microUSB部分の蓋の部分が貧弱仕様のHTL21には必須のアイテムであり、発売当初から品薄が続いているHTC J butterfly HTL21専用の充電機能付き卓上ホルダー「HTL21PUA」。
品薄により早い段階でオークション上で定価を上回るプレミア価格で出品・落札をされておりちょっとした話題になっていた。
当時は定価を上回るといっても、3000円~4000円代後半での落札が中心であり、注目されるほどの商材ではなかった。
ところが、ここ最近の相次ぐHTL21のMNP一括および新規一括価格の大幅値下げにより、非常に安くHTL21本体が手に入る機会が増えはじめている。超格安で手に入る機種でありながら非常に高性能であるため、この一連の値下げにより自分用に卸す人も増えていることだろう。そうしたHTL21ユーザーの急激な増加により卓上ホルダーの需要も急増したのか、オークションでは定価の3倍近い値を付け始めている。
4月中は4000円台で推移していた落札価格であるが、5月に入り徐々にその値を上げていっており時に8000円台での落札も目につくようになっている。
既にHTL21卓上ホルダーHTL21PUAは多くの店舗で4月の入荷が最終入荷との話があり(都内ヨドバシ・ビック店談)、現在はほぼ市場在庫のみと見ていいだろう。
au Online Shopでは5月下旬の入荷を予定しているそうだが、ユーザー増加による需要増の影響で争奪戦が激しくなりそうだ。
増え続ける需要に対して供給がほぼ途絶えているという現在の状況では、今後もオークション等によるプレミア化は続いていくことだろう。
正直なところ買いに走るには遅すぎる状態ではあるが、HTL21を最近手に入れ自分の普段使い用に卸している人は、在庫の確保を急いだほうがいいだろう。街でauショップを見かけた際は、一言在庫確認をするために立ち寄ってもいいかもしれない。
もしくは自己責任で実施して欲しいが、qi対応へとHTL21を改造してしまい充電器を不要にさせてしまうのもいいだろう。詳しくは下記のサイト様でチェックを。
HTC J butterflyをqiに対応させる – doggisma
au HTL21 HTC J butterflyに無接点充電(qi)の移植が成功した模様 | HTC速報
HTL21が乞食端末化したことで嫌気のさしてしまったユーザーで既に「HTL21PUA」を持っている人は、端末と充電器を売り払いHTC J One HTL22の購入費用の足しにしてしまうのも一計かと思う。
なおショップでのHTL21PUA購入に際しては、利用中のau携帯回線番号が必要になる場合がある。提示を求められたときのために、予め準備しておいてもらいたい。