18歳以下、または25歳以下を対象に学割を展開している各スマホキャリアでは、学割に合わせて一部のスマホを購入しやすい価格に値下げをしたり一括化をしたりして、学割商戦向け・新生活向けのスマホとしてテコ入れを行っています。
これにより学割対象のユーザーはもちろんですが、これから新たにキャリアのスマホを契約しようと考えている人にとっても安くスマホを手に入れる機会が訪れたことになります。
ここでは各キャリアで学割対象で安くなっているスマホについて、性能が良いものを中心にまとめてみようと思います。
docomo:iPhone 8(新規/MNP)
まず最初に学割向けの案件として今アツい契約となっているのは、docomoのiPhone 8です。
こちらは学生向け、割賦審査回避向けの案件として、学割発表直後に一括化による実質的な値下げが行われました。
一括化は端末購入サポートによる形になるため、14ヶ月間の短期契約解除料がかかってくるものの、それでもこの早い時期からiPhone 8を一括で契約できるのは契約者側にはメリットのほうが大きいはずです。
一括価格は次の表のとおり。
iPhone 8 | iPhone 8 Plus | |
64GB | 31104円 | 43416円 |
256GB | 49896円 | 61560円 |
実質価格が一括化されただけではあるものの、一括3.1万からでiPhone 8が買えるというのは安いです。月々サポートは0円になっていますが、その他の下取りやdカード GOLD、そして学割なんかを使うと維持費は安くすることができるのでそちらの心配は工夫次第で解消できます。
docomoのスマホ料金を安くする方法 【dカード GOLD活用編】 | すまコジ
分割割賦で支払えない人であってもこの価格であれば一括支払い可能かと思うので、学生に限らずそこまでスマホの契約に費用をかけられないという人にもこの形での値下げは助かるかと思います。
MNPのみではなく新規も対象になるので、既存回線を解約してからの新規契約を行う形でスマホを変えてもいいかもしれません。
iPhone 8レベルの機種が一括3.1万というのは中々にお得な契約内容となるので、学割時期にdocomoにおいて真っ先に契約を考えるべきはこちらであることは間違いないでしょう。
価格も性能も学生にとって非常に満足のいく買い物になります。
docomo:Xperia XZ Premium SO-04J(MNP/新規)
docomoへMNPできる状況であるならば、Androidスマホも選ぶことができますしiPhoneよりも安くほぼ半額で契約することができるようになっています。
MNP(新規も)で端末購入サポートの対象で安く、性能でも問題なく使えるのはXperia XZ Premiumが一つ当てはまります。
MNPという条件を乗り越えることができれば、1月19日から新規でも一括で15552円での購入が可能になります。iPhone 8に匹敵するほどの性能と5.5インチの大画面、デザインも高級感を持っているモデルがiPhone 8よりも半額の価格で契約出来るので、MNPできる状態であればこちらも狙い目です。
Xperia XZ Premium | |
MNP/新規一括 | 15552円 |
ハイエンドモデルに採用されて今非常に高い評価を受けているSnapdragon 835を搭載しており、動作全般の良さはもちろん発熱性の低さでも長期間安心して使い続けられるスマホになっています。
価格と性能比を見た時のコストパフォーマンスは非常に高いです。こちらも月々サポートはありませんが、先ほどと同じくdカード GOLDや学割による割引を組み合わせればそこまで維持費も高騰しないため、端末価格の安さと合わせて中々の格安契約になってくれると思います。
こちらもiPhone 8の代わりに良い選択になるかと思いま。
追記:docomo:V20 PRO L-01J(新規/機種変更)
一応今回は学割をメインに考えているため、新規契約で安い機種をまとめていますが、同時に機種変更でも非常に安いスマホというのが1月19日から追加されたのでそちらを紹介します。
新規と機種変更で、スマホの価格が一括684円という激安価格になったのがV20 Pro L-01Jという機種です。
こちらはたったの648円で結構な高性能スマホが契約できてしまいます。
648円というと安かろう悪かろうな機種だと思われるかもしれませんが、V20 ProはSnapdragon 820という高性能SoCを使ったハイエンドモデルで、RAMも4GBあり非常に安定した動作を実現させています。広角レンズを持ったカメラなんかもSNSに使いやすいので、とても648円で買えて良いスマホとは思えないぐらいの性能となっています。
