2013年のdocomo夏モデルとしてSHARPから発売されている「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」。現在このスマートフォンの白ロム価格が非常に安くなり買い求めやすい価格になっているのでお伝えしたい。
10月にdocomoの投げ売り施策とも呼べるダイレクト割(ご愛顧割)の対象端末となったことで、機種変更価格が29,400円・新規で19,320円という、夏に発売された機種としては異例の安さになっているSH-06E。MNPでも一括0円にキャッシュバックを数万円付けられる状況が続き、この1ヶ月間その白ロムが主に未使用の状態で多くの買い取り店へと流れていった。
その結果10月のダイレクト割入りから買い取り相場・白ロム価格は暴落、2013年夏モデルという最新機種だというのに、11月現時点でのAmazon上での白ロム価格は22,000円というスペックのわりには安すぎる価格が付けられてしまっている状態だ。
スペックは十分、タッチ精度は・・・
白ロム価格は22,000円前後と安めではあるものの、そのスペックは非常に高性能となっている。
4.8インチフルHD IGZOパネル、CPUには4コアのS600、防水・おサイフ・赤外線・ワンセグと、22,000円前後で売られているスマホにしてはハイエンドモデルと遜色ないスペックである。
Web閲覧などで多少負荷のかかる操作を行っても、ほとんどストレスを感じることのないレベルで操作を継続することが可能だろう。処理に手間取ったりしてフリーズしたり、アプリが落ちてしまうといったストレスは極微小だろう。
一方でタッチパネルの判定というかタッチの精度といった部分は、ネット上で散々指摘されているように決して優秀ではないと言えるだろう。今年発売された比較的新し目のスマートフォンを既に持っているという人がSH06Eを触ると、違和感としてそのタッチ精度の微妙さに気づくはずだ。一応ソフトウェア更新でこれらの問題は解決しているようだが、実機に触ったのがソフトウェア更新前のバージョンであるため、どの程度改善したのかは確認できていない。タッチ精度に重点を置く作業やゲームをするために購入しようと考えている人は、その辺りの品質を覚悟の上で購入してもらいたい。
MVNO SIM用の高スペスマホとしてはコスパ良し
タッチ精度は微妙にではあるが気になるものの、ゲーム以外のウェブブラウジングなどを中心に利用する場合ならばタッチ精度は気になるレベルにはならないだろう。こうしたゲーム以外の目的で利用することが大半ならば、22,000円で購入可能な高スペックスマートフォンとしては非常にコスパのいい白ロムになることと思われる。
docomoの白ロムということで、格安MVNO SIMが利用可能であるという点も大きいだろう。2013年度のモデルで22,000円前後で買える高性能な白ロムスマートフォンでは、他にF-02Eが19,000円前後で買えるぐらいだ。F-02Eの不具合やら操作感とSH-06Eの不具合やら操作感を天秤にかけた場合、数千円の差で幸せになれるのはSH-06Eのほうであろう。2013年度の白ロムスマホでありながらMVNO SIMが使えるという点において、この価格は高コスパと言っていいお買い得感のある値付けだ。
白ロム供給が止まり気味
と、このように性能のわりには価格が安いSH-06Eであるが今後の白ロム価格はどうなっていくのかを考えてみたい。
一つの目安になるのがF-02Eの値動きだろう。こちらはSH-06E同様にダイレクト割機種として投げ売り対象となった富士通の春モデルスマートフォンになる。
この機種は今回のSH-06E同様にMNPでのキャッシュバック付きスマートフォンとして広く投げ売りをされていた機種で、一時期白ロム市場に大量に溢れていたお買い得スマホであった。白ロム価格も15,000円以下に落ちる時期があるなど、性能の割に安めのスマホとしてSH-06Eの現在の状況とほとんど同じ動きをしていた機種だ。
それもしばらくするとdocomo側の在庫が尽きた影響で白ロム市場に段々とF-02Eが出回らなくなっていき、スペックの割に安い白ロムという評判は高まるもモノが行き渡らなくなっていった。結果として白ロム価格は現在19,000円と、最安値から5,000円ほど高値をつけて売られている。
