docomoのスマホの中でオススメの機種、特に2020年までに発売されたスマホの中でオススメの機種というものをランキング形式で特集していきたいと思います。
こうしたサイトを運営しているおかげでdocomoスマホの販売予定機種のタッチ&トライに参加できることが多くなったため、全機種をしっかり触って評価できる機会が増えました。
この記事ではその経験および各種スペック、そして海外で発売済みのモデルはその評価などを考慮しながら、今回最新モデルとなる【2020~21年モデル】のオススメ度を決めていきたいと思います。
夏~冬モデル全体の特徴と共に、各機種の特徴に触れながらランキングを載せていきます。
2020~21年のモデルの特徴:Snapdragon 865/855、カメラ、低価格スタンダードモデル
まずは2020~21年に販売されているモデル全体の特徴についてを簡単にまとめておきましょう。
2020~21年に販売されているモデルのハイエンドモデルの特徴としては、
- ベンチマークアプリAntutuのスコアが50~30万点を超えるSoCを採用
- 発熱が一昨年のSDM845搭載ハイエンドモデルと比べても明らかに低い
- 発熱が低い機種が多いためバッテリー持ちも優秀な傾向にある
というものを持っています。
このためハイエンドモデル全体の傾向として、基本的な利用において不満はまず出てこない優秀な機種ばかり、となっています。
そのため本末転倒かもしれませんが、2020~21年に販売されているモデルに関してはそれほど吟味しなくてもデザインや価格、気に入った機能などで購入しても全く後悔しないものになっていて、今回のランキングについてもどちらかというと使いやすい機能を重視したものに目を向けたものになっています。
このため今回は一応機能やカメラの良さといったところをベースにランキングをつけていますが、もし気になっている機種のランキングが今回低くなっていてもランキング付けの理由が付加価値や価格といったところにあり、普段使いでは全く問題がない高性能機種なために、どうしてもデザインなどを見て欲しいということであればそちらを選んでもなにも不便なことはないと思います。
それぐらい全機種の実機を触った感想として非常に良いラインナップになっているのを感じました。
2018年の春夏モデルのように発熱が高い機種やスマホとして重すぎる・分厚すぎる機種というものがなく、質の高いバランスの良さが全体的に目立っています。
その中でも機能やカメラなどの特徴の強い機種について今回はランキングの上位に入れているので、性能が良いものばかりの中で選ぶ機種に迷ったら参考にしてもらえればと思います。
そしてもう一つフラグシップモデルとは別に廉価モデルの販売に力を入れてきているのが特徴です。
低価格でも操作しやすいスマホというのをdocomoはかなり厳選して用意してきているため、使いやすさという点においてはこちらも優れた契約というものを出来るようになっています。
特に最近の廉価モデルに関しては「安いのに性能が良い」というモデルが増えており、そこまで性能を求めない使い方なら低価格でスマホを契約することが出来るようになっています。
以上の内容を踏まえた上で各スマホを今回タッチ&トライや実際にレビュー用として購入・借用して利用した感想をベースに各スマホのオススメ度をランキング化したいと思います。
2020年前半に販売されているモデルは定価が安めに。しかも2年ごとに新しい機種へと交換できるドコモおかえしプログラムも用意
ランキングの前に価格の話題も一つ触れておきましょう。
2019年6月からdocomoは完全分離プランに移行、そのために従来の割引を使った端末値下げというのができなくなりました。
そうした中で実質的にスマホが値上げされるのではないかという心配もありましたが、実際にはこれまでよりもスマホの定価が大幅に下がり、高性能機でも10万円を超えない価格なりました。
またドコモおかえしプログラムの登場によって、「2年間6万前後の支払いだけで最新機種へ乗り換え続けられる」という使い方も出来るようになりました。
これは最新のハイエンドスマホを定期的に使ってみたいという方にはかなり嬉しいサービスになると思うので、そこまで値上げりに関しては意識する必要はないでしょう。
特に定価が安くなったという点は嬉しいポイントです。
追記:値下げされた&コスパの良いiPhoneもランキングに反映
なお2019年9月よりiPhoneの古いモデルで大きく値下げされたのと、最新のモデルで安いものがあるのでそちらもランキングに反映しています。
値下げされた&コスパの良い機種は
- iPhone SE
- iPhone 11
の2機種です。
iPhoneに関してはランキング化されるスマホとは異なる価値観のある機種ですが、今回非常に良いコスパを見せるようになっているため、あえてランキング内に入れることによって選択肢を増やしてもらおうと思っています。
ガチで全機種使ってのオススメレビューです
たまにメールで本当に全機種触っているのか、と聞かれることもありますが、ガチで全機種タッチ&トライの先行分+購入によって全機種触って評価しています。
厳密には全部docomoモデルというわけではありませんが、ほぼ変わらない中身なのでレビューに反映しています。
なのでそこらのスペック羅列式のレビューよりもしっかりと『ガチ評価』をしてランキングを付けているので、ランキングに関しては個人的見解ではありますが噓偽りなく付けさせてもらっています。
※追記:流石に全機種レビューは出来なくなってきてます・・・。
上記でドヤ顔で全機種レビューとか言ってますが、流石に機種が多く出てきすぎているのと10万円を超えるハイエンドをちょっと買いすぎてしまったため、新型のハイエンド含め一部のモデルは予算的に触れることが出来なくなっています。
一応相変わらず貸出機などで色んな機種は触れているのですが、「全機種『実機』レビュー」とはいかなくなっているのは申し訳ないです。
ただここでのレビューはどれも実機を使ってみてのレビューとなるため、そこに関しては信用してもらっていいかと思います。
以下ではその実機レビューを行っています。
15位 arrows 5G:ミドルarrowsの良さを継承せず、新たな試みも失敗
- 性能:★★★★☆
- デザイン:★★★☆☆
- カメラ:★★★☆☆
- 価格:★★☆☆☆
メリット:軽くて大画面のミリ波対応5Gモデル
