買いました。これはやっぱり凄い。
一応ここではG8X ThinQのレビューをしてるわけですけど、ぶっちゃけ長々と書いてしまったレビューなんか読まなくていいから皆さんも買った方が良いですよ。
これで55,440円は安いって!
コスパ重視系のユーザー、ゲーマー、変態端末好き、単純に良いスマホ欲しい人、この辺りの趣向の人は心配いらないから買っていいですよ。だって55,440円で買えるレベルの内容じゃないもん!安くても8万円以上するレベルのスマホだもん!
なんだったら10万でもおかしくないスペックを持っていてしかも普通に不具合なく使えるスマホなわけで、これが55,440円は本当に安すぎるって・・・。今さらXiaomiのスマホ出されたって、そう・・・()って感じになるぐらいには衝撃の価格をG8X ThinQは実現しているんで、少しでも気になってこの記事にたどり着いたようならレビューなんか読んでないでさっさと買ってしまった方が良いでしょう。
在庫ある内に買いですわ。
2019年最後の最後にとんでもないコスパで性能も実用性も機能も抜群に揃えたスマホ「G8X ThinQ」が登場してきているんで、そちらのレビューをここでは行っていきます。
G8X ThinQ価格・スペック
G8X ThinQ | |
一括価格 | 55440円 |
48回分割支払い | 1155円×48回 |
トクするサポート | 1155円×24+9360円=37080円 |
まず確認しておきたいのがその価格。一括55,440円です。
これは機種変更などの価格もそうですが端末単体で購入する場合にもこの価格になっています。
で、この価格で実現されているのが下の表にあるようなスペックです。
G8X ThinQ | |
SoC | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB(micro SDカード512GB対応) |
バッテリー | 4000mAh |
重さ | 193g(2画面時331g) |
ディスプレイ | 約6.4inch 2340×1080(フルHD+) |
アウトカメラ | 1200万画素(広角) 1300万画素(標準) |
インカメラ | 3200万画素 |
サイズ | 160×76×8.4mm |
特徴
- スナドラ855を搭載したキャリアスマホとしては国内最安値
- 2画面ケースを付けると2画面スマホにできる取り外し可能な2画面モデル
- 防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグフルセグの全部入り
- ワイヤレス充電やDACなどその他機能も充実
- 2画面は360℃展開可能、デュアルアクティブ可能で従来の2画面スマホよりも使い勝手が向上
- 価格が55,440円、そこにキャンペーンがいくつか加わり更に安くなる
スナドラ855・RAM6GB・デュアルスクリーンという、ここまでのスペックだけで普通は9万10万でもおかしくない訳ですが、何故か55,440円という安さになっています。
そしてスペック面ではさらに優れている部分が多くあり、
- 画面内指紋認証
- 4000mAhの大容量バッテリー
- 防水・防塵
- おサイフケータイ
- ワンセグ・フルセグ
- DACあり
- Qi充電対応
- 結構夜景に強いカメラ(標準+広角)
なんて機能なんかも用意されていて「これで55,440円かよ・・・」とホントに良い意味で狂った価格設定になっています。
スペック見ると「全部入りハイスぺ2画面スマホ」っていう10万超えなきゃおかしくない?ってレベルなんですがそれが半額の5万円台っていうぶっ飛んだものを実現したのがG8X ThinQです。
足らないものは1台で運用するときの軽さと、ROMが64GBってことぐらい。といってもそれも大したネガティブ要素じゃないってのが凄いところ。
レビューなんてホントにどうでも良いぐらいにスペック買いすべきスマホがG8X ThinQです。これが55,440円ってコスパ良すぎて笑いますよ。
G8X ThinQの機能性をチェック
それでも一応検証やレビューをするわけですが、それを行う前にG8X ThinQの機能について、個人的に気に入ったものや便利に使えたものを紹介します。
主要機能
- 防水・防塵、おサイフケータイ
- 画面内指紋認証
