auやY!mobile/UQモバイルから発売されたXperia 8についてレビュー・及びスペック・機能・カメラの確認・検証をしていきます。
Xperia 8はXperia 5の廉価モデルとでもいうべき機種になっており、サイズ感は近いモデルです。
小型化したXperia 5に近い使いやすい大きさ・横幅になっており、Xperia 5ほどの性能は必要ないものの同じ大きさで利用でき21:9ディスプレイを使えるというメリットを共有しています。
性能が抑えられた分価格の安さというのも実現されており、かなり買いやすくなった21:9ディスプレイのスマホになっている面白い存在です。そんなXperia 8についてレビュー・及びスペック・機能・カメラの確認・検証をしていきます。
契約は各オンラインショップで受け付けています。
Xperia 8スペック
Xperia 8 | |
SoC | Snapdragon 630 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB(micro SDカード512GB対応) |
バッテリー | 2760mAh |
重さ | 164g |
ディスプレイ | 約6.0inch 2520×1080(フルHD+) |
アウトカメラ | 1200万画素(広角) 800万画素(望遠) |
インカメラ | 800万画素 |
サイズ | 158×69×8.1mm |
特徴
- 21:9のアスペクト比を持ったディスプレイ搭載機種としては国内最安値
- 表示が縦長なので情報サイトを中心に非常に情報量が多い
- 幅69mmのコンパクトモデルに近いサイズ感
- 持ちやすくて高級感のある外装
- 普通のネット利用程度であれば快適な性能
- ポップなデザインで安っぽさがない
- 防水・防塵、おサイフケータイといった日本向けに使いやすい機能を用意
- サイドセンスが使いやすい
Xperia 8はXperia 5の特徴を引き継いだ廉価モデル。
画面幅は持ちやすかったXperia 5の68mmに近い69mmと、70mm以下に抑えられています。約6インチのディスプレイを持つスマホとしては持ちやすさを兼ね備えています。
iPhone 8の67mmとほぼ近い横幅と考えればサイズや持ちやすさは想像しやすいでしょう。
ディスプレイのアスペクト比が21:9となるために画面は非常に縦長になっています。
SoCにはスナドラ630。RAMは4GB。
RAMは十分な容量ではありますが、SoCはそこまで性能は高くなくミドルレンジモデルという位置づけのスペックになっています。
基本動作には問題ないものの、ゲームや負荷強めのアプリなんかでは大きく動きが落ちるようになっています。
またROMが64GBと容量が少なめなのが気になる部分。micro SDカードが利用できるのでそちらは必須でしょう。
重量は170gとXperia 5よりも少し重め。それは体感できるものになっていて若干みっしりとした重さがあります。
ディスプレイはハイエンドモデルに使われている有機ELではなく通常の液晶。特に問題はないもののX1 for mobileなどの画像処理エンジンは搭載されていません。
海外の同サイズモデルであるXperia 10とは異なり、防水・防塵とおサイフケータイを搭載させた日本オリジナルモデルとなり、外装も明るいカラーと比較的高級感の高い素材を使っており安っぽさはありません。
Xperia 8の機能性チェック
検証やレビューに入る前にXperia 8の機能について、個人的に気に入ったものや便利に使えたものを紹介します。
主要機能
- 防水・防塵、おサイフケータイ
- 指紋認証
- デュアルレンズ(広角・望遠)
- ディスプレイのアスペクト比は21:9
- サイドセンス
21:9のシネマワイドディスプレイ採用で安価なモデル
Xperia 1のレビュー
Xperia 5のレビュー
どちらのレビューでもその21:9というディスプレイの有用性について語っているわけですが、このXperia 8でも同じような21:9ディスプレイを持っています。
つまりこのXperia 8でもXperia 1や5と同じような縦長ディスプレイの恩恵を受けることが出来るわけですが、Xperia 8はそれを国内では最も安く体感することが出来ます。