デメリット:電池消費が待機中でも激しい、ベンチスコアが低く性能を抑えている、カメラが価格の割に良くない、最近のarrowsでお馴染みだった「割れない」特徴が失われる
評価として低いものとせざるを得ないのはarrows 5Gです。
こちらのスマホはここ最近ミドルレンジモデルばかりの発売が続いたarrowsシリーズにおける久しぶりのハイエンドモデルとなったのですが、ここまでのミドルレンジモデルで洗練されてきた「arrowsらしさ」というのものが失われてしまっています。
MIL規格23項目に準拠した「壊れにくい」という安心感というものがなくなっており、独自の機能ではExliderや虹彩認証なども排除されてしまっています。
ミドルarrowsが積み重ねてきたarrowsらしい良さというものが失われてしまっていて、これと言った特徴のないスマホになってしまっています。
新機能といったところも頑丈さや虹彩認証の利便性には優るものにはなっていないため、全体的に従来のarrowsユーザーには物足りなさを感じます。
さらにCPUにはスナドラ865と高性能なモデルを採用しているにも関わらず、最大性能が出ないように抑えられたチューニングがされており、ベンチスコアが通常のスナドラ865よりも低くなっています。
ハイエンドモデルを買うユーザーというのはある程度最高性能に近いものを求める人が多いと思いますが、このarrows 5Gではそれを実現できておらずハイエンドモデルとして十分なものになっていないというのがあります。
高額なハイスぺ機種なのに、その性能を出せていないというのは特に他社のスマホとの比較において大きく見劣りします。
さらに不満な点にはカメラも含まれます。
最近のスマホのカメラは独自のソフトウェアによる補正が一つの注目ポイントになることが多いですが、このarrows 5GではそれをPhotoshop Expressに任せています。
ところがこのPhotoshop Expressの補正能力は低く、通常のカメラAIに任せて撮影をした方がマシな写真が撮れます。特に暗すぎる場面ではノイズが多くなってしまい、予備に残された「オリジナル写真」も暗く取れすぎてしまうため、写真アプリとしての有用性が少ないものになっています。
詳しくはこちら↓
arrowsシリーズで好評だった機能の排除、そして性能が抑えられてカメラ性能も高くないというのは10万円以上する価格のスマホとしてはあまりにも満足度の低い内容になってしまっています。
他のハイエンドスマホが少なくとも価格相応さは持っている中で、arrows 5Gの満足度はかなり低いものとなりランキングも下位ということになります。
14位 AQUOS zero2:高性能で軽いが扱いやすさは低い
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★☆☆
- カメラ:★★★☆☆
- 価格:★★★☆☆
メリット:軽くて性能が高い
デメリット:横幅が広くて軽いが持ちやすさはない、肝心のゲーム向け4倍速ディスプレイに不具合が多い
ランキングの中でも低いところに位置するのがAQUOS zero2です。
基本的にドコモのハイエンドモデルのスマホは基本的な性能面に関しては何も不満の無いものが多く、その付加価値といったところが比較のポイントになってくるのですが、このAQUOS zero2はその付加価値といったところの魅力が弱く、しかも色々とバランスがとれていないという問題を持っています。
AQUOS zero2はまずその軽さが特徴的です。
6.4インチというかなりの大画面にも関わらず、重量は世界最軽量である141gという軽さを見せます。
この重量は実際に触ってみると本当に軽く感じることができるわけですが、実際に使用を続けているとこの軽さというのがあまり利用の快適さに繋がりません。
その理由は横幅が74mmと幅広というところ。これが影響して持ちやすさというのが感じにくいものになっており、結果として軽さも活かされないものになっています。
せっかくの軽さが持ちにくさゆえに消されてしまっており、まずその1番の良さというものが感じられにくいものになっています。
さらにもう一つこのAQUOS zero2の良さである240Hzのリフレッシュレートといったところもゲームアプリに限定される上に、これを有効化するとゲームアプリで不具合が起きやすくなるという問題を持ってしまっています。
このようにAQUOS zero2は、その付加価値となる各機能といったものが活かされにくくなっている仕様のため、特徴がなくなってしまいむしろ機能をオンにすると使いにくくなってしまうなどの問題があります。
他のスマホと比べても特徴が出されてないスマホになってしまい、auなんかでは発売数週間で値下げがされてしまうなど、あまり扱いも良くありません。
よほど安くならない限りはランキングとしては低いものにせざるを得ません。
13位 arrows Be4:最安値ながら驚異の機能性の高さ
- 性能:★★☆☆☆
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★☆☆
- 価格:★★★★★
メリット:安心感と便利さが担保された多機能性、そして安さ
デメリット:性能面は価格通りでライトユーザー向け
ミドルレンジモデルの中では最安級の価格を持ちながら、かなり優れた多機能性を持ったスマホとなっているのがarrows Be3です。
オススメスマホとして性能面ではそこまでランキングは高くなりませんが、安心して便利に利用できる機能が多いため、それを考えた時の総合的な観点からするとランキングは高くなります。価格が安いというのもそれを押し上げる要素にもなっています。
arrows Be3は性能に関してはdocomoが現時点で販売する端末の中でも最も低いレベルになっていますが、それでも普段使いするアプリの動作に関してはストレスの溜まりにくいレベルにはなっています。
ゲームなどは本当に軽めのものぐらいまでしか快適に遊べませんが、ライトユーザーが日常生活の中で使う分には困らないスマホといった位置づけになっています。
arrows Be3はこうした性能に関しての能力は弱いものの、その一方で壊れにくい機能・使いやすい機能といったものをこの3万円台の価格のスマホとしてはかつてないほどに揃えてきています。
どのような機能が用意されているかというと次のようなものになります。
- 耐衝撃フレーム
- MIL規格23項目準拠による環境対応性能の高さ
