docomoのスマホを最安で302円で毎月使えてしまう、『docomoの格安スマホ』契約ができる『docomo with』。
今このdocomo withの契約は、本人や家族のdocomoのスマホ代を安くしたいという人達から多くの支持を受けており、サービス開始からの短期間で一挙に70万件以上の契約者数を獲得しており、大変人気が出ています。
スマホ代を安くしたいと考えている人であればこのdocomo withの契約について前向きに考えているかと思われますが、最近は対象スマホも増えたことで一体どの機種を購入すれば便利に使えて、ストレスもなく使い続けられるのか、というのが選択肢が増えてしまったことでわかりにくくなってしまっています。
そこで今回はdocomo withの対象スマホの中から、どれを選べば契約だけでなく端末といったところでも満足することが出来るのかをレビューと合わせてまとめてみようと思います。
これからdocomo withの契約を行う人の端末購入の参考になれば幸いです。
docomo withとはそもそもどういう契約?
docomo with対象のスマホでどれを選べばオススメなのか、という話題の前にdocomo withという契約が如何にお得なのか、ということを再確認していきましょう。
docomo withはdocomoで始まった新しい割引のことです。
この割引は月々サポートとほぼ一緒の形の通信料割引ですが、月々サポートとは異なる点としてdocomo withは「2年間に限らず継続的に割引が適用され続ける」という特徴があります。
どういうことかというと、月々サポートでは2年間のみの割引・金額も機種によって違う、という内容なのに対して、docomo withでは割引は次に機種変更するまでずっと継続して金額も1500円(税込1620円)に固定された割引となっています。
割引期間 | 割引金額 | |
月々サポート | 契約から最大2年間 | 機種によって違う |
docomo with | 次に機種変更するまで継続 | 1500円/月 |
docomo withは通信料から引かれる割引形態の一つではありますが、1500円という比較的高額に固定された金額と、機種変更を短期間でしなければずっと1500円の割引が継続していくという特殊でお得な形での割引が行われるという内容になっています。
このためあまりスマホの機種変更を頻繁にしない人、長く同じ機種を使っても大丈夫という子供や高齢家族向けのスマホなんかにはぴったりな契約となっています。2年ごとに買い替えなくても「ずっと安い」まま使えるのは、スマホのライトユーザーにとってはありがたい仕様といえるでしょう。
具体的には毎月いくら?一括で端末購入すれば月額は最安302円
割引額だけでは具体的にはわからないと思うので、docomoの料金プランに当てはめて計算してみましょう。
docomo withの割引はずっと続くことになるため、こちらの料金プランで出された維持費の金額がそのまま毎月かかるというものになっています。
シンプルプラン + シェアオプション |
シンプルプラン + シェアパック10 |
カケホライト + シェアオプション |
カケホライト + データM |
カケホライト + シェアパック10 |
カケホライト + シェアパック30 |
|
基本料 | 1058 | 1058 | 1836 | 1836 | 1836 | 1836 |
spモード | 324 | |||||
パケット | 540 | 10268 | 540 | 5400 | 10268 | 14580 |
docomo with | ▲1620 | |||||
合計 | 302円 | 11650円 | 1080円 | 5940円 | 10808円 | 15120円 |
端末代 | 約2.5万円~3.6万円ほど |
シンプルプランという通話定額が無い代わりに安い基本料と、家族でデータプランをシェアするパケットパックに加入した場合の最安構成になると、なんと月額302円で使い続けられるということになります。しかもこれは2年間限定の料金とかではなく、機種変更をしなければずっと継続してこの料金です。
ずっとこの料金が続けられると考えると、最安プラン以外も魅力的な安さになっていると言えるでしょう。特にシェアオプションで家族回線とパケットを分け合っていれば、通話定額でも安価なものになっています。
基本的に1500/1620円の割引というものは普通に考えても高額な金額となるので、それが継続的に続くというdocomo withの契約はかなり節約効果の高いものになります。