単純にゲームなどをやらないのであれば最もコスパ良く21:9ディスプレイのスマホを利用することができる機種になっています。
サイドセンスはハイエンドモデルのものよりも使いやすい
主だったXperia 8の特徴的な機能となるのはサイドセンスでしょうか。
アプリを使用中でもそのまま他のアプリへと移動しやすいショートカットやトグルなんかを表示させることが出来ます。
この機能はハイエンドモデルでも搭載されていたものの、ハイエンド向けのサイドセンスはオシャレ感重視で使いにくかったという問題がありました。
一方でこちらのXperia 8向けのサイドセンスはタッチ範囲が広いためにより正確にサイドセンスを表示させることが出来るようになっています。
このためハイエンドモデル向けよりもサイドセンスは大きく実用性が向上しています。
Xperia 8のカメラ性能
Xperia 8 | |
広角レンズ画素数 | 1,200万画素 |
望遠レンズ画素数 | 800万画素 |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
Xperia 8のカメラ性能についても検証をしていきます。
屋外
逆光シーンでは陰になっているとはいえ建物は暗く映ってしまい、ハイエンドモデルのような建物部分を明るく持ちあげて見た目が良い写真を作る、というようなことはできないようです。
逆光でなくても若干陰ったところでの撮影は完全に空が飛んでしまうなどダイナミックレンジは広くない様子。
極端に色調や露出が乱れるということはないものの、全体的に暗めなのは気になります。
夜景
全体の中で強めの光源があるとそこが白飛びしてしまうというのがこの夜景の撮影でわかるでしょう。
暗いところはそこそこ潰れずには耐えているものの、強い光源といったコントラスト差が激しいものが出てくると耐えられず白く飛んでしまっています。
ここには載せていませんが暗いとやはりブレやすくなってしまっており、撮影は何度かする必要が出てきます。
Xperia 8レビュー・評判・評価
機能やカメラ能力についての確認はしたので、次はXperia 8がどのようなスマホであるかというところを各種検証していきます。
ベンチマーク・ゲーミング性能
Xperia 8 | |
SoC | Snapdragon 630 |
RAM | 4GB |
ディスプレイ | 約6.0inch 2520×1080(FullHD+) |
まずスマホの性能についてわかりやすい指標がベンチマークアプリの数値です。
利用したベンチマークアプリは
Antutu
AItutu
GeekBench
の3つ。
それぞれの数値は以下のようになります。
Antutu(Ver8.0.2)
Antutu | Xperia 8 | Reno A | nova lite3 |
---|---|---|---|
スコア合計 | 109920 | 190798 | 150476 |
CPU | 44340 | 67789 | 64555 |
GPU | 17079 | 54143 | 21898 |
MEM | 31203 | 36389 | 32336 |
UX | 17298 | 32477 | 31687 |
AI版Antutu
AItutu | Xperia 8 | Reno A | nova lite3 |
---|---|---|---|
スコア合計 | 48229 | 91282 | ─ |
画像分類 | 24232 | 48603 | ─ |
オブジェクト検出 | 23997 | 42679 | ─ |
GeekBench5.0
Geekbench5.0 | |
---|---|
SCS | 177 |
MCS | 974 |
RSS | 494 |
─ |
2019年最高のコスパスマホであるReno Aに比べると8万点近くAntutuの数字に差が。
同じような価格帯のスマホでもこれだけ差が生まれると流石に体感でも性能の違いというのが感じられてしまいます。
単純な性能といったところではXperia 8はその他の格安モデル・廉価スマホと比較して若干落ちるところが見られます。
性能重視での利用ではちょっと厳しいものが感じられるスマホです。
