金曜日から都内の量販店で久しぶりの祭りが開催されている。ヤマダ電機改装オープンやXperia acro HDのご愛顧割などが重なって、携帯売り場に久々の活気があふれていた。
SoftBankではiPhone4Sと106SHが新規や機種変更で特価として売られているのが目についた。
SoftBanの特価機種といえば購入と切り離せないフォトビジョンやみまもりケータイなどの「おまけ」(通称ゴミ)が付くことでおなじみであったが、今回新たな商品がおまけの仲間入りを果たしているのを確認できたので、報告しておきたい。
今回新たな「おまけ」として登場したのは「SoftBank Smart TV」、通称スマテレ。
https://mb.softbank.jp/mb/service/smart_tv/
専用の機器をテレビに差しこむだけで映像コンテンツが見れるというものだ。docomoのdスティック、auのSmart TV Stickと同様のサービスである。
とりあえずこのスマテレの概要を以下に書き出してみた。
・月額490円。Gyaoが無料で閲覧可能。その他コンテンツを見たい場合は別途契約必須。
・端末代金は0円
・契約手数料も0円
・解除料金は4750円
ここでの注意点は2つほど。
157で聞いたところ、スマテレは月額490円のコンテンツ契約として加入した場合、端末価格は完全に0円になるとのこと。今回都内の量販店や販売店を回ったところ、一部の店でスマテレ端末を2980円で別途徴収しようとする店舗があった。このスマテレは契約が伴う場合は本体が0円なので、本体代金を取ろうとする店舗には十分注意してほしい。
もう1つ、このスマテレを案内された時に「月490円のコンテンツサービスに加入するだけです」的な物言いをされた。確かにそのとおりなのだが、こちらは通常のコンテンツとは違い、解約時に4750円の解除料がかかってしまうので気軽な気持ちでつけると痛い目にあってしまう。この点にも注意していただきたい。
解除料4750円は結構大きいが、今回まわった中でヨドバシやヤマダでは、スマテレへ加入するかわりに解除料金分のポイントバック(5000円分)が実施されていた。そのためポイントバックで実質的に加入費用が0になるため、スマテレ加入によるデメリットは非常に少ないものだった。
このポイントバック施策がどこまで&いつまで続くかわからないが、ポイントバックがあるうちはスマテレをつけられても問題はないだろう。
個人的にも過去のみまもりケータイやフォトビジョンよりも抱き合わせとしては(使いようによっては)役立つ部類のものに感じている。Gyaoの2000コンテンツ(ほとんど予告や1話のみだが)が無料、5月31日までに加入した場合は1年間TSUTAYA TVが490円引きになる、そこそこお得なキャンペーンも展開している。こうしたサービスが気になっている人は、106SHの機種変更と一緒にもらってくるのもいいのではないだろうか。