- デュアルレンズ(標準・広角)
- ワンセグ・フルセグ
- ワイヤレス充電
- 2画面アタッチメントケース付属
- DAC搭載
防水・防塵、おサイフケータイ、フルセグが勢ぞろい
まあスペックのところでもう見ちゃったんですけど改めて機能の特徴として確認しておきたいところについて。
G8X ThinQは海外メーカーのLG製スマホではあるものの、その中身は完全に日本向けにチューニングされたスマホになっています。
- 防水・防塵
- おサイフケータイ
- ワンセグ・フルセグ
G8X ThinQにはこれらの機能がしっかりと用意されています。
GalaxyのハイエンドモデルやミドルレンジのAQUOSなんかのお馴染みのスマホでも、ワンセグ・フルセグあたりの機能は搭載されていないことが多いわけですが、このG8X ThinQではそこもしっかりとカバーをしてきています。
さらに
- Qi充電対応(ワイヤレス充電)
- 画面内指紋認証対応
といった機能も用意され、日本向け機能だけでなく便利さをアップしてくれる機能といったところもやはり用意してきています。
足らない機能といったものはあえて挙げるなら顔認証ぐらいで、機能はほぼ全部入りと評価できるスマホです。
これが55,440円です。
イヤホンジャックあり、DAC搭載で有線ならスマホレベルを超えた高音質に
さらに上記の機能とは別にもう一つ機能が用意されています。
それは音楽再生にDACを用意しているということです。
このDACはdocomoやauで発売されたLGスマホを持っている人にはおなじみかと思いますが、音楽再生用の専用CPUといったものになっており、専用の再生機構を通すために音質が向上するというメリットがあります。
LGスマホを使っている人にとってこのDACの有無が継続しているかどうか、というのは重要な要素だと思いますがこのG8X ThinQでも利用できるようになっているので、音質を向上させたまま最新性能のLGスマホへと乗り換えることが可能です。
スマホレベルの音質を超えた体験ができるため、このDAC搭載というのもG8X ThinQの特徴・機能の大きなポイントです。
なおDACが搭載されているため必然的にイヤホンジャックも用意されているので、その点でも使いやすい機種となっているのも評価として高くなる点です。
2画面ケース付きで2画面も使いやすいものに
そしてこうした上記の機能に加えてG8X ThinQの最も大きな特徴となるのが2画面で使えるようになる専用のケースの存在です。
2画面スマホは他キャリアなどから発売されていますが、こちらのG8X ThinQは取り外し可能なタイプの2画面スマホというこれまでとはまた違ったタイプのモデルです。
しかも画面は360度展開することができるようになっています。
2画面用のケースはそのままカバーにもなり、外側には時刻や通知の表示が可能になり、鏡面仕様となっているため身だしなみを整えるのに適しています。
画面の開き方によってはスマホスタンドいらずで展開することも出来るようになっているため、動画を見るのにも適しています。
取り外し可能で普段の利用においてもカバーとして利用可能、さらにQi充電もおサイフケータイもカバーをつけたまま利用出来るということで、2画面というのが一切邪魔にならず使いやすいものになっています。
デュアルアクティブプレイやゲームパッド利用など2画面を活かしたゲームアプリ利用に強い
2画面での利用自体もG8X ThinQは機能性が他の2画面スマホよりも高いです。
G8X ThinQの2画面は、
- 取り外し可能
- 2画面カバー利用中もイヤホンジャック・おサイフケータイ・ワイヤレス充電が利用可能
- 画面に表示されているアプリを左右に入れ替えることが可能
- 片面表示や節電表示が可能
- デュアルアクティブ化によって1画面操作時も残りの1画面はコールド状態にならない
- ゲームアプリではゲームパッドを表示して画面タッチで操作可能
といった特徴を持っています。
特に「デュアルアクティブ」を公式でサポートしている点はこれまでの2画面スマホとは決定的に異なるポイントです。
これまでの2画面スマホでは片方の画面のアプリを操作しているともう片方のアプリの動作が止まってしまうという、2画面表示は出来るけど2画面同時には操作できないという問題を抱えていました。