- Exliderによる画面に触れずにスクロール可能な機能
- Super ULTIAS ATOKによる軽い文字入力+手書き入力
これらはかつてはarrows NXのような上位モデルに用意されていた機能ですが、廉価モデルである今機種においてもふんだんに取り揃えられていて利用できるようになっています。
性能面への影響はほとんどありませんが、実際にスマホを使っていく上でこれらの壊れにくい機能の数々は安心して使用できる要素になりますし、Exliderやarrows専用ATOKなんかはよりスマホを便利に使えるということで性能以外の要素における快適な利用をすることができます。
この壊れにくいという特性、そして使いやすさを向上させるオリジナル機能の各種があるarrows Beは、性能面の低さを十分にカバーしてくれるライトユーザー向けのスマホとなっています。
価格の安さという魅力もあるために、ミドルレンジモデルのランキングにおいてはこの位置に入ってくるスマホとして紹介することができます。
12位 Galaxy A41:安定した使いやすさを見せてくれる1台
- 性能:★★★☆☆
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★☆☆
- 価格:★★★★☆
メリット:ミドルレンジらしい価格と安定した性能、持ちやすくて重くない扱いやすさ
デメリット:特徴は少なく、他のスマホと比較した時に強みが少ない
Galaxy A41は悪くないミドルレンジスマホと言える機種です。
性能に関してAntutuスコア自体は低めですが、普通にゲームとかをしなければ快適に動かせる機種となっているので、そうしたミドルレンジらしい使い方であれば不満の少ないスマホです。
エッジパネルのようなGalaxyシリーズで便利に使える機能が用意されており、低価格ながらGalaxyスマホから乗り換えてきた人にとっては同じような使い方ができるスマホになっています。
20:9という比率を持っているため、横幅が狭くて持ちやすいというメリットもありますし、160g台ということで軽さというのも持っています。
全体的に価格を考えれば使いやすさといったところが優れたスマホになっており、ミドルレンジモデルの中で気になっているスマホだということであれば選んでいい機種です。
ただ他のドコモスタンダードモデルと比較をしてしまうと、これといった特徴がない機種というのものになってしまっています。
Xperia 10Ⅱのように21:9というディスプレイ比率で、持ちやすくて軽いボディといったところで特徴が負けており、LG Style3と比べると性能面での見劣りといったものを感じられてしまいます。
単独でみると悪くないスマホではあるものの、コスパを中心に特徴的なものを多く用意してきた他のスマホと比べると、Galaxy A41は見劣りするところが多く、色々と比較をしていくとあえてこのGalaxy A41を選ぶ理由というものがないというのを感じます。
不満は少ないスマホではあるものの、他のスマホの特徴や良さを知った後だとその物足りなさというのは強く感じられてしまうところです。
あえてこのGalaxy A41を選ぶ理由は少ないため、とりあえず他のスマホとの比較をしてから色々と検討をするのが良いかと思います。
11位 iPhone 11 Pro:高性能でカメラも良いが価格の高さには不満も感じる
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★★★
- 価格:★★☆☆☆
メリット:圧倒的な性能の高さ。カメラも3眼でナイトモードを搭載した高い性能
デメリット:同一の性能をもったiPhoneが安く買える中、価格相応の良さを持たない
続いてはiPhone 11 Proをランクインさせたいと思います。
こちらも性能は高いですがランキングとしては低いです。
その理由としてはコスパの悪さが挙げられます。
同じCPUを使ったiPhoneにはiPhone SEとiPhone 11が挙げられますが、それらのiPhoneと比べるとiPhone 11 Proは
- 高解像度有機ELディスプレイ
- 望遠レンズ
という違いしかないものになっていて、これだけの違いのためにiPhone 11とは4万円差、iPhone SEとは7万円以上の価格差となるのはあまりにも価格が高いです。
これを1台購入するよりも、iPhone 11やiPhone SEを買った方が節約になりますし、本来11 Proを買うお金で別途アクセサリー類もそろえることができます。
そのコスパの悪さといったところはiPhone 11 Proのネックとなる部分になるでしょう。
よりコスパの良い契約が多くある中ではiPhone 11 Proは選択肢として魅力の乏しいものになってしまいます。
10位 Galaxy S20:軽くて手に持ちやすい、それでいてハイパワーかつ高性能カメラ
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★★★
- 価格:★★★☆☆
メリット:大画面なのに驚くほど軽くて手にも収まりやすい横幅で大きさがスペック以上に感じにくい・5G対応プランで無制限に通信が可能
デメリット:バッテリー持ちが弱く発熱も強い
6位にはGalaxy S20をランク入りさせてみました。
順位としてはGalaxyということを考えると低いかもしれませんが、先にも書いたようにスマホ性能自体はどのスマホも非常に良くて満足度が高いのは間違いありません。
このGalaxy S20はSnapdragon 865を搭載しているため非常に性能は良く、AntutuのベンチマークスコアにおいてもiPhoneを超える50万点以上を記録するなどの非常に優秀な数値を見せています。
夏モデルの中でもGalaxy S20は抜群に性能が優れており、ゲームや動画編集などといった負荷の強い作業やアプリを利用してもカクついたりしない高い安定感を持っています。
またそうした高性能さを持ちながら、夏モデルの中ではかなり軽い161gという驚異的な軽さを見せる点も高く評価することができます。
他メーカーのスマホが180~190gほどの重さとなっている中で、Galaxy S20は6.2インチの大画面でありながら161gという軽さがあるために非常に扱いやすいスマホになっています。
しかもエッジディスプレイとなっていることで横幅も他のスマホよりも細くなっている69mmという幅感になっており、手に持った時にしっかりとホールドできるサイズ感というものを実現しています。