SH-06Eにもこれと同様の動きが予想されるため、今後は安くなる一応の確率を孕みながらも、値上がりする確率のほうが圧倒的に高くなるだろう。現にMNPでの高案件は減ってきており、白ロムの供給がこれから減りそうな気配を見せている。1万円台への突入を期待する人もいるかもしれないが、現時点で買い取り価格が18,000円前後をつけており、それはちょっと無理のある価格になりそうだ。
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というわけで購入のタイミングとしてはこの辺りの価格が底値になりそうなのでお早めに。
お久しぶりです。
情報提供です。もしご存じ・既出でしたら申し訳ありません。
こちらの記事を拝見し、ナイスタイミングだったのでSH-06Eを購入しました。
これまでiPhone4s(カナダ版)で使用していたXiデータプラン(mopera U)SIMでの運用です。
起動・ネット接続・FWアップデート・プリンアプリ(Google Play系)のアップデートは問題ありませんでした。しかしdocomo系アプリがアップデートしようとすると接続エラーや認証エラーを起こします。
「docomo Wi-Fiの接続に問題がある」とログが残るのですが、契約しているmopera Uはdocomo Wi-Fi対応ですし、実際に接続できる事も確認しています。
それでdocomoショップに持ち込んだのですが、ショップでも原因が分からず”本部”にまで対処方法の確認を取っていましたが、待たされる事1時間以上。結論として・・・
「spモードを契約していないとdocomo系アプリはアップデートできない」
というショボーンなものでした。
とりあえずショップのSIMを入れてアップデートしてもらいましたが、今後もアップデートの為にはショップに持ち込むか、友達のSIMを借りるか・・・。
こんなに判りやすい問題が初案件と言う事はないと思うのですが・・・。対応がおそまつであり、仕様としても問題があるように思います。またdocomoスマホ全てに共通する仕様なんでしょうか?
だいぶ昔にそういう事例は聞いたような覚えはありますけど、docomoID開始でそうした問題はなくなるという認識だったのですがダメなのですかね・・・。
非プリイン系のdocomoアプリが出ているので、spモード必須だとこれから対応出来ないとは思ってるんですが。
自分のでは自宅のWi-Fiでdocomoアプリは問題なく更新できているのでSH-06E等の個体差ですかねぇ。
dマーケットを利用するためにdocomoIDが必要で、これはmopera Uで問題ないのですが、ドコモアプリWi-Fi利用設定を行うためにはアクセスポイントがspモードでなくてはいけないため(Wi-Fi接続だと警告がでる)、mopera Uでは肝心のドコモアプリWi-Fi利用設定にアクセスできない・・・というような状態です。
ただ現在私のSH-06Eが、使用していると突然終了メッセージが点滅表示されたり、アプリ自体が起動しなくなっており、リセットしても状況が変わらないので私の端末自体に問題があるかもしれません。
また明日docomoショップに行ってきます。
個体差・・・なのですかねぇ。docomoIDの刷新に端末側が追いついてないという問題ならばじきに解決しそうですけど。あとはdocomoID側の認証端末に登録されていないとかですかね。
続きの報告ですが、笑い話に変化しました。
自宅で確実に異常動作する手段を確立し、3GでもLTEでも自宅Wi-FiでもドコモWi-Fiでも現象を確認し、念のため入店直前にも確認し、カウンターに着いたら全然正常動作しちゃうました。
『どのあたりで、その症状が出るのですか?』
「いぇ、現在のその画面に進んだ事がありません」
なんというか、先生の前では反抗的なのに、親の前では良い子の小学生みたい。
とにかくテスト環境・手順・症状を熱弁し、『あぁホントにチェックしたんだコノ人』という事をなんとか信じてもらい、端末はメーカー送りになりました。
なぜ?docomoショップのWi-Fiは何か違うの?もぅ私も店員も訳の分からん状態です。
ただ、代行機としてXPERIA Aを貸し出してもらいました。しょうがないので、(返すときに怒られない範疇で)コイツをいじり倒します。
一応問題は解決・・・ということになるんですかね。原因がわからないのが気持ち悪いですが。
この辺はAndroidの不便なところですねぇ。
とりあえず大丈夫そうなので安心しました。