アプリ起動速度・ストレージ読み書き速度
ベンチマークスコア以外にもスマホの性能を図る指標としてアプリの起動時間も確認し、他の機種と比較してみます。
ベンチマークスコアの数値が実際の利用シーンにおいて数値通りの性能を見せるのかということを判定します。
本来は動画などで起動の瞬間を見せるべきなのでしょうがそんな環境はないので手動計測の時間を表にまとめました。
Xperia 8 | Galaxy Note10+ | iPhone XS Max | |
ポケモンGO | 約5秒 | 約2秒 | 約1秒 |
デレステ | 約11秒 | 約5秒 | 約3秒 |
そもそもゲームなどの重たいアプリの操作が性能不足でカクついてしまうために、こうした読み込みが必要なアプリを起動する機会というのはXperia 8では多くないと思いますが、やはりハイエンドモデル級のスマホに比べても遅くなってしまっています。
この辺りは残念ながら価格なりの結果というのが見えてしまっています。
なおストレージの書き込み速度などは以下のようになっています。
バッテリー性能
Y!mobile版公表バッテリースペック | |
バッテリー容量 | 2760mAh |
連続通話時間 | 約1,560分 |
連続待受時間 | 約590時間 |
電池持ち時間 | ─ |
バッテリー容量自体はそこまで多くありませんが、数値からはかなり良い電池持ち状況というのがわかります。
100%からのバッテリー状況 | |
放置状態20時間 | 94% |
ミリシタライブ(MV)10回連続 | 93% |
Antutu5回連続 | 91% |
動画2時間視聴 | 91% |
- 輝度はすべて50%(おおよそ室内灯に最適化)
バッテリー性能は非常に良いです。
特に何もしていない時に電池が減りにくいというのは間違いなくこのXperia 8の利点になると思います。
Xperia 5のようなアンビエント表示でバッテリーが減りやすくなってしまうというような弱点もないですし(そもそもアンビエント表示ができないため)、スペック的にも消費電力が多くなるような操作もしないかと思うので、電池で心配する場面というものが一切ありません。
この検証結果を見てもわかるようにXperia 8は地味にバッテリー持ちを重視するユーザーにもオススメできる機種と言えます。
ライトユーザー的な使い方中心であるならば、1日2日充電しなくても余裕を持って使えるバッテリー性能を見せてくれる安定感を持っているのを感じます。
発熱
発熱についても検証を行ったので参考にしてください。
ベンチアプリ、ゲームアプリを複数回連続で起動した状態の温度です。
Antutu | バッテリー温度 | CPU温度 |
---|---|---|
1回目 | 30.7℃ | 35.7℃ |
2回目 | 33.2℃ | 37.2℃ |
3回目 | 33℃ | 38.9℃ |
4回目 | 33.5℃ | 37.8℃ |
5回目 | 34.2℃ | 39.2℃ |
ミリシタMV | バッテリー温度 | CPU温度 |
---|---|---|
1回目 | 32.4℃ | 35.1℃ |
2回目 | 33.1℃ | 35.8℃ |
3回目 | 33.4℃ | 36.2℃ |
4回目 | 33.3℃ | 36.5℃ |
5回目 | 33.2℃ | 36.4℃ |
室温21℃・エアコンあり
発熱は大きく抑えられている印象。
元々性能が高くないために負荷自体も大きくかからないということもあるのか、かなり発熱はしにくいものになっています。
発熱が低めのためバッテリーへの影響といったものもほとんど感じられないため、この問題に関してはXperia 8においては心配する必要のない問題かもしれません。
Xperia 8の各検証結果はこのようになっています。
Xperia 8のデメリット
各検証の次にはレビューとしてメリット・デメリットといったものを利用した感触から挙げていきます。
Xperia 8の実機を使っていく中で感じた問題や気持ちよく使えた部分なんかをピックアップしていきます。
まずはデメリットから。
カメラはあまり良くない、価格を考えれば妥当だがもはや2眼もいらないレベル
カメラはあまり良い品質ではありません。
