MNP案件

MNP一括0円&キャッシュバック付きで契約できるスマートフォン 11月編

 

ネタもないので昔やってた特集を今向けに。

今月の注目すべき、というかお得なMNP案件を3キャリアそれぞれで見ていきたいと思う。一応取り上げる条件としては「MNP一括0円」であることと「キャッシュバック付き」であること。あとはなるべく新しい機種であることを重点に見ていこう。

どのキャリアも一応最新モデルをMNP一括0円で、それでいてキャッシュバックもつけてきてくれているありがたい状況ではあるが、機種ラインナップは見飽きた印象が強い。

なお目安として書いているキャッシュバック額は関東管轄を観測範囲にしている。

docomo

SH06E_Red_L1

AQUOS PHONE ZETA SH-06E

11月前半の現時点でdocomoのスマートフォンで全国的にMNP一括0円でキャッシュバックも貰えて契約できるスマホはこの機種ぐらいだろう。

休日ならば一部の系列(ピーアップ)が30,000円のキャッシュバックを見せてはいるものの、平日だと10,000円以下にまでキャッシュバック額は下がる。iPhone取り扱いで全体的なインセ減&インセアップが休日に限られているため、平日しか動けないという人にとっては案件の確保が難しいかもしれない。平日のキャッシュバック額はわざわざMNPしても旨みゼロな内容なので、何としてでも休日の、その中でも条件と額のいい案件を掴みたいところだ。

ドコモへスイッチ割のおかげで13ヶ月間3円維持できるため、維持費について心配がいらないところは一応ポイントとなるだろうか。

docomoで目立った機種はこれで終わり。0円案件(&キャッシュバック)と呼べるものはSH-06EがMNPで、F-04EやN-03Eが稀に純新規で一括0円があるかどうかといったレベルであり、docomoにおいては深刻な案件不足が発生している。

 

au

HTL22SWA_L_01

SOL22 SHL22 HTL22 L01

auでは冬モデル以外はほぼ全てがMNP一括0円&キャッシュバック端末と化している。
こちらは全ての案件を書き出すのも面倒なので、売ってよし使ってよしな準最新の夏モデルに限定して見ていきたい。

この中で最もキャッシュバックが多いのは、2年ぶりにキャッシュバックの最大風速を更新したHTL22だろう。全盛期は過ぎたものの、平均で30,000円ほどが今でもついている。HTL22自体にも30,000円ほどの「価値」があるため、合わせて60,000円級の案件となっている。au冬モデルへMNPを考えてたけど高くて買えない、なんて人はHTL22へのMNPで得たキャッシュバック等で白ロムでも購入した方が節約にはなるだろう。

SHL22・SOL22などその他の機種には15,000円程度。キャッシュバックは少ないものの、スマホ側の性能を考えれば十分だろう。

さらに前のモデルになれば、SOL21・SHL21などが平均40000円のキャッシュバックをつけている。12月9日以降からはauブラックになった一部のプロ契約者達の戦線復帰が予定されているため、こうした案件がガッツリ狩られていくものと思われる。12月~2月に始まる競争を勝ち抜く自信のない人は、11月中に1回線分ぐらいauで利確しておいたほうがいいかもしれない。

 

SoftBank

203sh

203SH 202K 201M

SoftBankはキャッシュバック額だけ見れば、今現在最も現金を配っているキャリアと言えるだろう。その分トラップや罠を張っている訳だが・・・。

キャッシュバックが平均45,000円を超える額でMNP一括0円端末として売られているのが、203SH。SoftBankにしては本当に珍しいばらまき型の売り方であるが、MNPにおける純増数が1万を超えないという「大不振」を考えれば、このような投げ売りも納得のいくところか。SoftBankの枠が一杯の場合はディズニーモバイルでも40,000円級のキャッシュバックが行われている。しかしそちらは端末にあまり価値が無いので、回線逃し用と割り切った案件として見てもらいたい。

不具合に関しては色々と話題になっているのでネット上の評判なんかを見て、自分用に使うかどうかを判断してもらいたい。アップデートで良くなったという報告や変わらなかったという報告が混じっており、個体差で症状の良し悪しが出ているようだ。203SHが大きすぎるという人には、軽くて小さめの202Kや201Mが30,000円のキャッシュバックと共に出てきている。

 

のりかえサポート対象にAndroid端末も

なお11月からは「のりかえサポート」の対象にAndroidスマートフォンのMNPも含まれることになったため、「機種変更や解約等」をするとこちらもiPhone5同様に21,000円の解約金が発生するようである。

持ち込み機種変更によって解約金が発生するかどうかについては全く検証していないので不明だが、iPhone5同様にAndroid端末のMNP案件にもこれからは注意が必要になってくるだろう。キャッシュバックを盛る代わりに、しっかり対策を打ってくるのは流石SoftBankというやり方だ。

 

しかし今回ののりかえサポート、iPhoneのような比較的安定した機種に機種変更の縛りをつけても、一般の人にはあまり影響は無いと思われるが、品質がバラバラのAndroid端末にもこうした機種変更の縛りをつけるというのは、一般の人に対して酷では無いだろうか。特に最もキャッシュバックが乗っかっている203SHは、不具合に嫌気がさしてすぐにでも変更したいという気持ちが出る可能性のある端末だと思うのだが・・・。機種変にペナルティを乗せるのは中々にぶっ飛んだ施策と言えよう。

