MNPキャッシュバックの終了とはなんだったのかというぐらい、5月はキャッシュバック祭りが回復傾向にあった月と言えるだろう。これから更に総務省か何かの方針やら3キャリアで新プランが始まるとのことで、一概に安心とは言える状況にはなっていないが、最新スマホを安く買える機会というのは失われてはいないようだ。
MNPによるユーザーの争奪戦も相変わらず続いている。だが3月にピークを迎えたことや人気のiPhoneが投げ売りから外れたこともあり、MNPの優遇だけでは効果が出ていないのか、ここ最近単純な新規契約においても投げ売りがされるようになっている。
そこでここでは純新規で定価や施策適用価格が安くなっているスマートフォンについて見ていきたい。
docomo
docomoだとダイレクト割/デビュー割という施策によって、一括価格が大きく値下げされている。
一応ここでは新規価格についてであるが、機種変更でもほぼ似たような施策価格となっているので、既存ユーザーの人も機種変更でも狙い目の契約機種があるかと思われる。
これらは月々サポートが0円となるため、料金プランそのままの値段が通信費として発生することになる。フラット定額プランを開放して利用しようとすると、高額な維持費になってしまうため注意してもらいたい。新規契約後に月サポ機種変更案件をかませるか、旧プランの基本料金で寝かせるなどの工夫が必要だろう。
Optimus it L-05E
施策価格:14,040円
G2 L-01F
施策価格:14,040円
手に入りやすいダイレクト割/デビュー割機種として最も安いのはL-05Eだろう。まだまだ在庫があるらしく度重なる値下げを経験している。昨年に68,000円ぐらいで購入したと思ったが、今では14,040円に。持ち易くスナドラ600も搭載しているので、使っていてストレスはそんなに感じないかと思う。新規はもちろん機種変更でも同価格。
L-01Fやその他複数の機種も同価格で新規契約が可能となっており、ハイスペ機が欲しい人はこちらを。
au
auでは昨年の冬モデルをアホみたいに投げ売っている。機種変更でも安くなっていることを伝えたが、いつの間に新規価格が更に値下がっているようだ。スナドラ800機のラインナップが揃った冬モデルであるが、性能に見合わない投げ売り状態が在庫尽きるまで続くようだ。
isai LGL22が「定価」31,320円に値下げ その他5機種含めauが既存利用者向けに怒涛の投げ売り開始
毎月割がそれぞれついているため、気休め程度ではあるが料金が割り引かれる。
docomoと違って施策価格ではないので、新規・機種変更共にほぼ無条件で安く契約できる形になっている。相変わらずMNPキャッシュバックも行っており、端末価格では最もユーザーに還元しているキャリアと言えるだろう。
isai LGL22
新規一括価格:15,120円
DIGNO M KYL22
新規一括価格:22,680円
AQUOS PHONE SERIE SHL23
新規一括価格:23,760円
ARROWS Z FJL22
新規一括価格:17,280円
URBANO L02 KYY22
新規一括価格:22,680円
とりあえずどれを選んでも性能も良く使いやすい機種が揃っているので、デザイン重視で選択しても間違いのない時代になっている。
ほとんどの場合はオプション加入で新規一括0円契約が可能かと思われる。
価格改定がされたのは6月1日から?オンラインショップの価格を参考にしている。
SoftBank
そんなに最近の機種は安くなっていない様子。303SHやiPhone 5cは特価として新規一括案件があるものの、定価が特に変わっているということはない。
今のところ新しめの機種で新規の定価が下がっているのは301Fぐらい。今後は302SHなども定価が下がって欲しいところだが、今はまだ6万超となっている。
ARROWS A 301F
新規一括価格:12,240円
auスマホの定価変更のネタに無理やりdocomoなどを絡ませてみたが、改めて見るとハイエンド級のモデルが純新規で本当に安く売られているのに気付く。契約回線をうまく最低維持費などで寝かすことが出来れば、通信費をMVNOで賄う形で本体を低価格で入手することも可能だろう。
白ロムでは保証に不安があるという人にはこうした格安な新規案件はいいのではないだろうか。