それは先ほどのカメラ検証の項目を読んでもらえればわかるでしょう。
あれでも構図とか被写体の良しあしを抜きにして多少マシな写真を選んでいるわけで、実際にはブレたりピントが合わなくてミスショットが多めです。
夜景もアップで見るとディティールの潰れたところが多かったり照明の部分が白飛びしてしまっているなど、広告上で「SNS映え」を謳うカメラとしては実力の足らない部分を感じさせます。
正直このレベルのカメラであればわざわざ2眼にする必要がないと思います。
どっちもそんなに大したカメラではないため、これだったら1つのレンズだけで価格を安くしたりもう少し凹凸の少ない背面ボディにして欲しかったというのが本音です。
まあ価格を考えれば妥当なカメラ性能ではあるものの、わざわざ宣伝の中で取り上げるほどでもありませんし何なら2つもレンズはいらないと感じられるものになっています。
動画や電子書籍にはかなり弱くなる
21:9ディスプレイのXperiaスマホ共通のデメリットとなってしまっているのが、アスペクト比が決まっているコンテンツの表示が小さくなるというものです。
動画は16:9、電子書籍は4:3といった比率が中心となっているため、表示がこうした比率が決まったコンテンツでは黒い帯という形でコンテンツが表示されない領域が多く出てきてしまい、表示が小さくなります。
一応21:9のフル表示では6インチとなっていますが、16:9の比率のコンテンツだと21:9の比率の画面だと実質的に表示されるのは4.8インチほどのサイズになってしまいます。
これは表示としては小さく感じるのは間違いないでしょう。
動画は正直音響面も良くないために画面も小さく表示されるとなると迫力というのが大きく削がれてしまうものになってしまいます。
電子書籍なんかでも文字を読むのが難しいレベルにまで縮小がされてしまうため、ページごとに拡大をしていく手間というのが出てきます。
普通のWebサイトやアプリなどの比率が可変するコンテンツだと縦長で見やすいのですが、こうした比率の決まっているコンテンツというのは6インチの大画面を活かせなくなるというデメリットがXperia 8にはあります。
サイドセンス展開やアプリ起動に若干もたつきあり、ゲーミング性能もかなり弱い
Xperia 8は性能がそこまで高くありません。
そのために普通に使っていても少し気になる場面というのが度々出てきます。
流石に普通に使っている分にはストレスは少ないものの、サイドセンスを起動させた後の瞬間的なレスポンスや、アプリタッチ後の起動までの時間やスムーズさといったものはやはり性能が低めの動きというものが見えてきます。
ガクガクやカクカクといった極端に動きが悪くなるようなものではないものの、一瞬「詰まった」ような、ノッキングするような動きが発生してしまいます。
これがアプリの展開などを中心に操作時に少し感じやすいという所があるため、Xperia 8の性能というのが決して高くないのが伺えます。
そしてゲーミング性能なんかになるとさらに動きは重く感じるようになってしまい、こちらのゲームもしたいという目的には一切向いていないスマホとなってしまっています。
Xperia 8よりも安い価格でスナドラ710を搭載してそこそこゲームの出来るOPPO Reno Aなんかが出てきている中で、このスナドラ630の性能面の弱さはXperia 8のデメリットであり弱点と呼べるポイントになってしまっています。
Xperia 8のメリット
次はXperia 8のメリットについてを体感として感じたところを挙げていきます。
情報量が1台で多く得られる21:9ディスプレイ
21:9アスペクト比を持つディスプレイということでXperia 1やXperia 5と基本的なメリットは共通しています。
そのメリットとは「表示される領域が広いために少ないスクロールで情報を一覧できる」というものです。
これは昨今のXperiaを相当に快適に使うことのできるメリットの一つです。
縦長に進化したXperiaでは他のスマホのアスペクト比にはない1画面中の情報量の多さというものが得られるようになっているため、何度もスクロールして画面を動かさなくても何が書かれているのか大体の情報を掴むことができます。