これがG8X ThinQでは2画面同時に操作・動作させることが可能になり、2つのゲームを同時に動かしても片方が止まってしまうというような問題が起こらなくなっています(一部アプリは除く)。
こちらのデュアルアクティブは従来の2画面スマホと比べてG8X ThinQの使い勝手の良さが如実に感じられる機能の一つです。
また2画面側をゲームパッドとして利用する機能も用意されていてこっちも使い勝手が良いです。
ゲームパッドはプリセットされてるものだけでなくオリジナルで設定をすることができ、Bluetoothコントローラーに対応可能なゲームならこちらのゲームパッド画面で操作することができます。
コンシューマーゲームが好きな人の中にはスマホゲーの操作性があまり好きじゃないという人も多かったと思いますが、G8X ThinQならばまた違った操作性でスマホゲーを扱うことができます。
G8X ThinQについては機能性の高さが特に目立った機種となっています。
G8X ThinQのカメラ性能
G8X ThinQ | |
広角レンズ画素数 | 1,300万画素 |
標準レンズ画素数 | 1,200万画素 |
インカメラ画素数 | 3,200万画素 |
G8X ThinQのカメラ性能についても検証をしていきます。
超広角レンズは歪み補正を解除すればより広範囲に撮影可能
G8X ThinQは2つのレンズを持っていますが、その内超広角レンズの方は広角側の撮影手法が2種類選べます。
一つは歪みがでないように補正した状態。
もう一つは歪みがキツくなるもののより広範囲に撮影できる状態です。
歪みを補正しない形で撮影を行うことによって、より独特な写真を撮影することができます。一方で周縁部は歪んでしまって正確な記録としては残しにくいものになっています。
好みの問題にはなりますが2つの手法を使って撮影できるので面白いカメラと言えます。
具体的な違いは次の写真で確認してください。
ナイトモードは撮影前に明るさを調節できる
またG8X ThinQにはナイトモードという夜景撮影に特化したモードがありますが、こちらは他のスマホとは異なり撮影前に明るさなどを調節することが出来るモードになっています。
自分好みに明るさをわかりやすく調節することができるので、他のスマホのように撮影後に出来栄えを確認するという手間が省けます。
屋外
明るいところでの撮影に関しては特に支障がなく美しさを維持して撮影することができます。
冬空かつ日陰となっている路地裏の中でも、空が白飛びすることなく色味を残しているのは状況を考えると優秀かと思います。
ダイナミックレンジの広さというのを標準レンズでも超広角レンズでも有しているのがわかります。
ビル街なんかだと超広角レンズの歪み補正無しでの撮影もスマホのカメラとしては面白い絵が撮れるのも特徴的です。
夜景
夜景・暗所での撮影も十分すぎるカメラ性能を見せています。
他のハイエンドモデルと比べると多少ライト・光源周りで白飛びしてしまっている範囲が広めではありますが、それで写真として支障が出るレベルではない為に問題はないでしょう。
ノイズなんかもそこまで多く出ませんし、HDRでノイズリダクションが出てもディティールがふやけてしまうことも少ないため比較的優れた夜景撮影能力があると感じられます。
もう少しナイトモードを使いやすいUIになると使い勝手が更に良くなるものの、5.5万円のスマホのカメラとしては非常に美しく撮影する能力を持っているのを感じます。
G8X ThinQレビュー・評判・評価
機能やカメラ能力についての確認はしたので、次はG8X ThinQがどのようなスマホであるかというところを各種検証していきます。
ベンチマーク・ゲーミング性能
G8X ThinQ | |
SoC | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB |
ディスプレイ | 約6.4inch 2520×1080(FullHD+) |
まずスマホの性能についてわかりやすい指標がベンチマークアプリの数値です。
利用したベンチマークアプリは
Antutu
AItutu
GeekBench
の3つ。
それぞれの数値は以下のようになります。
Antutu(Ver8.0.2)
Antutu | G8X ThinQ | Galaxy Note10+ | P30 Pro |
---|---|---|---|