こんな機種が新規のみならず機種変更でも安いので、特にスマホのメーカーやブランド性といったものを気にしないのであれば、お買い得すぎるスマホとなっています。
docomoの料金例
こちらの上記3機種はどちらも端末購入サポートとなっているため維持費は共通です。端末価格だけでなく維持費も気になる人がいると思うので、そちらの一例を出して月額料金も確認しておきます。
シンプル+シェアオプ | カケホライト+シェアオプ | シンプル+ウルトラL | カケホライト+データM | カケホライト+シェア30 | |
基本料 | 1058円 | 1836円 | 1058円 | 1836円 | 1836円 |
spモード | 324円 | ||||
パケットパック | 540円 | 540円 | 6480円 | 5400円 | 14580円 |
合計 | 1922円 | 2700円 | 7862円 | 7560円 | 16740円 |
学割適用時(▲1620円) | 302円 | 1080円 | 6242円 | 5940円 | 15120円 |
シェアオプションだと相当に安くなりますが、単体でもシンプル&ウルトラLなんかの契約は使えるデータ量の割に安くなっています。
学割が適用できなくてもdカード GOLDの10%還元技なんかが使えるため、月サポ0円でもそこまで悪くない維持費で使えることができます。
Y!mobile:iPhone SE(新規/MNP)
後日UQ mobileが対抗しそうなほどにアツいのがY!mobileのiPhone SEの一括特価化です。
これも学割時期の低価格スマホとしてコスパがかなり良くなっているのでオススメです。
Y!mobileでは一括購入割引(のようなもの)にiPhone SEも対象としたため、一応4月1日まで限定でiPhone SEの一括価格が大きく下がっています。
32GBモデルが10584円、128GBが21384円。iPhone SEの価格として結構熱いレベルで安いです。
一括購入割引っぽいために月額割引は適用されないものの、元々安いY!mobileの料金がそのまま使えるために割引がなくても問題にはならないかと思います。
ほとんどSoftBank回線そのままの格安SIM相当の契約となるため、安くて高速な回線に一括1万円や2.1万円のスマホがセットになるというのは驚異的な契約内容でしょう。ここにもしも家族割を効かせれば540円引きが毎月、学割では3ヶ月ほど基本料無料の特典が得られます。常時安いにも関わらず更に安くなる仕組みを用意しており、あまり通信費にお金をかけたくないユーザーにとっては理想的な契約が行えます。
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
Y!mobile1年目 | 2138円 | 3218円 | 5378円 |
維持費は1年目なら学割なしでも2GB&10分定額という組み合わせで2138円という料金で契約できます。非学割でもこの料金の安さ、そしてiPhone SE自体の一括価格の安さを考えると現状ではどんな格安スマホも太刀打ちできないレベルの特価契約となっています。
Y!mobileは速度が出て通話定額もあるという扱いやすさで、LINEの年齢認証も可能ということで回線側にも使いやすさに優れた特徴を持っているので、そうした回線を1万円台のiPhoneとセットで契約できるというのはちょっとコスパが良すぎる内容です。
2月3月も低価格スマホが出てくる可能性
まだまだこれらの学割特価系のスマホは、この記事を書いている1月時点のものになっているので、今後も随時一括特価系のスマホが出てくるかと思われます。
良さげなものが出たら追記していきますが、1月中はこれらの一括スマホが性能と安さの2つを両立しているかと思います。docomoはシンプルプランを個人でも使えるようになったことで、通話をしないユーザーにとっても契約のしやすい状況を生み出しており、端末購入サポート機種も契約しやすくなっています。
今後安売り機種が追加されても、これらのiPhone 8/iPhone SE/Xperia XZ Premiumなら今買っても後悔のない機種としてオススメ出来ます。auやSoftBankの場合だともうちょっと待った方がもしかしたら良いスマホが出てくるかもしれないため、まだ様子見していいでしょう。
学割のみならず単純に安い機種として今回の3機種はオススメです。今買うならこちらです。