にもかかわらずそこから更によくわからない理由から追加の料金を支払う必要のある契約をさせられるというのは納得いかないやり方のはずです。
ただ普通にスマホを契約しに来たのに、こういう別の契約を付けられる、あるいはお願いされるというのは気持ちの良い対応ではないでしょう。
機種変更は特に追加契約をさせられやすい
特に「ショップの利益のための契約追加」がされやすいのは機種変更の契約時です。何故ならば機種変更は特にショップの利益にならない契約だからです。
このためショップ側としては利益にならない機種変更契約者からしっかりと利益が出るように、上記の追加契約を時に強要や騙し討ちのような形で行ってきます。
利益の出にくい機種変更ユーザーからは細かいながらも総額として大きな金額を回収するようにして、MNPのユーザーなんかにはキャッシュバックを与えるというのがここ最近のauを取り扱うケータイショップのやり方です。
特に現在はauが電力自由化による電気事業や保険業、それにウォーターサーバーの提供なんかを実施しており、追加契約商材が多岐にわたっている状態となっており、ショップでスマホを契約する時にはスマホ以外に何を追加で提案されるのかというのがわかったもんじゃないぐらいに色々なものが追加契約の提案をされます。
こうした追加契約が発生すると、ただでさえ高いスマートフォンの料金が更に高くなってしまうために出来る限り避けておきたいところです。
この記事ではそうした追加料金を避ける契約方法・契約場所というものについて説明する予定ですが、まずはその前に具体的にどういった追加料金や追加契約というものがあるのか、そしてその料金はいくらぐらいなのかということをまずは確認してみたいと思います。
ケータイショップの注意点1:平均10000円の頭金商法
追加でかかってくる契約費用の中で最もポピュラーなのが『頭金』でしょう。
頭金は追加の契約がいらず、支払いの際に上乗せする形でショップが設定するため、契約者にあまり警戒されずに「儲け」を生み出す追加料金を設定することが出来ます。
この頭金はショップによって設定される金額が異なります。高齢者や中高年を相手にしているケータイショップなんかだと、恐ろしいことに1万円以上の頭金設定をしてくるところもあります。昔は大体平均して5000円ほどだったのですが、最近は独占禁止法の関係でショップ側が自由に価格を設定して良いという風になったため、頭金の天井というものがなくなってしまいました。
先ほど話題に上がった機種変更契約だとこの頭金があるだけで単純に値上げです。儲けの出る新規やMNPはキャッシュバックや値引きといった形で、頭金が多少あっても定価以下で契約できる可能性が高いのですが、機種変更は儲けが出ないために値下げもないままに頭金がつけられ、この頭金がかかるとその分公式価格から単純に値上げがされるということになります。
他の分野における「頭金」というものは、公式価格の一部を頭金として先に支払うことによって、毎月の分割支払い負担の軽減や、信用支払いにつなげるとといった役割を果たしていますが、ケータイ業界における「頭金」の概念としては全く定価とは関係ないところで徴収される追加料金となっているため、支払いが必要という状況自体が本来はありえないもののはずな存在です。
こうした頭金を特に高額で持っていこうとするケータイショップは、単純に印象が悪いですし支払い負担が増えるという点でも利用したくないショップと言えるでしょう。
ですが残念なことに今ほとんどのauショップおよび家電量販店ではこの頭金が付けられてしまっています。
機種変更に限りませんがスマートフォンを契約するにあたってこの「頭金」はとにかく少ない、というよりも本来のその意味を考えたら0円になっているショップで契約しないと、損となる契約を結ぶ羽目になってしまいます。
ちなみにこの頭金はソフトバンクショップでも同じように発生していますが、auショップの頭金が最も高いです。
SoftBankだと平均して5000円ほど、高くても1万円一歩手前の8000円ほどにされていますが、auショップだと高いところだと15000円を超えてくるショップが出てきています。
これは実際にチェックしてみた際に確認できましたし、Twitterでの頭金被害の報告を読んでみてもauショップであり得ないぐらい高い頭金が発生しているのがわかります。
ケータイショップの注意点2:auは保険や電気、クレカなどの副商材が多数
上記の問題はauに限らずSoftBankでも同様の問題ではあるのですが、auの場合これに加えて自社が展開している保険事業や電気、それにクレジットカードや果てにはウォーターサーバーといった多種多様な副商材が用意されており、これらも契約時に勧められることが多くなっています。
auショップで勧められやすい別契約
- 光回線
- ウォーターサーバー
- 保険
- 電気
- クレジットカード
- 一部宅配食品系
流石に契約時にこれらが加入必須の条件となることはまずないですが(ただしiPhoneあたりを大幅に値引く代償としてならあり得る)、auショップでの契約になるとこれらの契約についても勧められる可能性があることに注意しなければなりません。
これらの契約商品は強制されることはないとはいえ、興味が無くても説明をされてしまったりして長時間不要な時間を過ごす羽目になってしまいます。
ノルマとして課せられているがゆえ、契約者へ商品の紹介をしないといけないのはわかりますが、auの場合それがあまりにも多すぎて、全ての商品を説明されたらスマホの契約だけをしにきたのに相当な時間を無駄に過ごすリスクが地味にあります。
契約する意思が全くなく、それを伝えられる人にとっては時間をただただ浪費するというデメリットが、また高齢者の人なんかになると断り切れずにこうした契約商品を申し込んでしまうデメリットというのが生まれます。