視界に情報が入ってくるというのはそれだけで先読みしやすいものになるのは間違いないために、この情報量が多く得ることができるというのはXperia 8の最も大きなメリットと言えます。
比率が固定されていないWeb系コンテンツやアプリの1画面中の表示量というのは時に大画面端末であるGalaxy Note10+やP30 Pro以上に多く表示されるものになっており、情報処理能力の高さというのが魅力的になっています。
Webや普通のアプリ程度であれば性能の悪さというのも感じにくいために問題なく扱えるものになっているので、その辺りも安心して利用できるものになっています。
21:9のディスプレイを安価に買える
この21:9という情報を多く処理できるアスペクト比のディスプレイを持ったXperia 8は、現在国内販売されている正式なモデルの中で最も安い21:9ディスプレイの端末であるというメリットも用意されています。
安価に手に入れることができる情報処理に優れたスマホというのがこのXperia 8なのです。
販売キャリアはauとY!mobleとUQモバイルですが、どれもが比較的安価な価格で購入できるようになっています。
auはキャリアということもあり価格は最も高いものの、アップグレードプログラムNXを利用することにより2年間の実質価格を安くすることができます。
au Xperia 8 | MNP/新規/機種変更 |
---|---|
通常価格 | 49,680円 |
単体の価格自体は高めではありますが、それでもラインナップ全体と比較したら安い方ですし、2年の運用を前提にした時の価格というのも安くなる点は嬉しい内容になるかと思います。
※auでは値下げに伴い従来の6万円という価格から5万円以下といった価格に変更、さらにアップグレードプログラムの対象外となりました。
ミドルレンジモデルのために2年で買い替える使い方というのは多くないと思われるため、定価の値下げは嬉しいポイントになるはずです。
同じau系の回線でサブブランドとして展開しているMVNOであるUQモバイルでもXperia 8は取り扱いスマホになっています。
価格はau同様にちょっと高めではありますが、契約方法によって割引が入るために安く購入することができます。
UQ Xperia 8 | 新規 | 機種変更 | MNP |
---|---|---|---|
販売価格 | 35,640円 | 43,560円 | 35,640円 |
最も安いのは新規とMNPでの契約です。
サブブランド回線はMVNOの弱点である速度の遅さというものがないため、他社のMVNO回線に不満を持っているという人ならこちらのUQモバイルへとMNPすれば安くXperia 8を買えた上に回線への不満も解消することができます。
※UQモバイルでも新規の冷遇が終わりMNPと同様に安くなりました。
そして一番熱い契約内容を示しているのがY!mobleです。
Y!mobleでは54,000円という定価に対して全ての契約方法で割引が入ることによってXperia 8がどういった契約方法でも安く契約できるようになっています。
Y! Xperia 8 | 新規 | 機種変更 | MNP |
---|---|---|---|
販売価格 | 39,600円 | 46,800円 | 39,600円 |
新規での契約も安いため、幅広い契約方法でXperia 8をお得に購入できます。
UQモバイル同様にY!mobleも通信速度が遅くならない高速回線を持ったサブブランドになるため、安い維持費で不満の少ない回線で利用することができるようになります。
※Y!mobileは新規とMNPの割引が減ったために若干の値上げが起こっています。それでも4万円以下ではあるのでお買い得ではあるものの、UQモバイルと価格のお得さが過去の状況から逆転をしてしまっています。
これらの取り扱いキャリアでの価格がそこそこ安くなっているため、Xperia 8は21:9ディスプレイを持ったスマホの中では最安のモデルとして利用することができます。
Xperia 1が10万円前後、Xperia 5も9万円前後という高額な価格が付けられてしまっている中で、Xperiaは同じ21:9というアスペクト比を持ちながら5万円以下で購入できる可能性を持った安価なスマホになっています。