特にシェアパックで家族のdocomo回線を運用している家庭は、スマホを変える機会が少ない家族回線をこちらのdocomo withの契約にしてしまえば、ずっと安いままの回線を手に入れることができて、全体の通信費というものを安くすることが出来ます。
こうした料金を安く出来る、それも長期間安くし続けられる特殊な割引ということで、docomo withはサービスが提供されてから短時間でユーザーの支持を受けています。
このdocomo withの対象スマホが現在5機種用意されているということで、いざdocomo withに興味を持ったから購入してみようと思っても、どれを選んでいいのかわからなくなっているという人へ向けたのが今回の記事になります。
docomo withのオトクさについては上記の通りでわかってもらえたと思うので、今度はこの安さで使えた上にスマホの性能自体も良いものというのは何になるのか、ということをレビューと合わせる形で具体的にオススメ機種を挙げながら紹介しようと思います。
docomo with対象の5機種
docomo withの対象となっているスマホは、2017年の時点で5機種です。
arrows Be F-05J | 28512円 |
---|---|
Galaxy feel SC-04J | 36288円 |
AQUOS sense SH-01K | 30456円 |
MONO MO-01K | 25272円 |
らくらくスマートフォン me | 未定 |
価格は高くても36000円ほどと、普通のスマホに比べても非常に安い機種が揃っているのがdocomo withの契約です。
一括価格でこの安さとなっており、この価格だけでもdocomoスマホとしては安価でお買い得なわけですが、それに加えて先ほどの1620円の割引も毎月ついてきます。
割引が2年で終わらないため実質価格の計算は難しいのですが、一応19ヶ月前後で全ての機種が実質0円を下回るようになります。
2万円台前半から3万円台半ばまでと購入しやすい価格なのがdocomo withのスマホの特徴なわけですが、どのスマホも購入しやすい故にどのスマホを選んだら満足度が高くなるのか、という点は気になってくるポイントかと思います。
次からは今オススメのdocomo with対象スマホについてスペックなどを確認しながらレビューと共に紹介しようと思います。
オススメ機種はAQUOS senseとGalaxy Feel!価格の割にストレスなく使える良機種
最初に結論から言ってしまうと、docomo withのスマホは
- AQUOS sense SH-01K
- Galaxy feel SC-04J
このどちらかを買っておけば、安いスマホの割にはストレスの無い使い心地を実現してくれるスマホを手に入れることができ、不満少なく格安スマホを運用することが出来ます。
この2つのスマホが他の機種と比べてどのあたりに強みを持っているのかということをレビューと合わせて確認していきます。
安くてもしっかり動くSoCはSH-01KとSC-04J
docomo withのスマホはどれも購入しやすい安い価格での販売となっています。2~3万円といった価格はスマホの購入代を抑えたいという人には魅力的な設定価格でしょう。
ただそうした低い価格ゆえに、どの機種もスペックが最新のdocomoスマホと比べると大きく落ちてしまうものになっています。
Galaxy feel SC-04Jを除いてすべてのモデルがSnapdragon 400番台のローエンド・ミドルレンジ向けのSoCを使っており、その性能は決して高くありません。
流石に昔のような不具合連発で動きも悪いというような粗悪なものではありませんが、性能が高くないために高性能モデルでは感じないような動作全般の遅さや反応の鈍さというものは感じてしまいます。
特にarrows Beのような機種はSoCの型番も400番台の中でも古めなので、動きのモッサリ感というのは強く感じてしまいます。またSoCの他にRAMの容量も動作全般においては大事になってきており、RAMとして3GBは搭載してもらわないと、今のアニメーション豊富な動作を行う最新アプリにはなかなか対応できないの現状です。
そうした中でAQUOS sense SH-01KとGalaxy feel SC-04Jは、以下のようなSoCとRAMの構成がなされています。
SoC | RAM | Antutu | |
Galaxy feel SC-04J | Exynos7870 | 3GB | 約45000点 |