スコア合計 | 431438 | 569324 | 479242 |
CPU | 139913 | 129390 | 123094 |
GPU | 170470 | 302938 | 234096 |
MEM | 55539 | 78617 | 69281 |
UX | 65516 | 58379 | 52771 |
AI版Antutu
AItutu | G8X ThinQ | Galaxy Note10+ | P30 Pro |
---|---|---|---|
スコア合計 | 71004 | 174780 | 65137 |
画像分類 | 33737 | 91977 | 41155 |
オブジェクト検出 | 37267 | 82803 | 23982 |
GeekBench5.0
Geekbench5.0 | |
---|---|
SCS | 736 |
MCS | 2572 |
RSS | 2300 |
─ |
アプリ起動速度・ストレージ読み書き速度
ベンチマークスコア以外にもスマホの性能を図る指標としてアプリの起動時間も確認し、他の機種と比較してみます。
ベンチマークスコアの数値が実際の利用シーンにおいて数値通りの性能を見せるのかということを判定します。
本来は動画などで起動の瞬間を見せるべきなのでしょうがそんな環境はないので手動計測の時間を表にまとめました。
G8X ThinQ | Galaxy Note10+ | iPhone XS Max | |
ポケモンGO | 約2秒 | 約2秒 | 約1秒 |
デレステ | 約6秒 | 約5秒 | 約3秒 |
起動速度にも不満はないでしょう。スナドラ855ということでスペック通りの性能を見せています。
なおストレージの書き込み速度などは以下のようになっています。
バッテリー性能
公表バッテリースペック | |
バッテリー容量 | 4000mAh |
連続通話時間 | 約1400分 |
連続待受時間 | 約110時間 |
電池持ち時間 | ─ |
バッテリー容量自体はそこまで多くありませんが、数値からはかなり良い電池持ち状況というのがわかります。
100%からのバッテリー状況 | |
放置状態20時間 | 90% |
ミリシタライブ(MV)10回連続 | 91% |
Antutu5回連続 | 86% |
動画2時間視聴 | 89% |
- 輝度はすべて50%(おおよそ室内灯に最適化)
バッテリー性能はそこそこといったところ。
4000mAhの大容量も相まって不満に感じるレベルにはないでしょう。
ただしこの測定は1画面運用で検証したものになり、2画面で利用した時の検証を後述していますがそちらだと流石にバッテリー持ちは悪くなります。
2画面利用がデフォルトになるかと思われるため、その状態で電池持ちがあまり良くないというのは使いづらさがあるかもしれません。
特徴的な2画面を有するゆえに、バッテリー充電環境というのはある程度用意しておく必要があるでしょう。
発熱
発熱についても検証を行ったので参考にしてください。
ベンチアプリ、ゲームアプリを複数回連続で起動した状態の温度です。
Antutu | バッテリー温度 | CPU温度 |
---|---|---|
1回目 | 32.2℃ | 39.7℃ |
2回目 | 33.9℃ | 44.8℃ |
3回目 | 35.2℃ | 46.8℃ |
4回目 | 36.5℃ | 47.2℃ |
5回目 | 34.2℃ | 49.1℃ |
ミリシタMV | バッテリー温度 | CPU温度 |
---|---|---|
1回目 | 31.5℃ | 38.2℃ |
2回目 | 33.3℃ | 40.2℃ |
3回目 | 33.8℃ | 40.9℃ |
4回目 | 34.1℃ | 42.2℃ |
5回目 | 33.8℃ | 43.9℃ |
室温18℃・エアコンあり
発熱もそこそこといった印象。
平均的なスナドラ855らしい発熱具合になっているのでそこまで気になるものではないでしょう。
若干室温に比べた時にCPU温度が上がりすぎている印象はあるため、今後夏場に使っていこうという場合には発熱具合に少し注意をしていく必要はあるでしょうか。
G8X ThinQの各検証結果はこのようになっています。
G8X ThinQのデメリット