この絶妙な大きさで軽さも併せ持ち、しかも大画面で高性能というスマホとしての扱いやすさは従来の機種でも中々感じられないレベルになっています。
しかもカメラ性能も夜景や人物撮影に強いという優れた能力を持っており、十分にコンデジの代替が可能なレベルに到達しており、カメラ目的で契約しても良い機種となっています。
ではここまで褒められる要素がありながら何故ランキング的にこの位置になってしまうのかというと、バッテリー性能が弱い点と発熱の高さから、という理由からになっています。
バッテリー持ちは他のスマホに比べると結構弱く、大体他の機種が朝から夜まで使って20%ほどは残るような使い方をしていても、Galaxy S20は10%ほどしか残っていない状態が多いです。
これは結構不安になる数字なので、Galaxy S20を使う上で気になってしまう要素です。
また発熱も高くなっており、ゲームを2試合ぐらいしたらいったん休憩を入れないと不安になる熱さになってしまいますし、単純にスマホが壊れないか不安になってきます。
熱を持つとバッテリーも減りやすくなってしまうため、デメリットが重なって発生してしまう問題があります。
そのため性能もカメラも良いものの、ランキング的にはこの位置になってしまうのがGalaxy S20です。
このデメリットを許容できるのであれば全く不満を感じることは無いのですが、他のスマホと比べるとこちらのポイントは見劣りする点になっているために、ランキングとしては下げざるをおえませんでした。
軽くて高性能、カメラも綺麗でオススメではあるのですが、バッテリーと発熱に弱点があります。
9位 Xperia 1Ⅱ:所有欲を満たされる美しさと独自機能は素晴らしいが発熱とバッテリー持ちに弱点アリ
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★★
- カメラ:★★★★☆
- 価格:★★☆☆☆
メリット:ディスプレイが美しく、デザインもかっこいい。Xperia 1Ⅱにしかない機能である『HSパワーコントロール』が非常に便利な使い方ができ、ゲームユーザーや一部のアプリをヘビーに使うユーザーには助かる
デメリット:発熱が高くなりがちで、バッテリー持ちも悪い。カメラでは特に動画が弱い
Xperia 1Ⅱはこの位置です。
非常に高く評価したXperia 5と比べるとランキングはかなり下がってしまいます。
それだけこのXperia 1Ⅱには問題点が多くなっており、価格も高いために簡単にはオススメしにくいスマホになっています。
まずメリットとしてはデザイン面がかっこ良いというとこ。
スマホというのは毎日使うものになっているため、デザインの良さといったところもこだわるべきポイントです。このXperia 1Ⅱはその見た目の良さはもちろん、触った時の質感といったところも優れているため、デザイン面での良さが特に2020年夏モデルの中でも高いものになっています。
これは特に価格の高いスマホほど、この持った時の満足感や所有欲の満たされ方というのが大事だと個人的には感じるため、Xperia 1Ⅱは十分にそれを満たしていると言えます。
またディスプレイ品質の高さも優れた点と言えるでしょう。
同じ夏モデルのGalaxy S20やAQUOS R5Gと比べても見ている時の画面の美しさは優れており、ついつい手に取ってしまう魅力があります。
長時間見続けるディスプレイが美しいというのは日々使うスマホにおいて地味に大事なポイントになってくるため、そちらが優れているのは評価できます。
そしてXperia 1Ⅱにしか現状搭載されていないHSパワーコントロールといった機能が使えるのも魅力的です。
こちらは「電源ケーブルを繋いでもバッテリーに充電をせずに、直接本体に給電させることによってバッテリーの寿命を減らさない」という機能になっており、ゲームアプリを中心に利用することができます。
充電する形を取っていても、実際は充電をせずに直接給電することになるため、バッテリーが痛まないし発熱もしない、というメリットを得られ長時間ゲームをプレイするのに非常に適した使い方をすることができます。
こちらの機能はゲームアプリが対象ですが、設定を変えることで一部のアプリにも適用されるため、長時間動画をたれ流したりしてもバッテリーを傷めずに済むという使い方をすることができます。
この機能はXperia 1Ⅱにしか搭載されていないため、この機能のためだけにXperia 1Ⅱは買う価値があるかと思います。それぐらい優れたオリジナルの機能です。
こうしたメリットがある一方、はっきりとしたデメリットもあるのがXperia 1Ⅱです。
Xperia 1Ⅱは発熱の高さとバッテリー持ちの悪さといったところを強く感じられてしまうスマホになってしまっており、これらのポイントにはストレスを感じられてしまいます。
特に気温が高い時期ではYouTubeを見ているだけで発熱してしまい、バッテリーもYouTube2時間程度で20%近く消耗してしまうために丸一日これ1台で使うとなるとどこかで充電のタイミングが必要です。
またカメラ性能が特に動画や超広角レンズで微妙なものになっており、他のハイエンドモデルに比べても動画や超広角撮影には弱くなっています。
高額なスマホゆえに完璧さといったところを求めたいですが、残念ながらXperia 1Ⅱは要所要所でネガティブな点が上回るスマホになってしまっています。
メリットをどれだけ重視できるかといったところがXperia 1Ⅱを選ぶ理由として大事になってくるでしょう。
8位 Xperia 10Ⅱ:廉価版Xperiaとして遂にきた決定版
- 性能:★★★☆☆
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★☆☆
- 価格:★★★☆☆
メリット:驚異的なバッテリー持ちとゲーム以外はかなりサクサク感が増した操作性の高さ
デメリット:期待のナイトモードはほとんど活かせず、コスパの悪さも目立つ
Xperia 10Ⅱはミドルレンジモデルの中ではこの位置に。
個人的にはかなり高く評価しているスマホです。ようやくXperiaシリーズの中でミドルレンジスマホとして扱いやすいスマホが出てきたのを感じます。
Xperia 10Ⅱの良いところは、
- 151gの軽さと69㎜の横幅による持ちやすさ
- スナドラ665によってゲーム以外の操作ならばサクサク度高め
- バッテリー持ちが非常に高い