AQUOS sense SH-01K | Snapdragon 430 | 3GB | 約40000点 |
どちらも5機種の中では上位のSoCを使ったスマホです。Atutuスコアを見るのが一番わかりやすいと思いますが、どちらもdocomo with機種としては高い部類に入る4万点以上のスコアを付けています。
こうした数字だけでは判断はできないものの、この数字に反映された動作の良さといったものをこの2台からは確かに感じられます。
AQUOS senseはそれでも多少タッチした後にアプリの立ち上がりなどに少し遅れが出てしまいますが、Galaxy feelになるとそうした反応の遅れも気にならないレベルでスムーズに動いています。
価格はその分docomo withの中では高くなってしまうものの、Galaxy feelの動きなんかはとても格安モデルには思えないぐらいに優秀ですし、AQUOS senseもその他の豊富な機能を含めたスマホにも関わらず、価格を抑えながらも使いやすい動きを実現しています。
安いという事もあって、arrows Beなんかでは動きにストレスを感じてしまうのがdocomo withのスマホですが、その中でもこの2機種はとても使いやすい動きを実現し、2年以上使っても問題のないスマホとなりそうです。
防水防塵・おサイフ・指紋認証と機能が豊富
価格が安いスマホということもあり、一部のdocomo withのモデルでは各種機能が省かれてしまっているモデルがあります。
そんな中でAQUOS senseとGalaxy feelの2機種はそこまで大きな機能の削減がないので、これまでのスマホやちょっと最新のスマホに近い機能をしっかりと用意しています。
Galaxy feel機能 | AQUOS sense機能 | |
機能一覧 | AMOLED VoLTE 最大通信速度262.5Mbps対応 メインカメラ1600万画素 防水・防塵 おサイフケータイ 指紋認証 Wi-Fi5GHz対応 ワンセグ バッテリー容量3000mAh Always On Display |
フルHD IGZOパネル VoLTE メインカメラ1310万画素 防水・防塵 おサイフケータイ 指紋認証 バッテリー容量2700mAh リラックスオート エモパー |
どちらも便利な防水・防塵に対応し、おサイフケータイも利用でき、生体認証としては指紋認証を使うことが出来ます。
他にもGalaxy feelは通信環境面で、AQUOS senseはより便利に使える機能を中心に充実しており、docomo withの安価なスマホの中では便利さが際立ったモデルとなっています。
こちらの機能性の高さ・豊富さといったところでもこの2機種はdocomo withの中では優れており、2年以上使うことを考えた時にはオススメできるスマホであることは間違いありません。
カメラやデザイン等でも安っぽさは少ない
他にもこの2機種はカメラの画素数や撮影モードも多く、安価なモデルと言ってもカメラとして十分に耐えうる写真を残してくれます。
また全体的なデザインもどちらもiPhoneフォロワー的な無難なデザインとなっているため、悪目立ちすることのない無難な見た目となっています。安っぽさというのもパッと見では感じられないため、使っていても恥ずかしくないデザインとなっています。
この点もこの2機種を選ぶ上で大事なポイントでしょう。
2年以上使うことを視野に入れて少し高くても良い機種を購入すべき
価格の安さでは他の3機種のほうがコストが安く、Galaxy feelなんかでは最も安い機種に比べて1万円以上も高いスマホになってしまいます。
ですが価格の安さゆえに性能が抑えられてしまっているスマホが多く、せっかく割引で2年以上安くなる仕組みが出来上がっているため、購入するのならば2年以上使ってもスペックが足りているスマホをちょっと高くても購入すべきです。
AQUOS senseとGalaxy feelの2機種は動きも悪くなく、スペックも3万台のスマホということを考えれば優れたものを持っています。
こちらの2機種であれば、2年以上続くdocomo withの割引を有意義に使うことが出来るでしょう。そこまで最新のアプリや機能を使うことのないという人であれば、一度この2機種へと機種変更をしてしまえば長期間高額な割引を使ってdocomoの回線を節約運用させることが出来ます。
オススメのdocomo withスマホはこの2機種で決定です。
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