総務省とNRI K氏による携帯料金値上げ活動によって生まれた指標によって、スマホ購入費用が高くなりはじめるまで残された時間はあとわずか。MNPするだけで安くなるボーナスタイムは終了し、今後はスマホを買うには高額な価格そのままで購入するしかなく、割引も付かない超絶値上げが来ると言われています。
そんな中、ドコモがラストMNP投げ売り機種・・・かどうかは不明ですが、H型番の2015年最新モデルを異例の早期MNP案件化して、総務省主導の値上げ前に期間限定の投げ売りを始めています。
今までのドコモだったら仮に投げ売りするといっても、あと3ヶ月以上は普段なら投げ売りまで時間をかけるであろう、Xperiaのフラグシップモデルが今回の投げ売り対象です。MNPでも構わないと言う人は値上げ指導が広がる前にMNPしないともったいないぐらいのレア機種の値下げなんで、ちょいと無理してでも買うべきかもしれません。
MNPで1月4日までの限定投げ売り
今回のXperia投げ売りは『Xperia Z5 SO-01H』と『Xperia Z5 Premium SO-03H』という欲しかった人が山ほどいるであろう2機種です。これが1月4日までの期間限定で投げ売りに。性能的にもピーク感のあるハイエンドモデルで、今後似たような投げ売りがされるのかわからないという時勢の変化も迫っていることから、「これが最後」と思ってMNPしても後悔はさせないスマホでしょう。
MNP時の一括価格はZ5 SO-01Hで19440円、Z5 Premium SO-03Hで27648円、MNP時の割引増額施策であるのりかえボーナスは適用済みの価格でこれです。月々サポートがZ5で▲1296円、Z5 Premiumで▲405円。Z5 Premiumは流石に月サポが少なくて実質価格や維持運用の部分で高額さが目立ってしまいますが、そもそもの定価が93312円なのを考えればまあ十分な一括値下げです。
若干月サポ額が気になるものの、Z5なんかは実質0円以下にもなっており投げ売りであることは間違いないため、安値で購入したかった人には絶好機です。
今までフラグシップ、それもXperiaの投げ売りはSoftBankかauが先に行っていたにも関わらず、今回Z5だけでなくドコモ限定のZ5 Premiumを投げ売り対象にしていることから、総務省という外部要因がかなり強めの影響を及ぼしていることが予見されます。
2016年は年度末の商戦セールを前に、スーパーアイデアマンであるNRI K氏が提唱した『MNP見回り隊』なるものがキャッシュバックをしてないか、値下げをしてないかなどを姑のようにチェックする部隊が定期的に徘徊するようなので、タイミング的には1月ぐらいまでがMNPで安く買えるとされる期間になるかもしれません。アホアホマンの検閲部隊が送り出され、安売りゼロのみんなで値上げスマホを平等に買う指針が蔓延する前に、ドコモによる最後の安く売ってくれる配慮ということになるかもしれません。
とにかく総務省の新指針を読み込めば読み込むほど、今後これ以上スマホが安くなる機会はそうそうない事態に悪化しそうで、ドコモへのMNPに限らずauやSoftBankへのMNPで低価格でハイスペスマホをゲットできる状況というのはそう長くはなさそうなんで、契約を急いでみてはいかがでしょうか。
このXperia Z5とZ5 PremiumなんかはMNPするにふさわしい機種だと思うんで、このラストっぽいチャンスを逃さずに狙ってみては。