といった部分で、普段の生活で使っていく分には困ることの出ない使いやすさを見せてくれます。
まず軽さは6インチ台のスマホとしてはかなり驚異的なものになっており、手への負担がほとんど感じられません。
横幅も70㎜を超えないために持ちやすく、長く使っていく上で常に快適に利用し続けられるだけの実力を持っています。
そして動作の部分でも軽さというものを感じます。
スナドラ665へとアップグレードされたCPUは、GPUが低いためにゲームには不向きではあるもののゲーム以外の操作においてはかなりミドルレンジスマホの中でもサクサク感がアップしており、使いやすさといったところにおいて良い印象を受けます。
結構ミドルレンジスマホはこのスマホの動作の部分でストレスを感じることが多かったですが、そこが良くなっているのはメリットと言えるでしょう。
さらに優れているのはバッテリー性能です。こちらはXperia 10Ⅱの最大のメリットと呼べるものになっており、まず1日の間にバッテリーを心配する場面というのは出てこないでしょう。
YouTubeを2時間流しても10%も減らないというのは他のスマホと比べてもかなり驚異的なバッテリー持ちの良さを見せます。
全体的に使いやすさを感じられるポイントにおいて良い部分が多く、ミドルレンジスマホの中では当たりの部類になっています。
こうした良さを揃えるXperia 10Ⅱの悪い部分は、スナドラ665なのに価格が高いという点です。
この性能でほぼiPhone SE2に近い価格というのは正直コスパが悪いと言わざるを得ません。
性能も良くはなったとはいえ低い部類ではあるため、それとiPhone SE2が似たような価格というのは流石にコスパが悪いです。
使いやすさ自体は高く評価できるものの、価格設定といったところは褒められないものになっています。
7位 AQUOS sense4:バッテリー持ちは歴代最強クラス!基本性能も高いがモッサリ感には注意
- 性能:★★★☆☆
- デザイン:★★★☆☆
- カメラ:★★★☆☆
- 価格:★★★★★
AQUOS sense4は長くスマホを使いたい人やビジネス用途に使うのに適した圧倒的なバッテリー持ちが特徴です。
このバッテリー性能の高さは現在発売されているスマホの中でもトップでしょう。
ミドルレンジモデルでは対抗がおらず、ハイエンドの中でもバッテリーが良いP30 Pro以上の実力を有しています。
使い方によっては充電をしなくても数日持ちますし、サブ用途で本当に使う機会が少なければ1週間経っても放電しない強さがあります。
バッテリー持ちを最重要視するならばこのAQUOS sense4しかありません。
それぐらい電池に関してはNo.1の実力があります。
さらに性能と機能も揃っているのがAQUOS sense4の良さです。
性能面での弱さが従来のAQUOS senseシリーズの弱点だったわけですが、今回のモデルはミドルレンジ向けのCPUの中でも評価が高くて動作もサクサクさを実現しており、使いやすさといったところが格安機のそれではなくなっています。
動きが引っかかることが少なくなっているため、単純な処理能力といったところでは価格を考えたらコスパの良すぎるものとなっています。
これに加えて機能も高く、防水・おサイフケータイに加えてMIL規格に準拠した堅牢性といったものを備えています。
ここまでを見ると安くてほぼ完ぺきなスマホという事になるんですが、AQUOS sense4はタッチパネルの精度が低く、スクロール速度も独自に調整をしているために性能は良いはずなのに動きが遅く、カクついて感じることがあります。
スクロールに関してはある程度慣れるかもしれませんが、タッチパネルの精度は音ゲーなどがまともに遊べないレベルになっているので、ゲームユーザーや文字入力を多く行うユーザーにとっては、性能の割に動きが悪いスマホ、と感じられてしまいます。
基本性能が高く、機能性もしっかり揃っていながら安いため、本来であればもっと順位が高くても良かったのですが、残念ながら動きのモッサリ感ゆえに順位は本来の性能よりも低めです。
6位 iPhone 11:一括8万円台からのiPhoneとして安さを持ちながら、非常に高性能なモデル
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★★★
- 価格:★★★★☆
メリット:大画面で高性能、それでいて価格が安いためにコスパ良く買えるiPhone。豊富なカラーリングが魅力
デメリット:解像度が低く、これといった特徴のない液晶画面
もう一台ランキングに加えるべきiPhoneとしてはiPhone 11を挙げられます。
このiPhone 11はコストパフォーマンスが相当に高いものになっており、性能比で最も安いハイエンドモデルを買いたいという場合にはこちらをその候補として挙げることができます。
今docomoのiPhone 11は安く高性能なスマホやiPhoneが欲しい人はもちろん、特にゲームをよく遊ぶという人にもオススメできる高コスパスマホになっています。
iPhone 11は現在docomoでは8.6万円から購入できるという価格をつけています。
これはiPhone 11の性能を考えた時にとんでもなく安い価格です。
iPhone 11には顔認証であるFace IDやおサイフケータイ相当のApple Pay、そして防水・防塵機能といったスマホとして必須の機能をしっかりと持ち、6.1インチで動画などにも強い大画面、そして何よりもA13 Bionic搭載でAntutu47万点以上の数値を誇る高性能SoCを搭載した本当に高性能なモデルです。
iPhone 11 Proとほぼ一緒の性能ということで性能に不満を感じることもなく使うことができる超高性能モデルなわけですが、そんなレベルの高性能機種が8.6万から購入できるというのは相当に安価な価格設定であると言えます。
同じようなAntutuスコアを見せるAndroidの高性能モデルだと10万円を超える価格設定になりがち、iPhone 11 Proとの比較では普通に3~4万円ぐらい価格が変わってきてしまうという中で、この性能の高さに比べて価格設定の安さというのはiPhone 11のコスパの良さといったところにおいて非常に優れたポイントです。
これは今後数年間メイン機種として使うのはもちろんですが、ゲーミングスマホとしてもコスパが良すぎる価格となっているために、そうした目的での契約というのもオススメすることができます。
