今「歩いてor走って稼げるNFTゲーム」である『STEPN』が徐々に盛り上がっています。
運動をするだけで結構な額の仮想通貨を手に入れることができ、今までの歩いてポイントが貰える系のアプリなんかが冗談抜きで全く比較にならないほどに普通に「稼ぐ」ことができて、Twitterを中心に話題沸騰中です。
このゲームはiPhoneやAndroidのアプリとして出ており、気軽に導入できる印象がありますが、実際に稼ごう遊ぼうと思ったら仮想通貨のやり取りが必要になっており、初心者には結構ハードルの高いものになっています。
そこで今回はこの『STEPN』を始めるの必要な仮想通貨取引所の開設の仕方から、実際のNFTシューズの買い方までを解説していこうと思います。
『STEPN』では仮想通貨Solana(SOL)が必要 国内ではLiquidのみが取り扱い
まずSTEPNでNFTシューズを買うにはSolana(SOL)という仮想通貨が必要です。
そしてこのSOLを買うには現状国内では1つの取引所しか対応しておらず、そちらを使わない場合には海外の取引所を開設する必要があります。
国内の取引所で対応しているのは現状では「Liquid」のみ。
今回はこちらの取引所の開設からSTEPNへの入金方法までを解説していきます。
Liquidの開設方法とSOLの送金までの流れ
- 本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
- カメラのついたスマートフォン
特に難しいことはないものの、LiquidでSOLを購入するためには本人確認をした上で口座開設を行う必要があります。
口座開設はこちらから。
基本的に流れに沿って入力をしていけば問題ありません。本人確認がしやすいスマホからの登録がベストでしょう。
まずは公式サイトでメールアドレスを入力、そこに送られてきたメールから認証をしていきます。
メールから新規登録を開始。メールアドレスとパスワードを入力し、
氏名・住所、電話番号を入力し、各同意部分もしっかりチェックして進んでいきます。
本人確認をしないと入金や取引はできないものに。
本人確認には
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
が必要。
本人確認はスマホから行うと楽で、カメラから直接本人確認書類の撮影/本人確認書類を持って自撮り、という形で本人確認を行います。
その際にカメラへのアクセスが要求されるため、スマホでの手続きが楽というわけです。
これらの一連の流れで口座開設が完了すると1週間かからない程度で登録住所にハガキがきて口座開設の完了を伝えてくれます。
これでSTEPNのNFTシューズ購入に必要なSOLを購入できるようになるので、入金と取引を行うことになります。
SOL購入のための日本円入金方法は以下の方法が用意されています。
- 銀行振込
- コンビニ(30万円まで)
- ペイジー(100万円まで)
- ネット銀行(100万円まで)
日本円を入金したらSOLの取引を行います。
現在SOLの価格は1SOL=13,000円前後。そしてSTEPNの最安のシューズの相場が6.2SOLなので、STEPNでシューズを購入するには送金手数料などを考えても10万円は最低でも入金しておく必要があります。
そしてその入金したお金でSOLを購入したら、次はそれをSTEPNのウォレットに出金する必要があります。
出金の際には2段階認証が必要となるので、各アプリストアからGoogleの2段階認証アプリをダウンロードしておきましょう。
こちらにLiquidのサイト上に示されるシークレットキーを入力すると、ワンタイムパスワードが表示されるので、それをコピーして時間内にLiquid側の2段階認証パスワードの項目に入力すると、2段階認証の登録が完了して出金ができます。
そしてSTEPNのシューズを買うために出金を行うわけですが、まずはSTEPNのウォレットアドレス(詳細は後述)をLiquid側にホワイトリストとして登録が必要なのでその作業を行います。
STEPNのアドレスをコピーして貼り付け、わかりやすいように送金先を記載、2段階認証のパスワードを入力後、
メールで届いたホワイトリスト登録用のコードを認証することによって送金準備が完了します。
後はこのアドレスを選択し、送金するSOLの量を入力して2段階認証のパスワードを貼って送金を実行すればSTEPN側にSOLを送付することができます。
ここまでの流れが仮想通貨SOLを国内から購入してSTEPNへと送金する流れとなります。
STEPNアプリの初期設定とウォレットアドレスについて
次はSTEPNアプリの初期設定とウォレット周りの解説をしていきます。
STEPNアプリは仮想通貨ウォレットとしても機能しているため、通常のアプリとはバックアップ方法などが異なるために登録の際に注意しなければいけないところがあるため、そちらを確認をしていきます。
まずアプリはiOSとAndroid、共に現時点ではストア上にラインナップされています。
こちらをインストール後、メールアドレスを登録してそちらに送られてくるログインコードを入力。
アプリが立ち上がるのでウォレットの設定に移動します。
この時「既存のウォレットをインポートする」か「新規でウォレットを作成する」かを選べます。
まずは新規での作成を行うわけですが、その際の12のキーフレーズについてをしっかりと保存しておかないと、今後機種変更などでアプリ/スマホを替えた際に引き継ぎができないのでこちらは別途記録・保存をしてください。
こちらのキーフレーズはできればメモを、最低でもスクショした上でデータをコピーしてスマホ外にも保存をしておかないとウォレットから接続が切れた時に復元が非常に困難なことになります。
キーフレーズを記録したらウォレットを起動させるために、そのキーフレーズを確認する作業として順番にタッチしていく作業が必要となります。なので何度も言いますが、このキーフレーズはしっかりと記録しておいてください。
そしてこのキーフレーズを入力するとウォレットが機能するようになり、Receiveボタンを押すとウォレットアドレスとそのアドレスが読み取れるQRコードが表示されます。
先ほどのLiquidの出金先のウォレットアドレスには、こちらのアプリのウォレットアドレスをコピペする必要があります。
このような作業がSTEPNアプリの起動には必要となり、機種変更などでアプリを使うスマホが変わる時には自動で引き継ぎなどはできずキーフレーズからの復帰が必要になるので、この点を注意してください。
この流れと先ほどの送金の流れでSTEPNアプリにSOLを送金したら、あとはNFTシューズを購入すればアプリを始めることができます。
購入については難しくないので割愛。
NFTシューズを買えばあとは歩くだけで稼げるゲームがスタートするというわけです。
今後似たようなNFTゲームを遊ぶためにも、海外取引所は開設しておきたい
STEPNアプリの始め方として仮想通貨SOLの購入方法と入金、アプリ設定についてはここまで説明してきた通りになりますが、
現在NFT技術を使った仮想通貨と連携させたゲームといったものが数多く出てきており、結構それが注目を浴びています。
そうしたSTEPN以外のNFTゲームを遊ぼうと思った時に、今回の国内取引所だけでは対応ができないために、海外取引所も開設をしておいた方が仮想通貨取引の幅が広がって使いやすくなるはずです。
詳細は割愛しますが、Liquidと同じような流れで新規開設することができるので、
まずは手始めに最大手の取引所であるBinanceぐらいは登録をしておくべきかと思います。
Binanceに登録しておけばSTEPN以外のNFTゲーム/BCG(ブロックチェーンゲーム)といったものを別の手段でも楽しめるようになるため、STEPNのように「運動して稼ぐ」だけでなく「ゲームをして稼ぐ」ことも可能になってきます。
Liquidの登録が完了するのを待っている間にこちらも登録をしておくことをオススメします。