「スリートップ」・・・ではなく「おすすめスマートフォン」3機種の内の一つとしてdocomoが推すARROWS NX F-01F。これまで数々の不具合を生み出した先代ARROWSにより完全に地に落ちたブランドの一つになってしまったが、夏モデルとして登場したARROWS NX F-06EにおいてついにTegraと決別。CPUをクアルコムのSnapdragonに変更したことでかなり安定した動きを見せる機種になり、汚名返上を成し遂げるための第一歩を踏み出した。今回の機種にもS800が採用されているとのことで、これまでのような致命的な不具合は出てこない・・・はずだろう。天下のdocomo様がそんな機種オススメするわけない・・・よね?省電力の実現を期待されるWhiteMagic液晶を搭載しているため、新しいもの好きにはいいかもしれない。
ARROWS NX F-01Fの本体価格は70,560円となっている。これを分割購入した場合、2,940円×24ヶ月の分割料金になっている。
SHARPのAQUOS PHONE ZETA SH-01Fも同様の価格と月々サポートになっているため、ほぼ同じ計算で維持費が計算できる。
・月々サポート(10月10日時点)
新規
2,520円(2年間合計60,480円)
機種変更
1,680円(2年間合計40,320円)
※はじめてスマホ割適用時に210円毎月増額。
※ありがとう10年スマホ割でも210円毎月増額。
MNP(本体分割金と同額のため、実質0円に)
2,940円(2年間合計70,560円)
・最低維持費
ARROWS NX F-01Fを購入検討中で、データ通信をWi-Fiや別の会社のMVNO SIMで利用しようと考えている人は端末契約回線の最低維持費について気になるところだろう。
ここではARROWS NX F-01Fの最低維持費について、新規・機種変更と、MNPそれぞれの場合で計算してみた。
以下がその計算式である。
新規の場合(月々サポート 2,520円)
タイプXi2ねん | 780円 |
Xiパケホーダイ ダブル | 2100円 |
月々サポート | ▲2520円 |
eビリング | ▲21円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
合計(本体代一括購入時) | 342円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 3282円 |
新規においてはこのような料金プランを組むことで契約回線の最低維持費は342円になる。(一括購入時。)(月々サポートを使わない場合は音声契約のみで762円で維持できる)
機種変更の場合(月々サポート 1,680円)
タイプXi2ねん | 780円 |
Xiパケホーダイ ダブル | 2100円 |
月々サポート | ▲1680円 |
eビリング | ▲21円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
合計(本体代一括購入時) | 1182円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 4122円 |
機種変更においてはこのようなプランでひと月あたりの最低維持費は1182円となる(月々サポート利用時)。(月々サポートを使わない場合は音声契約のみで762円で維持できる)
なお、この契約状況からデータプランである「Xiデータプラン2 にねん」と呼ばれる2500円からのプランを契約すると、最低維持費は802円まで下げることができる。
MNPの場合(月々サポート 2,940円)
タイプXiにねん | 780円 |
Xiパケホーダイダブル | 2100円 |
月々サポート | ▲2940円 |
eビリング | ▲21円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
合計(本体代一括購入時) | 3円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 2943円 |
※ドコモへスイッチ割により13ヶ月間この金額から更に780円引き
このような料金プランを組めばMNPで契約した場合の最低維持費は3円ということになる。
※3円維持について計算上はマイナスになるが、ユニバーサル料は月々サポートで相殺されないため、3円の維持費はかかってしまいます(eビリング適用を適用させるとマイナス料金。docomoの請求額は0円になるが、あえて3円維持表記にしている)。
回線を寝かせた場合のデータ通信については以下のMVNO SIMをオススメしたい。日ごとに高速通信が無料で利用可能な通信量が30MBからついてくるため、ヘビーな使い方で無ければほとんど低速制限にかからず毎日利用できるようになるだろう。
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・通常利用での料金
ここではARROWS NX F-01Fを購入し、そのまま通話プラン、パケットし放題プランに加入した場合の利用料金を考えていきたい。
パケットし放題のプランについて、docomoではいくつかの利用形態に応じたパケホーダイのプランが用意されている。今回は1台持ちを想定したスタンダードなプラン「Xiパケホーダイ フラット」で計算をしている。速度制限が7GBを超過してからのプランになる。
新規の場合
タイプXi2ねん | 780円 |
Xiパケホーダイフラット | 5985円 |
SPモード | 315円 |
月々サポート | ▲2520円 |
eビリング | ▲21円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
合計(本体代一括購入時) | 4542円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 7482円 |
機種変更の場合
タイプXi2ねん | 780円 |
Xiパケホーダイフラット | 5985円 |
SPモード | 315円 |
月々サポート | ▲1680円 |
eビリング | ▲21円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
合計(本体代一括購入時) | 5382円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 8322円 |
MNPの場合
タイプXi2ねん | 780円 |
Xiパケホーダイフラット | 5985円 |
SPモード | 315円 |
月々サポート | ▲2940円 |
eビリング | ▲21円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
合計(本体代一括購入時) | 4122円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 7062円 |
※ドコモへスイッチ割により13ヶ月間この金額から更に780円引き
以上が通常利用による運用費である。
今回は通信制限が7GB制限のXiパケホーダイフラットを利用して計算しているが、この他にも通信制限が3GBのXiパケホーダイライトがあり、そちらだと通信制限になる通信量が低めに設定されている代わりにもう1000円ほど維持費は安くなる。
自分の利用方法に応じたパケホーダイの選択をしていただきたい。
最低運用データ回線
ここでは通話が利用できないが、データ回線契約でネット利用が可能なプランでの契約による最低運用費を計算してみた。
計算に利用するプランはデータプランである「Xiデータプラン ライト にねん」に「Xiデータプラン ライト割」をつけたプランだ。
これを利用すると月3GBを超えると128kbps通信制限がかかるものの、月3980円からネットが可能だ。さらにここに月々サポートによる割引が加わるため非常に安くネットし放題の回線が持てる。
新規
Xiデータプラン ライト にねん(ライト割適用済み) | 3980円 |
SPモード | 315円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
eビリング | ▲21円 |
月々サポート | ▲2520円 |
合計(本体代一括購入時) | 1757円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 4697円 |
機種変更
Xiデータプラン ライト にねん(ライト割適用済み) | 3980円 |
SPモード | 315円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
eビリング | ▲21円 |
月々サポート | ▲1680円 |
合計(本体代一括購入時) | 2597円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 5537円 |
MNP
Xiデータプラン ライト にねん(ライト割適用済み) | 3980円 |
SPモード | 315円 |
ユニバーサル料 | 3円 |
eビリング | ▲21円 |
月々サポート | ▲2940円 |
合計(本体代一括購入時) | 1337円 |
分割本体代 | 2940円 |
合計(本体分割購入時) | 4277円 |
MNPならば1337円でネットし放題の回線が手に入ることになる(端末一括購入時)。特に音声通話を求めていない人はこちらの契約方法がお得になるだろう。
なおこれらの金額は10月10日時点での月々サポートおよびdocomoの料金プラン・キャンペーンを利用した計算となる。
時期によって月々サポートや利用できるキャンペーンなどが異なるため、各自購入時に再度変更点などを確認してほしい。