各検証の次にはレビューとしてメリット・デメリットといったものを利用した感触から挙げていきます。
G8X ThinQの実機を使っていく中で感じた問題や気持ちよく使えた部分なんかをピックアップしていきます。
まずはデメリットから。
重くて2画面利用時のバッテリー持ちはそこまで良くない
まず使っていて感じるデメリットとしては2画面ケースと組み合わせた時はもちろん、スマホ単体で使っている時でもそこそこに重いというのがあります。
バッテリー容量なんかが多いために仕方ない部分はありますが、どちらにしてもずっしりとした重さを感じます。
6.4インチサイズながらGalaxy Note10+ぐらいには重いため、サイズ感とかを考えるとこの点はもうちょっと洗練されていて欲しかったところです。
合わせて331g、しかも厚みや幅も出てくるとなるとちょっとポケットには入れにくいものになります。
また先に書いた通り通常利用している時は問題がありませんが、2画面で利用している時は流石にバッテリー持ちの悪さというか消費量の多さというのを感じてしまいます。
2画面分のディスプレイ表示と2つのアプリ負荷というのがあるため、バッテリーが減りやすくて当然ではあるのですが、長時間バリバリ使ってしまうと1日のどこかでしっかりと充電しておく必要性が出てくるために注意が必要です。
100%からのバッテリー状況 | |
YouTube&Twitter2画面起動で1時間半ほど使用 | 76% |
ポケモンGO&イングレス2画面30分ほど放置 | 83% |
ゲーム側がプレイせず放置しているだけでこの消費量ということで、普通にプレイしようとすると長時間同時に遊ぶというのは中々難しいものになりそうです。充電環境が近くにある状態で遊ぶようにしたほうがいいはずです。
2画面ケースでは充電もしにくい端子になってしまいますし、ワイヤレス充電共々充電速度は速くないというあまり使い勝手が良くない部分もあるため、2画面時のバッテリー周りについては若干の問題があります。
タッチ感度はそこまで良くはなく文字入力で他のハイエンドモデルよりも詰まりがある
あくまでもハイエンドモデルとの比較ではあるものの、他のハイエンドよりもタッチ感度が若干気になる部分があります。
特に文字入力でフリック入力をしていると感度や精度といったところがほんの少し弱くて詰まるような印象があり、文字の入力に時間がかかります。
ミドルレンジのスマホのように動作自体が重いというような問題ではないため、ストレス自体は低めなのですが少し気になりデメリット的な感覚を持ってしまいます。
ディスプレイのコーティングの質とかも関係してるのかな?
とにかく滑らかさはそこまでありません。
なぜか2画面側にもノッチ&2画面フル活用できるアプリ対応が少ない
2画面を使用していて気になるのはバッテリー以外にも2画面ケース側の画面に何故かノッチがある点です。
こちらの画面にはインカメラなどないのに何故かノッチが入ってしまい、画面をフルに使って動画などを見たい時にノッチ分の黒帯が発生します。
これはスマホ側のノッチに合わせてる、アプリ切り替え時の表示をスムーズにしたい、という意図はわかるのですが、どうせなら2画面ケース側は動画がより見やすいなどの特徴を持たせるためにノッチなしでも良かったんじゃないかなーと思います。
また1つのアプリを2画面を使って全画面表示するという使い方がこのG8X ThinQではあまり活かされないものになっています。
古めの他の2画面スマホではこの「2画面使って1つのアプリをフルビューで表示させる」というのは割と快適に使えてたレベルでその点は評価高かったのですが、G8X ThinQではこの使い方に難があります。
全画面フル表示での利用は
- 対応アプリが少なすぎる
- UIが洗練されていない
という2つの問題があります。
対応アプリはかなり少なく、まともに利用できるのはchromeぐらい。電子書籍系のアプリは公式の超マイナーアプリのみでKindleなどには未対応。全画面フル表示で1つのアプリを使えるものというのがそもそも非常に少ない状態です。
またUIもナビゲーションバーのホームボタンがぴったし真ん中で割れてしまうなど、洗練さが足りていない印象があります。
画面表示についてG8X ThinQは2画面別々に異なる用途での利用といったところを想定しているのが感じられるものになっていて、1つのアプリを全画面フル表示で、という使い方にそこまで力を入れていないのが見えてしまいます。