この価格の安さで非常に便利で情報量が多い21:9比のディスプレイを使えるというのはメリットとして非常に優れたポイントになるでしょう。
比較的持ちやすくて2画面やサイドセンスなどの機能が便利
Xperia 8は幅が69mmと68mmのXperia 5とほぼ変わらない大きさ。
そのため持ちやすさというのも特徴的な機種です。
6インチの大画面を持ちながら持ちやすさといったところも両立しているのはXperia 8のメリットに含めることができ、この持ちやすい横幅で多くの情報が一目でわかるというのはこれまでの18:9や16:9のスマホでは実現できなかった感覚なのでとても新鮮です。
他の機能面でのメリットは2画面表示が結構使いやすいという点。
21:9とかなり縦長の比率のため、2画面化しても縦の長さが足りないということもなく、情報量の多さを維持して利用することができます。
動画辺りの16:9のコンテンツと並べると縦横比こそ逆ですが同じ比率で表示されて見やすい形で2画面を使えます。
画面の縦が足らないスマホだとあまり快適に使えることがなかった2画面機能も、Xperia 8なら普通に便利なレベルにまで使いやすさが向上します。
これも機能として使いやすくなっているということでXperia 8のメリットになるでしょう。
もう一つ機能面でメリットだと感じるのがサイドセンスの存在。
Xperia 1やXperia 5では使いにくくて個人的には一切出番はなかったものの、Xperia 8のサイドセンスはタッチ反応領域が広がっているためにかなり正確にサイドセンスの起動が可能になっています。
サイドセンスはアプリやトグルや通知バーなどをわざわざ履歴やアプリ一覧を呼び出したり、指を上の方に伸ばさずとも利用ができるようになるため、スマホの利用スピードといったところや効率性といったところが向上します。
ストレスなく利用できるようになる機能なので、この機能が使いやすくなったという点はXperia 8を毎日使っていく上では大きなメリットになるはずです。
安い21:9スマホとして他にはない魅力があるスマホ
Xperia 8のメリット、それも他のスマホにはない最大のメリットとしては「21:9のアスペクト比を持ったスマホとして安い」というポイントがあります。
21:9アス比ディスプレイが持つ情報収集端末としての便利さというものが、必要最低限の性能と日本向けとして充実した機能を利用できた上で安い価格で手に入れることができるというのはXperia 8だけが満たしている特徴です。
Xperia 1やXperia 5の21:9ディスプレイを使ってみたいが価格が高くて手が出せないという人でも、このXperia 8ならば安価で購入しやすく、しかも回線も安い料金で利用できるものが揃っているので結果としてお買い得な買いものになることは間違いないでしょう。
カメラやゲームといったところは価格相応の難しさを見せますが、単純なシングルタスク中心で利用していくのであれば性能面もほぼ気になりませんし、バッテリー持ちも非常に良いためにライトな使い方中心であればあえて高性能で高額なモデルを購入しなくてもよくなるでしょう。
利用する場面によっては価格なりの性能しか出せないところが見られるものの、それ以上に21:9の情報量なんかが快適になっているので格安スマホとして悪くない選択です。
デザインや外装といったところでも安っぽさを感じる素材ではなく、特に側面と背面はiPhone 11、とは言いすぎかもしれませんがそれと大きく変わらない質感を持っています。
性能がマルチタスク向きではないというところを除けば全体的に非常に満足度の高いスマホとなっているのは間違いなく、このXperia 8自体に興味を持っていた人や21:9ディスプレイに興味を持っていた人にもオススメできるライトな一台になってます。
契約はオンラインショップで(特に機種変更)
なおXperia 8を契約しようという場合には、auとY!mobile、UQモバイルのそれぞれのオンラインショップをオススメしています。
その理由は簡単で、各オンラインショップでならばお得に機種変更が簡単に出来てしまうからです。
オンラインショップでは
- 通常2000円or3000円かかる事務手数料が無料(Y!mobileのみ)