またカメラ性能もP30 ProやGalaxy S20ほどではないものの高く、夜景やコントラスト差が強い場所での撮影でも綺麗に撮れます。
標準より綺麗で白飛びとかがしない写真が撮れるため、こちらも満足度の高いスマホになってくれます。
性能がトップクラスに良く、機能も揃い、カメラも結構綺麗、そして何よりもiPhoneとして安定感を持ちながら、価格が8.6万円からで済むというのはコスパが良すぎてしまいます。
これなら従来のiPhoneユーザーは買い替えに適しているといえるでしょう。この価格で相当に性能が上がったiPhone 11を契約できるのは本当にお買い得です。
iPhoneを安く使いたかった人やこれからiPhoneを使ってみようという人には性能もカメラも機能も全てが高いこちらのiPhone 11をオススメします。
というか現状最新のモデルとしてiPhone 11 Proというのはあえて選ぶ必要性が少なく、iPhoneを買うならこっちのiPhone 11の方で十分といえる状況になっています。
個人的には特にこのグリーンカラーが大好きです。
5位 AQUOS R5G:発熱が低い最高性能のスマホ、今なら通信無制限の使いやすさも利用できる
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★★
- カメラ:★★★★★
- 価格:★★★☆☆
メリット:大画面で高性能なだけでなく機能が豊富、発熱がしにくく長時間操作できる。5G向けのプランで契約をすると無制限で使える
デメリット:ゲームアプリは特に中国メーカーのアプリと相性が悪い
評価の高い5GモデルのスマホとしてはAQUOS R5Gを挙げることができます。
5G対応機種はSnapdragon 865が発熱しやすいために熱との戦いになるわけですが、このAQUOS R5Gではかなり優秀な放熱設計が用意されており、発熱の心配というのがかなり抑えられています。
Galaxy S20なんかと比べても心配なレベルにまで熱くならないので、長時間の操作にも十分に耐えてくれます。
8K動画も気温にもよりますが30分通しで撮影することが可能になっていたりと、かなりの発熱の低さを見せてくれます。
さらに性能も高く、今回紹介したスマホの中でも放熱性の高さゆえにベンチマークスコアではトップクラス。ゲームもネットイース系のアプリ以外は快適に動くのでかなり使いやすいスマホになっています。
安心して長時間ゲームを操作することができるので、ゲーミングスマホとしての一つの最適解が得られる機種と言えるでしょう。
前面指紋認証など最近のハイエンドモデルではデザイン面から用意されていない使いやすい機能も利用することが出来るため、かなり幅広い世代にオススメできるハイエンドスマホとなっています。
さらにAQUOS R5Gを契約する場合は5Gの料金プランとなるため、500円ほど値上がりはするものの今なら終了期間未定のキャンペーンによってデータ通信量が無制限で利用することができ、通信量やWi-Fiの有無を気にせずにネットが出来るという利点もあります。
スマホとしても使いやすく、プランも使いやすいものになっているため、ヘビーユーザーを中心に中高年世代にもオススメなスマホになっています。
価格は高額ですが、その価値も十分なスマホです。
4位 iPhone SE:信じられないほどコスパが良い。iPhoneユーザーであれば間違いなく選ぶべき一台
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★★☆
- 価格:★★★★★
メリット:カメラも性能も非常に良く、何よりも価格が安いという高いコストパフォーマンスを見せる
デメリット:特にないぐらいに素晴らしい
上記のGoogle Pixel 3aのコスパの良さをさらに超えてきたのがiPhone SEです。
はっきりいってdocomoのミドルレンジモデルではここまで紹介してレビューしてきたどのスマホよりもこのiPhone SEを買ったほうがトータルでのコスパの良さというのは群を抜いています。
それぐらいにiPhone SEはミドルレンジモデルのラインナップの中では飛びぬけています。
Google Pixel 3aでも全体の中では飛びぬけた存在でしたが、そのGoogle Pixel 3aをさらに超越してきているのがiPhone SEです。
iPhone SEはCPUにA13 Bionicを搭載しています。このCPUはiPhone 11 Proに搭載されているCPUとなるため、なんと単純な性能ではiPhone 11 Pro相当になるというのがこのiPhone SEの最大の特徴です。
それなのに価格は6万円以下と、ミドルレンジモデルにしては少し高めですが性能比で見た時のコストパフォーマンスの良さはちょっと他のスマホを圧倒しています。
さらに耐水・防塵、Apple Pay、しかもApple Payは電池切れをおこしてもしばらくは動作するようになっているため、今までよりも電子マネーが使いやすいものに進化しています。
さらに顔認証と指紋認証の両方が使えるために、マスクをしていてもロック解除がしやすいものになっています。
サイズも4.7インチのコンパクトなものになっており、全体として「これが6万円以下から買えるのか」と驚かされるクオリティとなっているミドルレンジスマホです。
カメラもiPhone XS以上の実力を持っていて、特に暗い場面での撮影に強いというメリットも持っており、iPhone 8なんかとデザインは一緒ですが大きく進化を見せるスマホになっています。
特にスマホにこだわりがない、iPhoneを今までも使っているということであれば、こちらのiPhone SEは圧倒的な使いやすさを見せる1台として、ミドルレンジモデルの中では断トツにオススメできるスマホになります。
これが6万円以下から買えるのは破格すぎると言っていいでしょう。
3位 Xperia 5Ⅱ:万人にオススメできる使いやすいサイズ感。性能も高くて隙が無さすぎる1台
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★★
- カメラ:★★★★☆
- 価格:★★★★☆
メリット:コンパクトなサイズ感でありながら非常に多くの情報量を取得できる
デメリット:アンビエント表示をした時の電池持ちが悪い
Xperia 1Ⅱに代わって発売されており高い順位になっているのはXperia 5Ⅱです。
