docomoの格安系契約では一番無難な選択になるんじゃないですかね?
docomoで遂に気軽に『302円iPhone』を持てるようになりました。
docomo withにiPhone 6sが追加。302円維持が簡単にできるdocomo withで直接iPhoneを契約できることになったことで、通信費の節約という大きな目的を果たしながらスマホ自体の使いやすさというところも満たしてくれる満足度の高い契約が可能になりました。
各メーカーがdocomo withのシェアを取ろうと価格の割にしっかりと作りこまれた機種を出していたわけですが、このiPhone 6sがdocomo with化したことでこれからdocomo withを契約しようと考えているユーザーを大分食われることになるでしょう。
まあそれぐらいインパクトの強さを感じる今回の302円iPhoneの登場。これからもdocomoを使っていくつもりだけど、性能より料金系・安さ重視の運用を考えているような人たちにとっては最善の選択肢になりうる契約として存在感を放つことになるのは間違いありません。
ゲーマー以外の平均的なユーザーには普通にオススメできるのがこの302円iPhoneなので、内容をちょろちょろ確認してもらえれば。
通信費は毎月302円、しかもずーーっと302円の特殊なiPhone
docomo with化を果たした今回のiPhone 6s(32GB)の契約は302円で使えます。
302円です。
何が302円なのかというと毎月の通信費がこの料金というわけです。
内訳見てもらえればわかるように、302円でiPhoneを使い続けることができます。
シンプルプラン | 1058円 |
---|---|
spモード | 324円 |
シェアオプション | 540円 |
docomo with | ▲1620円 |
合計 | 302円 |
iPhone 6s端末代 | 42768円 |
もちろんこの302円で使うには複数の条件を満たさなければいけないわけですが、ぶっちゃけ過去の最安維持費を目指した複雑な契約内容に比べれば条件自体はそこまで難しくありません。
- iPhone 6s一括購入
- シンプルプランとシェアオプションの構成
という条件で302円iPhoneができます。
・・・まあiPhone 6sの一括購入が若干ネックではあるんですが、どうせ端末代は全部支払うことになるので一括で思い切って支払ってしまったほうがいいでしょう。今回は価格が一括でも42768円と支払いやすい金額ではあります。
iPhone 6sに今さら42768円を支払うというのは多少躊躇はするものの、新品でこの価格、性能自体は同程度の価格のdocomo with機LG Sytleより倍近く良いベンチスコア、302円という通信費の実現ができる、ということを考えておくと決して高い価格ではないでしょう。安くもないですが納得は十分にできる価格設定です。
プランは通話定額要素が一切ないシンプルプラン、そしてdocomoを家族で使っていていて2回線目以降から契約できるシェアオプションの組み合わせの時に限ります。
こちらのプランについては契約自体何も難しいことはないので結構満たすことができる人も多いかと思います。
とにかくこうした条件を満たせば302円iPhoneは実現できます。MNPや新規契約だけでなく機種変更でも同じ条件で契約可能になっているので、格安系の契約方法としてかなり多くの人が対象となれる302円契約です。
そしてこの302円iPhoneは通常のdocomo契約とは違う特殊性を持っています。
それが「302円の通信費がdocomo withを契約中はずっと続く」という特殊性です。
docomo withとは基本的には月々サポートのような割引の一種です。この割引がプラン構成から毎月1620円の割引を生み出すことで最安302円の通信費というものを実現しています。
ただ月サポと同じような割引ではあるものの、一つ大きく異なる特殊性をdocomo withは持っています。それは「docomo withによる割引はdocomo with契約中はずっと適用され続ける」という内容です。
通常月々サポートの割引は最大で24回しか適用されず、以降は割引が終了してしまいます。従来はこうした特徴から2年ごとに機種変更するサイクルというのが一般的でしたが、docomo withの場合にはこの割引適用回数に制限がありません。
月サポでは24回でしたがdocomo withではdocomo withの契約が続いている限りは割引が続きます。36回でも48回でもdocomo withを契約した後に機種変更などをせず、回線の最新の契約をdocomo withの状態のままにしておくことでずっと1620円の割引を毎月受けることが出来るようになっています。
このため今回のiPhone 6sをdocomo withの割引適用で契約した場合、このiPhone 6s契約回線をそのまま手を付けなければずっと302円iPhone回線というものを使い続けることが出来るというわけです。
このdocomo withの持つ特殊性は302円で使える維持費というものをさらにオトクなものとして補強してくれます。
302円の回線をずっと使える、それもiPhoneで。
この契約内容はMVNOの格安スマホや今まで発売されてきたdocomo withなんかを完全に打ち負かしてしまう可能性を持った内容と言えます。
補足
プランによっては302円では使えない契約の形というのもあるため、そちらもいくつかのパターンを確認しておきましょう。
カケホライト | カケホ | |
基本料 | 1836円 | 2916円 |
spモード | 324円 | |
シェアオプション | 540円 | |
docomo with | ▲1620円 | |
合計 | 1080円 | 2160円 |
その他プラン構成 | 維持費 |
---|---|
シンプルプラン+ベーシックパック | 2894円~ |
シンプルプラン+ベーシックシェアパック | 6782円~ |
カケホライト+ベーシックシェアパック | 7560円~ |
まあシェアオプションであればどれもオトクな料金で使えるのは間違いないので、docomo withは家族や個人シェアパックを使って複数回線運用している人向けに非常に強力となっています。
ちなみに価格についても。
iPhone 6s価格 | 42768円 |
---|---|
分割支払い | 1782円×24 |
ぶっちゃけ4万超えているのは高いものの、1620円の継続割引が付いてくるのは大きなメリットではある上、機能は及ばないものの性能自体はdocomo withの他のスマホなんかよりも良いために、「docomo withを契約できるスマホ」としてのコスパはこれでもかなり良いものになっているといえます。
らくらくスマホ代わり、中高生あたりに安く持たせるiPhoneとしても最適なiPhoneの格安スマホ
302円で長期間使えるiPhone。
この契約は大してゲームもしない、性能もそこまで必要としないユーザーにとっては非常に魅力をもった契約になるでしょう。
302円の通信費、普段の利用では十分な性能のiPhone 6s、という契約の内容は文句なしでお得です。
このdocomo withの契約は特にシェアオプションでの契約=家族でdocomoを使う場合に大きな節約効果を持つため、例えばらくらくスマホの代わりに持たせたり、iPhoneが欲しいと言い出した中高生なんかに持たせるのに優れた契約になるでしょう。
docomoを家族で使っているならばこの302円iPhoneは長く節約効果を発揮し、便利に使い続けることができる契約になります。
docomoで契約でき、iPhoneで使える格安スマホ契約として今回のdocomo with契約は利用することが出来るので、自分用はもちろん家族のスマホとして買い与えてみるのも良い契約となっています。
302円iPhoneはその料金からも性能からもオススメ出来る契約です。