※非公式に全画面表示できるアプリあり
ちなみに全画面フル表示が多くのアプリで出来ない件には一つ解決法まではいかないものの対処法があります。
それは裏技的にアプリを全画面フル表示させる方法で、対応のアプリをユーザーが作成してプレイストアで配布しています。
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.refy.android.g8x.widemode
こちらを利用すれば動作は不安定ではありますが、非対応のアプリでも全画面フル表示可能になります。
ただしちょっとした操作で簡単に表示が崩れてしまうものになっているので、この使い方については過度な期待はしない方がよいでしょう。
便利にはなるもののあくまでもおまけの使い方として考えると良いかと思います。
G8X ThinQのメリット
次はG8X ThinQのメリットについてを体感として感じたところを挙げていきます。
一括55440円の安さでスナドラ855スマホは単純にコスパ良すぎ
G8X ThinQのメリットは単純にコスパが良すぎるという点。正直これに尽きるところがあります。
- Snapdragon 855/RAM 6GB/有機EL6.4インチディスプレイ
- 防水・防塵/おサイフケータイ/フルセグ・ワンセグ/Qi充電/画面内指紋認証/DAC
- 2画面対応ケース
これだけのとんでもないスペックを持ちながら一括55,440円は破格もいいところです。
2019年に発売されたスマホの中では最強のコスパを見せています。BlackShark2ですらこのG8X ThinQの前には霞みます。
そこそこ負担のかかる金額ではあるものの、この5.5万円を払える余裕があるならば間違いなく買いの選択一択です。
性能良し・機能良し・カメラ良しからの2画面にできて5.5万円というのは買わなきゃ勿体ないレベルのスマホでしょう。
非コスパ重視のユーザーにとっても弄りがいのあるスマホではあるため、価格分便利で楽しめるスマホとなっています。
2画面が面白く使える
G8X ThinQの最大の特徴である2画面は便利ですし面白く使えます。
見た感じ野暮ったくて色物感満載ではありますが、使ってみるとこれまでの2画面スマホと比べても使い勝手が大きく向上した2画面スマホへとG8X ThinQはなっているのを感じます。
ザっと2画面での使い道を写真と共に羅列しておきます。
- 時刻や通知を確認でき、鏡面仕様なので身だしなみも整えられるカバーディスプレイ
- 360℃ヒンジが動くため色んな角度でディスプレイを見れる
- スタンド要らずで動画視聴が快適
- デュアルアクティブで同時にゲームをプレイ可能
- 1画面をゲームパッドにすることが可能
- 画面の入れ替えが可能で文字入力など利き手で操作したい時に便利
- カメラやバスケットボールライブなど対応アプリで2画面を活かした操作が可能
操作時の状態については以下の画像で少しでも伝われば。
まだまだ色んな使い方が想定されるでしょうが、ここに書いてある使い方だけでも余裕で便利に使えます。
性能面でも十分に価格以上の良さを見せるわけですが、この2画面がついて5.5万はコスパが良すぎておかしいレベル。
普通にスマホとして使いやすい上に色々と遊びがいのあるスマホとして5.5万円は震えるほどにお買い得です。
在庫がある内に買っておきたいたいお得すぎるし普通に便利に使える楽しいスマホ
というわけでG8X ThinQは冒頭にも書いた通りレビューなんか見なくても買いであるのはレビューの通りです(?)。
まあ一括5.5万で
- スナドラ855
- 便利な日本向け機能全部入り
- カメラも良くてDACも搭載
- 便利すぎる2画面ケースが使える
他にもいっぱいスペック上で優れたポイントはあるわけですが、これだけでのスマホが手に入るなら買って得することはあっても損することはないでしょう。
この価格で実用的なスマホ兼優秀なおもちゃが手に入るのはここ最近安売り等が無くなった状況においては本当に貴重な存在です。
定価がバーゲンプライスな「買わなきゃ損よ」、という他のスマホではまず見られることのないお買い得さをこのG8X ThinQでは実現しているため、
- お得にスマホが欲しかった人
- 性能が高くて日本向け機能全部入りのスマホを使いたい人