こうした問題があるため、時間の節約や不要な契約をしないためにもオンラインショップを利用することを勧めたいポイントです。
auでのスマホ契約は追加契約のないショップで
以上のようにauショップでの契約およびau取り扱い併売店や家電量販店では不要な契約をさせられる、もしはその説明をさせられるということで、スマホ契約の際にはその他の契約やその説明時間というものに対して注意しなければいけません。
この中で頭金というのは恐らく多くの人に必要のないものです。一部のau周りの別サービスについては契約したほうが本当にお得なる人もいると思いますが、頭金に関しては契約者は本来一切負担の必要のないものですから、こういった料金がスマホ契約時に必要となってくるようなショップでは契約しないほうが良いでしょう。
契約前にショップ独自の条件を聞いて頭金の有無や別途契約するものの数などを把握しておきましょう。定価でもこうした頭金を取ったりするショップがよく見られるので、契約するスマホはもちろんのこと契約するショップの選定も大事になってきます。
頭金や不要な契約が一切ないショップというのを探すのが大事になってきます。
auオンラインショップはそうした問題を解決してくれる優良ショップ
しかし頭金等がなくてもその他の契約商品を勧められて、契約に無駄な時間がかかってしまう場合というのも珍しくありません。
MNPや新規ならばそうした無駄な時間がかかっても、機種によってはそれ相応のキャッシュバック等が得られて、還元される形で結果的にお得な契約ができるようにはなっています。しかし機種変更ではこうしたキャッシュバックがほとんど得られない仕組みに現在のケータイ電話販売の代理店制度ではなっているため、機種変更の場合では本当に店頭販売のショップ契約におけるメリットがありません。
頭金や不要な契約で損をする契約をさせられる危険性があり、それを回避できるショップでもauが扱う別の契約商品をいくつも勧められてしまい、契約までの時間やステップが伸びていき1日がかりで機種変更をしなければいけないなど「機会損失」が広がってしまう仕組みになっています。
機種変更の時のこれらのデメリットを避けるには相当にしっかりとした顧客第一のポリシーを持ったショップを見つけることが大事になってくるわけですが、今ではそうした店はほとんどありません。ショップ契約をする場合にはお金かもしくは時間を無駄にしてしまっても良いという覚悟で契約しなければならないでしょう。
しかしこれを解決してくれる方法として、店頭契約にこだわらなければ全国的に問題を回避できるショップも存在しています。それがauオンラインショップです。
ネットからの機種変更に抵抗がなければ(実際に何も不都合はないのですが)、auにおける機種変更では一番簡単に利用できて頭金や不要な契約の紹介もなく、ましてや時間のかかるようなことのない本当に安心な普通の契約をすることができます。
auのスマホに機種変更をするならば、オンラインショップが実は一番無難な選択肢になっています
auオンラインショップでの契約方法
以上のように
- 頭金がない
- 契約のための待ち時間や説明時間、別商材の勧誘がない
という当たり前だけれども、今の報奨金で経営が成り立っている各代理店ショップでは実現が難しい各種メリットをauオンラインショップは満たしてくれています。
このオンラインショップでの機種変更はauユーザーならば是非とも利用したい契約ショップ・契約方法となるでしょう。
ここからは具体的にauオンラインショップで機種変更をするのに必要な契約手順について説明していきましょう。
ステップ1:au IDを取得
まずはau IDを持っていないとスムーズな機種変更は出来ません。逆にau IDでログインした上でauオンラインショップでの手続きを行えば、非常に簡単に機種変更を行うことが出来ます。
au IDの取得にはauスマホまたauケータイを持っていてezwebやLTE netといったISPサービス(要はメールアドレスを持っている)を契約していれば、IDやパスワードを忘れたり未取得であってもすぐに新たな認証パスワードやIDの発行が可能です。
以下のページから新たにID発行もしくはパスワードの再発行などをして、まずはau IDを取得しましょう。
https://id.auone.jp/id/pc/assigned/reminder.html
ステップ2:au onlineshopにログイン
次はauオンラインショップに取得したau IDでログインをします。auオンラインショップの公式ページの右上にログインボタンがあるので、そこからau IDを入力してログインをします。
そうすると契約者の住所や登録電話番号が自動的にauオンラインショップでの契約時に反映されるため、入力事項や本人確認の手間などがかなり低減します。取得しているポイント数なども反映されるため、高額なポイントを持っているようならばそちらを契約時に利用することが出来るでしょう。
ステップ3:購入したい機種を選び、支払い方法を選択
ログインした状態から後は簡単で、欲しいスマホを選んで購入するだけとなっています。住所入力などは届け先が違う時にだけ必要で、ほとんどの項目が省略化されています。
料金プランとオプション契約の選択がありますが、今の契約に不満が無いようでしたらそのまま何も手を加えずに次へ進んで大丈夫です。一応保証オプションには加入しておいたほうがいいとは思いますが。
後の入力は支払い方法の選択の際にクレジットカード情報等を入れるだけなので、ほぼここまで来たらauオンラインショップの契約の9割方は済んだと言えます。
以上が大まかではあるものの、大体この通りな手順で契約出来て所要時間で5分もかからないauオンラインショップでの手続きまとめになります。
auオンラインショップにデメリットはあるのか?