キャッシュバック自体は高いが機種変更も解約も3ヶ月出来ないというのは、かなり案件的には微妙な存在となってしまってる。もちろんこれでも利益は出せるのだが・・・。ヤマダ電機の4s機種変更に参加できないのは痛い部分か。

 

iPhone 5c

5c

3キャリアで投げ売りを行っているiPhone 5cであるが、このiPhone 5cを最も積極的に投げているのがSoftBankだ。平均して15000円というキャッシュバックは、時期的に異常なレベルで他社の追随を許さないやり方をしている。

こちらものりかえサポートではないが購入サポートが契約時に適用されるため、のりかえサポート同様に3ヶ月以内の機種変更や解約等をする場合は、10,500円の契約解除料金が発生する。

15日以降は月月割が減るとの情報が入っている。この月月割の減額が値下げを伴う減額なのかは不明であるが、仮に値下げを伴うようならばキャッシュバックの更なる増額もあるので場合によっては様子見しておいたほうがいいかもしれない。

 

 

(iPhone5)

iPhone5

auでもSoftBankでも本来ならiPhone5のMNP案件が最も優れた案件である。45,000円並の価値を持つiPhoneにauなら20,000円、SoftBankなら30,000円前後のキャッシュバックがついてくる。ただこのiPhone5のMNP案件は、iPhoneの在庫がすっかりレアなものになってしまったので、中々獲得しづらい状況になっている。在庫があれば積極的に狙っていきたい案件ではあるものの、枯渇気味故に競争率も激しいために括弧付きにさせてもらっている。

au・SoftBankへは↓

スマホ電話SIMをMNP弾として使用する際の費用・方法・維持費

 

これらのキャッシュバック額は11月上旬の休日を元に出している。docomoに限らずauやSoftBankでも休日のほうが条件のいい案件が揃っているので、キャッシュバック目当てのみならず少しでもお得に契約したい場合は休日を狙って欲しい。

POSTED COMMENT

  1. はあ より:

    5cの15日からの月月割り減額ですが、一括で購入する人に対しての減額で、分割で購入する人は対象外?らしいですね。

    • smakoji より:

      あら、そうすると購入サポート増額して短期解約への解約金増額的な形になるんですかねぇ

  2. NEWS より:

    smakoji様、スレと関係ない話題で申し訳ございません。

    こういった案件等は、お得だと思うのですが、皆様、この案件を確保した後は、丸2年など維持されてるのでしょうか?それとも、即解約して、端末ごと即売却しているのでしょうか?

    維持していくなら、ペナルティもなくいいですが、維持費がかさむ。維持せず即解約&売却なら、目先のお金は手に入るかと思いますが、契約がしづらくなる。というのがあるかと思うのですが、いかがでしょうか?

    iPhone5の3円維持などは、そうそう出てきそうにないので、そういう案件がない間は皆様どうされてるかと思いまして。。。

    • smakoji より:

      まぁ皆さん6ヶ月程度寝かせてから別のキャリアへ移ったり、機種変更の特価を拾ったりな感じで運用しているのではないでしょうか。ブラックリストに入らない程度でのMNPの渡り鳥な方法がこのサイトを見ている人に多いかと思います。

  3. もなみぃ より:

    機種変更が加わったあとの乗り換えサポート違約金ですが、11/10現在でも持ち込み機種変更はiPhone、Android両回線ともに発生しないことを確認しております。(もちろん銀SIM化の場合です)
    157及び店頭経由のサポート両方で確認しましたが、対象となる機種変更=新スーパーボーナスを適用するタイプの機種変更という意味らしく、GENIE上でも別物として扱われるという話があります。
    現時点で月月割も残りますし、ホワイトプラン用回線として確保するなら純粋な新規よりもMNP挟んだ方が安くなる状況も継続中です。

    • smakoji より:

      あら、そうなのですか。自分が聞いた内容だと持ち込みでもアウトと言われたので・・・。
      実践していないのでなんとも言えませんが、4G回線の寝かしには銀SIM・みまもり化できると楽になりますよね。

  4. ちち より:

    SH-06eを狙っていますが、ビーアップも店舗によって、全然値段のつけ方が違うんですね。
    津○沼店はFC店なのか直営なのかわかりませんが、値引きもCBもほとんどありません。
    あの値段なら、Amazonで購入してMVNOを入れたほうが安いですもん。

    30,000円CBがあるなら、すぐさまauにプペイド携帯の準備に行くのですが。。。

    • smakoji より:

      休日に出てきてたのはテルル町田店さんとあともう1店舗がコン3つでやってましたね。ほんとに一部の店舗なんですが。
      ちょっと今月のdocomoは厳しそうですよねぇ。

  5. けん より:

    203SH
    キャッシュバック4.8万とゆう案件なんですが
    契約した後、キャッシュバックをもらうまでの間に
    端末を売っても大丈夫でしょうか?
    キャッシュバックが消滅したりしないでしょうか?
    初歩的な質問ですいません。

    • smakoji より:

      多分大丈夫でしょうけど、そういうのはお店に直接確認しないと確かなことはわからないと思います。

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