docomoが1月18日より「応援学割2013」を開始する。
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/ouen_gakuwari_2013/index.html
過去のdocomoのやり方では、他社の施策に応じてよりオトクな内容に施策を変更しているため、確定ではないものの現時点での運用費を計算してみたい。
今回の応援学割2013は基本料金が3年間無料になる。対象プランはタイプXiにねんとタイプシンプルバリューだ。
パケットプランも値引きされ、基本的なパケットプランならば1050円の割引が3年間受けることができる。(「Xiパケ・ホーダイ for ジュニア」または「らくらくパケ・ホーダイ」は不可)
今回はこれを踏まえて最低維持費と最低運用費を計算してみたい。
最低維持費
最低維持費はFOMA回線での契約ならばパケ・ホーダイシンプルが選択できる。こちらは0円からのパケットプランなため、ISP費用ぐらいしかかからない。このISP費用も月々サポートを利用すればなくすこともできる。
タイプシンプルバリュー(応援学割2013) | 0円 |
パケ・ホーダイシンプル | 0円~ |
ユニバーサル料金 | 3円 |
合計 | 3円 |
※eビリング適用でユニバーサル料金も相殺可能。適用時には0円請求
学割を使って最低維持の回線を作るにはこのような契約になっている。高額な月々サポートを利用すれば、他の2段階制パケットプランでも最低維持費は3円になる。
パケホフラットを利用した最低運用費
上で最低維持費を計算しておいて何だが、学割を利用して維持だけするのは実にもったいないことだ。応援学割ではパケットプランが1050円割引されるため、ぜひともパケ・ホーダイのフラット運用をして欲しい。月々サポートと合わせれば非常に安くパケホフラット回線を利用できる。
対象のパケホフラット回線は3つある。Xiパケ・ホーダイ フラット、Xiパケ・ホーダイ ライト、パケ・ホーダイ フラットだ。この中で最も料金が安いのはXiパケ・ホーダイ ライトだ。月3GB以上利用すると、速度制限が発生する代わりに、月々の料金が4935円と他のプランよりも安くなっている。今回はこのプランを利用した最低運用費を計算したい。
まずは月々サポートを利用しなかった場合は以下の運用費になる。
タイプXiにねん(応援学割2013) | 0円 |
Xiパケ・ホーダイ ライト | 4935円 |
応援学割・パケット料金値引き | ▲1050円 |
SPモード | 315円 |
ユニバーサル料金 | 3円 |
合計 | 4203円 |
※eビリング適用で▲21円
月々サポートを利用しなかった場合は月々4203円でパケットフラット回線が使い放題になる。
次はこの料金から月々サポートを利用して最低運用費を計算してみたい。
現在docomoではMNPでの加入に月々サポートを増額しており、ここでの計算はMNPによる一括購入で増額された月々サポートを利用している。新規・機種変更での購入の仕方ではないのでご了承願いたい。
簡単に使えるMNP弾はこちらの記事で確認して欲しい→スマホ電話SIMをMNP弾として使用する際の費用・方法・維持費
今回は月々サポートが3885円と高額で今でも入手可能な機種L-06DとN-03Eの月々サポートを例にとって計算してみたい。
上記Xiパケ・ホーダイ ライト運用費 | 4023円 |
月々サポート | ▲3885円 |
合計 | 318円 |
上記2機種をMNPで一括購入した場合、パケホフラット回線を月々318円で運用可能となる。
この他にも人気機種の月々サポートでも計算しておいたので確認して欲しい。
追記:各機種共に月々サポートが4月1日より減額。以下の額では持てなくなりました。
AQUOS PHONE ZETA SH-02E:月々サポート(MNP時)3780円→423円
GALAXY S III α SC-03E:月々サポート(MNP時)3675円→528円
GALAXY Note II SC-02E:月々サポート(MNP時)3675円→528円
どれも500円前後でパケホフラット回線が利用できてしまう。
おまけ:セット割フォトパネルで3円回線
ここからさらにセット割フォトパネルというキャンペーンを利用し、月々サポートを増額させることで月3円でパケットフラット回線を持つことができる。
詳しくは別の記事で紹介しているのでここでは計算式だけを置いておく
セット割フォトパネルは420円月サポを増額してくれるので・・・(既にキャンペーンは終了)
上記月サポパケホ回線運用費 | 318円 |
月々サポート | ▲420円 |
合計 | 3円 |
※ユニバーサル料金は月サポで相殺不可
※eビリング適用でユニバーサル料金相殺可能。月0円請求でパケット使い放題回線が作成可能
このように423円以下の料金ならばセット割フォトパネルで月3円でパケット使い放題の激安回線が作成可能となる。ただしコチラは別途フォトパネルの維持費がかかるので、キャッシュバックや値引きがつかない限りはお得感は薄いので注意して欲しい。
なおここで計算している式は全て端末代金を一括購入した場合で計算している。分割で購入した場合、毎月の料金に分割料金が加算されるので注意して欲しい。ここで推奨しているMNPでの購入ならば数万円の値引きが期待できるので、ぜひ一括購入で端末代を精算しておいたほうが気持ち的にも楽かと思われる。
パケ・ホーダイシンプルでは、月々サポートは受けられないのではないですか?
DK様、ご指摘ありがとうございます。
全くもってそのとおりですね。各機種の月々サポート額とともに修正しておきました。