- ガジェットとして色々弄れるスマホを使いたい人
- というかこれからなんかスマホを買おうと思っていた人
であれば文句なしで買いな一台です。
さっきからコスパコスパって言ってますが正直コスパなんて言葉じゃ足らないぐらいに価格が破格でありながら性能機能各種が揃っているのがG8X ThinQになるため、余裕があるなら「とりあえず買っとく」べきかと思います。
多分SoftBankも在庫を多く持つことはしないため、とりあえず生産・販売終了前に買っておくといいでしょう。
今ならPayPayボーナスが5000円分帰ってくる
なお1月31日までの購入であれば、G8X ThinQはPayPayのキャンペーンを適用することができ、5000円分のPayPayボーナスがキャッシュバックで帰ってきます。
このキャッシュバックを受けることが出来れば実質価格が50440円になります。
5.5万でも安いのに5万円まで価格が下がってくるとか信じられない安さと言えます。
1月31日までの購入かつ2月7日までにキャンペーン応募という条件としては非常に簡単な形でキャッシュバックを受け取れるため、G8X ThinQを購入する際はその期間中に買えばさらにお得にすることが出来ます。
https://paypay.ne.jp/event/smartphone/
恐らく在庫が少ないのと総務省指定の値下げ上限の問題で、今の定価とキャンペーン以上にお得に契約できるということはないでしょうから、このキャンペーン中である1月31日までに購入したほうがG8X ThinQはより安く買えることになります。
期間限定!最大14,000分お得にG8X ThinQを購入する方法もある
そしてこちらの機種をより安く購入する方法というのも紹介しておこうと思います。
それはイオンカードに新規入会してそのクレジットカードで端末代を一括で決済する、という方法です。
この方法を使えば今回の「G8X ThinQ」を一括で購入する時に
7,000円相当のポイント還元を得られて実質価格が安くなる
といった形でよりお得に「G8X ThinQ」を契約することができます。
また「G8X ThinQ」の契約だけでなく他の支払いとも合わせて10万円分を使うことによって、14,000円相当のポイント還元を得ることもできます。
※追記:現在10万円で14000ポイントの表記が消えています。
最大で14.5%還元をこのイオンカードの新規入会キャンペーンを利用することによって得ることができ、その分お得に「G8X ThinQ」を契約できるということになります。
もしもすぐに「G8X ThinQ」が欲しいということでなければこちらのイオンカードのキャンペーンに参加した上で購入をするといいでしょう。
イオンカードのキャンペーン詳細はこちら。
- 新規入会を2020年2月29日までに行う
- 4月10日までにクレジット決済をした場合に最大で14%還元
- 金額は指定範囲
- 2万円以上5万円未満の場合は2,800ときめきポイントを還元
- 5万円以上10万円未満で7,000ときめきポイントを還元
10万円以上で14,000ときめきポイントを還元- ときめきポイントは商品ギフトと交換できる他、1ポイント=1円相当で電子マネーWAONに変換できる
- これとは別に通常0.5%還元も付与される(またイオン系列での買い物の場合さらに追加で0.5%で最大15%還元)
- 対象外の商品などは今のところなく、過去のキャンペーンより大幅に条件が緩和されて誰でも還元を受けやすい
今回の「G8X ThinQ」購入によって5万円以上の条件は確実に満たせると思うので、その時点で7,000円相当が還元されます。
さらに4月10日までに日々の支払いでイオンカードを使っていくことで、10万円以上という条件も満たせてくると思うので、こちらのキャンペーンは今回のスマホをより安く契約するためにも積極的に使っていきたい内容になっています。
クレカ到着まで時間はかかるものの、確実に安く購入する方法・キャンペーンとして結構強烈なお得な内容が用意されているので、うまくこちらを利用して賢くスマホを購入するようにするといいでしょう。
もしも紹介コードを利用する場合は「6778YJ」となります。
追記!!:イオンカードの他にも三井住友カードのキャンペーンが復活したのでこちらも!