Xperia 5ⅡはXperia 1Ⅱの良かったところをそのまま使えながら、手に持ちやすくして軽くすることによって更に扱いやすさを向上したモデルです。
Xperia 1Ⅱ以上に使いやすくなったのに、性能やディスプレイの持つ特徴というのはそのまま、しかも価格が安くなるということでXperia 1Ⅱ以上に評価をすることができるスマホになりました。
Xperia 5ⅡはXperia 1Ⅱのように21:9のアスペクト比を持ったディスプレイとなっているため、1画面中に表示される情報量が多いためにスクロールをする手間が少なくなりますし、なにが書かれているのかをチラ見することができるためにコンテンツの内容を理解するのに役立ちます。
これについてはXperia 1Ⅱの順位付け理由のところでも書いてある通りですが、Xperia 5は6.1インチとXperia 1Ⅱの6.5インチよりも小さいサイズながら、文字の大きさを少し小さくすることによって表示量はほぼXperia 1Ⅱと同等のものになっています。
サイズが小さくなっているのにXperia 1Ⅱと同等の情報量が得られるというのはXperia 5Ⅱの大きなメリットと言えるでしょう。
Xperia 1Ⅱと同じ情報量が画面に映し出されるにも関わらず、Xperia 5Ⅱは小型化を実現しているのです。
幅は68mmとほぼiPhone 8と同じような横幅となるため、Xperia 1Ⅱから比べてもかなり持ちやすさというものが向上しています。
しかも軽さも20g以上軽い163gということで手首への負担というものが少なくなっています。この横幅の狭さによる持ちやすさと本体の軽さによる扱いやすさといったところは、このXperia 5ⅡがXperia 1Ⅱそのままの良さとは別に新たに得たメリットになっており、これがXperia 5ⅡをXperia 1Ⅱよりも上位に置く理由となっています。
Xperia 5Ⅱが見せる情報量の多さとスマホとしての軽さと持ちやすさというのは、これまでどんなスマホも両立しえなかった特徴になるわけですが、Xperia 5Ⅱはそうした2つの相反する特徴を絶妙なバランスでどちらも有しており、コンパクトモデルなのに高い情報処理能力というかつてない稀有な存在感を放つスマホになっています。
常用する「普通のスマホ」としては間違いなく「後悔しない一台」となってくれる満足度の高いスマホであり、サイズ的にも万人にオススメできる非常に優れたスマホになっています。
さらに機能面ではXperia 1Ⅱで好評だった給電機能であるHSパワーコントロールが使える上に、ディスプレイは120Hzの高リフレッシュレートを実現。
Xperia 1Ⅱよりもさらに動画など動きのある映像に強くなりました。
しかも設定を変更することで疑似240Hzにも対応しており、ゲーム操作なんかをよりヌルヌルに表現できるようになっています。
Xperia 1Ⅱにはないディスプレイ表現が出来るスマホになっており、特にスクロール中の表示などをよりくっきりはっきりと表示できるようになるため、スマホに触れる機会が多い人ほど恩恵を感じられるものになっています。
Xperia 1Ⅱではそこまで強みではなかった持ちやすさといったところが大きくポジティブに進化しており、「コンパクトモデル・普通のスマホ」といった枠組みの中では本当に隙の無い機種となっています。
さらに機能も増えたことでより便利なっていますし、バッテリー持ちも4Kの負荷が強い1Ⅱよりも圧倒的に良いために万能感が高いです。
価格も10万円をギリギリ超えない安さのため、ハイエンドモデルの中でも使いやすさというのがあります。
現状Xperia 5Ⅱは個人的に使ってきたスマホの中では上位にすることができます。
2位 LG Style3:大画面ならコレ!iPhone SE並みに性能が高くて大画面でコスパが良い
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★★☆
- 価格:★★★★★
iPhone好きであるならばiPhone SEがミドルレンジ価格でありながら高性能なモデルとしてオススメ出来ますが、もしもAndroid派であるならばLG Style3がiPhone SEのような低価格かつ高性能スマホとして今docomoにおいて驚異的なコスパを見せています。
ミドルレンジ帯の価格(34,276円)にも関わらず、搭載しているCPUはSnapdragon 845というかなり高性能なものを有しています。
Antutuスコアでも29万点近くを記録し、ゲームプレイにおいてもほぼハイエンドモデルと遜色ない快適さを示してくれ、安いのにハイエンドモデル同等に利用できます。
また機能が高いのも魅力です。
防水・防塵、おサイフケータイが使えるようになっていて、カメラにも超広角レンズが備わっており撮影手法に幅が出ます。
指紋認証と顔認証も併用できる利便性があり、際立った機能というものはないものの定番の便利機能をしっかりと利用できるものになっています。
iPhone SEとの違いは画面の大きさといったところでしょう。
LG Style3は6.1インチとかなり大画面のスマホになっているため、iPhone SEの4.7インチというサイズ感では小さすぎるというユーザーにとっては「安く買える大画面なハイエンド級スマホ」としてオススメすることが可能です。
カメラ性能も価格の割にやはり高いため、ミドルレンジスマホの中に紛れ込んだ準ハイエンドスマホとして非常に稀有な存在感を見せています。
単純にコストパフォーマンスを重視した時にはiPhone SEとこのLG Style3のどちらかを選ぶのが良いでしょう。
ただSnapdragon 845を搭載しているという事もあり、電池持ちがそこまで良くない、という弱点があるため、そこには注意が必要です。
1位 P30 Pro:圧倒的なカメラ性能とバッテリー性能を備えたカメラスマホ
- 性能:★★★★★
- デザイン:★★★★☆
- カメラ:★★★★★
- 価格:★★★★★
メリット:圧倒的なカメラ性能。写真の美しさだけでなくズームとマクロが非常に強い。コスパの良さも非常に魅力
デメリット:少し重たく感じる
P30 Proに関してはかつて最下位でしたが無事販売されたのでランキングを大きく上げています。
P30 Proに関しては性能について文句なしの機種であることは間違いありません。Kirin 970はベンチマークスコアこそ他のスマホが採用しているSnapdragon 855よりも劣るものの、それでも30万点は記録しています。