ここまでの説明だとauオンラインショップがショップとして完璧な存在のように思えるかもしれません。実際頭金を中心として値上げだらけのauショップと比較すればほぼ完璧と言って良いぐらいのショップではあるのですが、ユーザーとして利用するにあたりデメリットの存在といったところも気になるポイントでしょう。
auオンラインショップにはこれと言って目立ったデメリットはないのですが、それでもあえて見つけようとすると次の2つが挙げられます。
- 全体的に在庫が少ない
- 発売後の機種は最短でも到着まで
2日かかる(最短翌日に変更になりました)
これらがauオンラインショップにおけるデメリットと言えるかもしれません。
まず在庫についてですが、オンラインショップの在庫はお世辞にも多いとは言えません。
まだauショップなんかでは問題なく販売されている機種であっても、auオンラインショップでは一部のカラーが在庫切れで中々入荷されてこないなんてことがよくあります。
特に発売から2ヶ月ぐらい経ってしまうとマイナーなスマホはオンラインショップでの在庫がかなり薄くなってしまい、場合によってはこの時期からオンラインでは販売終了という扱いになってしまうことがたまにあります。特に夏モデルや冬モデルとして販売開始時期が遅くて次の夏冬モデルの販売期間に近くなっているような機種だと、そういった在庫の少ない傾向にあります。
購入タイミングによっては欲しいスマホがオンラインでは在庫なしになってしまっていることもあるという点は、auオンラインショップの持つデメリットと言えそうです。
もう一つはオンラインという性質上、購入後すぐにはスマホは届かないという点もデメリットになってしまいます。
予約段階からしっかりと申し込みをし、購入手続きも早く行ったというような発売前から予約を挟んで購入した時には発売日当日か翌日には配送されますが、発売した後だと最短でも2日後ということですぐに手にしたい人にとってはちょっと間が空いてしまうのがデメリットになってしまいます。
※こちらに関しては最短翌日、iPhoneなどの人気スマホ以外は事前手続きを出来る機種も増えてきて、当日に配送される可能性のある機種というのも増えています。
すぐに欲しい場合にはauショップで頭金付きの高額な価格で購入するしかないというのがオンラインショップの弱点となっています。
デメリットと言えるのはこの2つが特に当てはまります。
少しでも「損をしない」auオンラインショップでの機種変更を
というわけでauでスマートフォンを機種変更しようとすると、頭金やその他副商材によって、本来支払いに必要な費用よりも多い出費が出てしまうことがケータイショップの契約ではよくあります。
店舗の利益のために高額な頭金や無駄なものを売りつけられたりするため、機種変更するだけといっても契約には細心の注意が必要になってきます。
そんな注意点をほとんど気にしなくて良いのがauオンラインショップです。頭金は当然のように0円ですし、紹介される関連サービスも完全に契約者の任意で出来ます。店員から変な契約を持ちかけられることもなく、5分ほどの短時間で契約を完了させることも出来る、機種変更では利用必須のショップになってきています。
auオンラインショップは機種変更をするならば使わないと本当に損をしてしまうほどの多大なメリットがありますから、今回紹介した各種メリットを確認しながら契約時に利用してみてください。
安く契約したい場合には今回オススメスマホを挙げているので、そちらも参考にして下さればと思います。