2019年末にスマホを安く購入するための方法として爆発的な人気がでた(?)三井住友カードのキャンペーンが再び始まっています。
還元率は前回同様に20%ということで、上記に記載しているイオンカードのキャンペーンよりもお得です。
しかも金額指定範囲が分かれていることもなく、条件もほとんど難しい所もない、そして+αでお得なキャンペーンが用意されているということで、イオンカード同様に作っておくべき価値があるクレジットカードキャンペーンになっています。
本当にこれはスマホ購入前に、というよりもスマホだけなじゃくて少し大きめの買い物をするなら先に作っておきたいカードとなっているので、キャンペーンをまとめておきます。
キャンペーン概要はこちら。
- 三井住友カード新規入会者が対象
- VISAとMasterブランドの両方が対象(ただし今回は先に作成した方のみ還元対象)
- つまりすでに1枚でも三井住友カードを持っている場合には対象外
- 還元は20%で対象上限は6万円=12,000円分の還元
- クレカ利用またはiD決済が対象で対象外条項は特になし=大体のネットショッピングで還元が利用できる
- 加入月の翌々月末がキャンペーン対象期間で、個人差はあるものの約2ヶ月ちょい
- 還元は請求書からマイナス、余った分は口座にキャッシュバック!!!
- キャンペーン対象の申し込みは2月3日~4月30日分まで
- 申し込み期間によって対象期間が異なるので注意
- スマホ向けのアプリ「Vpass」へのログインがキャンペーン条件としては必須
- パソコン向けではなくアプリなので本当に注意
- 新規入会が対象なのですでに所有者だったり切り替えなどは対象外
- 提携カードや法人カードは対象外なので対象カードに注意して申し込みを
- 年会費無料が永年続くキャンペーンも同時に実施
- 10万円を上限に支払い代金が50分の1の確率で無料になるキャンペーンも同時に実施
このようになっています。
イオンカードだと最大15%還元で10万円以上の支払いで14000円相当のポイント還元でしたが、こちらは20%還元で12000円の還元です。そのため上限は6万円までの支払いになります。
イオンカードの方が2000円分多いものの、MAX受け取るためには10万円以上の支払いが必要になるため、少なめの支払いになっても必ず20%還元してくれる三井住友カードの方がキャンペーンとして強烈です。
もしも買うものがそこまでないという場合にはイオンカードよりも三井住友カードを作っておいた方が良いです。
しかもこの20%還元だけでなく今回は、
- 年会費永年無料キャンペーン
- 10万円までの支払い代金が50分の1の確率で無料になるキャンペーン
という2種類のキャンペーンも一緒に行われており、メリットが多すぎるスマホ購入用クレカになっています。
別にスマホだけじゃなく大きめの買い物全部が安くなるわけですが、ただ20%還元されるだけでなく抽選ながらも10万円までの支払い代金が実質0円になるっていうのは驚異的なキャンペーンと言えます。
イオンカードもオススメですが、こちらの三井住友カードはそれ以上にオススメなので、安く購入したいならこちらは必ず作っておきましょう。
まとめて買い物をする予定があるならイオンカードと合わせて2枚。まとまった買い物がなくてスマホぐらいにしか使わないのなら三井住友カードを作っておくと良いと思います。