性能面以外でP30 Proの特徴として用意されているのがカメラの良さです。
ライカレンズを使った非常に美しい写真というものを残すことができます。P20 Proなんかに比べると特にAI補助による強すぎる発色などが抑えられており、かなり自然な写真を作りやすくなった印象になっています。
ビビッドさはなくなりましたがそれによって青空や緑の草木の表現がこれまでよりも落ち着いてきており、一眼レフカメラに近い写真をつくりやすくなっています。
相変わらず夜景にも強く、暗い中でもダイナミックレンジが広くて黒つぶれも白飛びもしない正確な写真を撮れるようになっています。
さらにこのモデルからは50倍もの超倍率ズームというものが利用できるようになっており、画質の問題はあるものの非常に高倍率なズームでの撮影を実現しています。
スマホのカメラを良く使うという人やコンデジを持ち歩いているという人には、このP30 Proを購入することによってカメラ性能がより大きくアップする上にコンデジ程度なら持ち歩かなくても十分いけるというメリットを得ることができるほどのカメラとなっています。
カメラ性能についてはGalaxyなんかも非常に良いものを持っていますが、それを超えてくるカメラ性能を持っているのがこちらのP30 Proです。カメラを一番に考えて選ぶのであればこちらの機種といえるでしょう。
ここまで「性能」と「カメラ」がとても良いという評価をしてきており、これだけでも正直P30 Proは買いだと思うのですが、さらに評価できる部分として「バッテリー性能」という点があります。
このバッテリー性能は2019年夏モデルの中で最も高いものになっています。AQUOS R3を超えるレベルです。
かなり長時間使っても電池がしっかりと残っていますし、スタンバイ状態でもほとんどバッテリーを消耗しないために非常に安心して使えるバッテリー性能を持っています。
今回のランキングの中では間違いなく頭一つ飛び抜けたバッテリー持ちの良さを使っていても感じるため、このP30 Proは電池持ちといった観点からもオススメできるスマホです。というか電池持ちで選ぶなら確実にこのP30 Proです。
P30 Proはこうした性能・カメラ性能・バッテリー性能といったところで圧倒的な使いやすさを見せるわけですが、今だとそうした機種がなんと5万円以下で買えるというのはあまりにも安すぎるものになっています。
もともと9万円を超える価格だったわけですが、それが定価値下げが行われた影響で一気に5万円以下となる48,312円という金額をつけることになりました。
これによって5万円以下で買える超高性能スマホ、というものがP30 Proの契約においては可能になっており、コストパフォーマンスの良さでは今どんなdocomoスマホよりも群を抜いて良いものになっているのがこのP30 Proです。
コスパの良さを重視するならこのP30 Proが今一番お買い得です。
「性能」「カメラ」「バッテリー持ち」といった3要素がトップクラスである非常にバランスの取れたスマホでありながら、「価格」というところでもdocomoのハイエンドスマホとしてはかなりお買い得感のある内容なので、トータルで見た時にとんでもなく優れたスマホであるのがわかると思います。
唯一の欠点はスマホとして重量があるという点でしょうか。192gと他のスマホと比べて重いため、その点だけは他のスマホの方が優れていると言えます。
問題は在庫が限られているという点ぐらいです。なので少しでも興味を持ったオンラインショップの在庫を確認し、まだ残っているようなら契約するようにしてください。
以上がdocomoの最新モデルを実際に触れた中で感じたオススメ機種の順位表です。
厳しい評価をするようなスマホはほぼなく、実際販売が始まっている機種は評判や口コミでも良いものを得ているため、今回は相当充実したラインナップになっています。
全体的に「ハズレ」のスマホがないのは良いところです。どのハイエンドモデルも過去最高レベルの性能とカメラとなっており、動作も安定していることでスマホとしては非常に使いやすくなっています。
個々の気になるポイントはありますが、それらを許容できるのであれば正直どれを選んでも満足度の高いスマホとなることは間違いありません。その点では今回の夏モデルはどれを選んでも性能面では安心してオススメ出来るスマホばかりです。
今回のランキングを含めて気になっているスマホがあれば契約してみると良いでしょう。
機種変更をするならドコモオンラインショップで
ここで紹介したスマホを契約しようという場合には、ドコモオンラインショップをオススメしています。
その理由は簡単で、ドコモオンラインショップでならばお得に機種変更が簡単に出来てしまうからです。
オンラインショップでは
- 通常2000円or3000円かかる事務手数料が無料
- 頭金が0円
- ネットから簡単に手続きが可能
- 2500円以上の価格のあるスマホなら送料無料で自宅に届けてくれる
- チャットサポートで自宅からプランや端末比較の相談ができる
こんなにお得で便利に契約できるメリットが数多くあります。
特に事務手数料と頭金といったスマホ契約では必須の支払いがオンラインショップであれば無条件に0円に出来るのはオンラインショップが持つ強烈なメリットなのは間違いないです。
こうした端末価格以外の支払い金額というものを気にせずに契約できる、しかも全国から契約可能というのは間違いなくドコモオンラインショップがお得な点と言えます。事務手数料のような本来なら必須の出費をオンラインショップ限定で抑えることができるのは、より安くお買い得に購入しようとするならば得ておきたいメリットになるでしょう。
他にも自宅から全ての手続きが可能なため、わざわざ時間をかけて契約に行く必要もありません。即日スマホが手に入るというスピード感はありませんが、手続きが本当に5分以内に終えることが出来る上に最短2日ほどで到着するのは楽です。時間を気にせず契約できて無駄にもしないのは社会人や主婦の方に大きなメリットになるはずです。
それにオンラインショップの販売ページ内ではチャットサポートが最近では行われており、店頭の便利な要素であるプラン相談や端末の相談といったものも行うことが可能になっています。オンライン契約に抵抗感がある人でもこれなら契約しやすいでしょう。
こうした理由から機種変更をするのならばドコモオンラインショップをオススメしています。