- 頭金が0円
- ネットから簡単に手続きが可能
- 2500円以上の価格のあるスマホなら送料無料で自宅に届けてくれる
- チャットサポートで自宅からプランや端末比較の相談ができる
こんなにお得で便利に契約できるメリットが数多くあります。
特に事務手数料と頭金といったスマホ契約では必須の支払いがオンラインショップであれば無条件に0円に出来るのはオンラインショップが持つ強烈なメリットなのは間違いないです(Y!mobileのみ)。
こうした端末価格以外の支払い金額というものを気にせずに契約できる、しかも全国から契約可能というのは間違いなくオンラインショップがお得な点と言えます。事務手数料のような本来なら必須の出費をオンラインショップ限定で抑えることができるのは、より安くお買い得に購入しようとするならば得ておきたいメリットになるでしょう。
他にも自宅から全ての手続きが可能なため、わざわざ時間をかけて契約に行く必要もありません。即日スマホが手に入るというスピード感はありませんが、手続きが本当に5分以内に終えることが出来る上に最短2日ほどで到着するのは楽です。時間を気にせず契約できて無駄にもしないのは社会人や主婦の方に大きなメリットになるはずです。
それにオンラインショップの販売ページ内ではチャットサポートが最近では行われており、店頭の便利な要素であるプラン相談や端末の相談といったものも行うことが可能になっています。オンライン契約に抵抗感がある人でもこれなら契約しやすいでしょう。
こうした理由から機種変更をするのならばオンラインショップをオススメしています。
期間限定!最大14,000分お得にXperia 8を購入する方法もある
そしてこちらの機種をより安く購入する方法というのも紹介しておこうと思います。
それはイオンカードに新規入会してそのクレジットカードで端末代を一括で決済する、という方法です。
この方法を使えば今回の「Xperia 8」を一括で購入する時に
2,800円相当のポイント還元を得られて実質価格が安くなる
といった形でよりお得に「Xperia 8」を契約することができます。
また「Xperia 8」の契約だけでなく他の支払いとも合わせて10万円分を使うことによって、14,000円相当のポイント還元を得ることもできます。
※追記:現在10万円で14000ポイントの表記が消えています。
最大で14.5%還元をこのイオンカードの新規入会キャンペーンを利用することによって得ることができ、その分お得に「Xperia 8」を契約できるということになります。
もしもすぐに「Xperia 8」が欲しいということでなければこちらのイオンカードのキャンペーンに参加した上で購入をするといいでしょう。
イオンカードのキャンペーン詳細はこちら。
- 新規入会を2020年2月29日までに行う
- 4月10日までにクレジット決済をした場合に最大で14%還元
- 金額は指定範囲
- 2万円以上5万円未満の場合は2,800ときめきポイントを還元
- 5万円以上10万円未満で7,000ときめきポイントを還元
10万円以上で14,000ときめきポイントを還元- ときめきポイントは商品ギフトと交換できる他、1ポイント=1円相当で電子マネーWAONに変換できる
- これとは別に通常0.5%還元も付与される(またイオン系列での買い物の場合さらに追加で0.5%で最大15%還元)
- 対象外の商品などは今のところなく、過去のキャンペーンより大幅に条件が緩和されて誰でも還元を受けやすい
今回の「Xperia 8」購入によって5万円以上の条件を満たすにはあと少しというところにくるので、さらに4月10日までにXperia 8以外の日々の支払いでイオンカードを使っていくことで、5万円以上という条件も満たしていくと良いと思います。
そうすれば7,000円分の還元を受けることができ、10万円以上使えば14,000円分の還元が受けられます。
こちらのキャンペーンは今回のスマホをより安く契約するためにも積極的に使っていきたい内容になっています。
クレカ到着まで時間はかかるものの、確実に安く購入する方法・キャンペーンとして結構強烈なお得な内容が用意されているので、うまくこちらを利用して賢くスマホを購入するようにするといいでしょう。