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想定外の再値下げ・・・HTL22、定価が30,240円へ 高スペック機種としては異例の安さに

 

この夏から秋にかけて値下げやキャッシュバックだと様々な話題を振りまいてくれたauのHTC J One HTL22。キャッシュバックの最大風速を9月に記録、機種変更大回転のターンも終了し、流石にもう安売り関係で話題をもたらす事は無いものと思われていた。

しかしそこはEVO3D伝説の後を継ぐ機種。この程度の投げ売りではまだ物足りないという一部の契約者の思いを叶えるかのように、更なる値下げを断行する。40,320円でも安すぎると思われた定価を、ついに3万円台の30,240円という破格の値段にするようだ。

フルHD、Snapdragon600、2GBのRAMと十分すぎるスペックにカメラ以外ほとんど不具合の無い高性能機種を3万で投げ売るauの意図は理解不能な域に達しているが、まぁ機種変更でスマートフォンを購入しようと考えている人にはありがたい施策ではあろう。ただし今回も買い取り価格より遥かに安い定価となっているので・・・。

 

今回の値下げはレクサスプランニングさんがだいぶ前から流していたが、正確な数字をマイティショップさんが出してくれているのでそちらを参考にしている。

価格変更は15日から。それに伴い毎月割も変更となっている。

HTL22SWA_L_01

定価

40,320円→30,240円

 

毎月割(auスマートパス加入時)

新規・MNP
630円(24ヶ月で15,120円)

機種変更
1,260円(24ヶ月で30,240円)

※実質価格では機種変更のほうが新規・MNPより安くなる事態に。

 

キャンペーン利用で20,000円以下に

 

今回の定価値下げにより機種変更で相当買いやすくなっているが、ここに更に各種機種変更キャンペーンを利用可能だ。今回適用可能なのは「U22 au 機種変更キャンペーン」。適用条件は13ヶ月以上機種変更していないこと、22歳以下であることとなっている。このキャンペーン適用で10,500円引きとなるため、機種変更価格は19,000円ほどと2万円割れ。1年以上機種変更していない若者は、買って後悔はしない機種であることは確かなので購入をオススメしておきたい。

秋トクキャンペーンは前日の14日に終了となっているため適用出来ないが、その分の割引が全ユーザーへの値下げという形に反映されたということだろうか。

 

その他夏モデルも値下げ

 

15日からの値下げはHTC J One HTL22に限らず夏モデルのAndroid機その他2機種にも行われるようだ。価格は以下の通り。

Xperia UL SOL22/AQUOS PHONE SERIE SHL22

定価42,840円

XperiaとAQUOSPHONEの各シリーズが値下げされている。レクサスプランニングさんの価格表ではURBANO L01の機種変更価格も下がっているが、マイティショップさんのほうで確認が取れないため不明。15日にはわかることだろう。

冬モデル登場で型落ちとなることによる値下げだろうが、性能的に4万円台前半で買えるというのはなかなかにぶっ飛んだ価格設定であると言えよう。

 

動くのはお早めに・・・

 

今回の値下げはいろいろと影響を与えるところが多そうだ。

まず真っ先に影響を受けるのは買い取り価格。一時HTL22の買い取り価格は32000円ほどに落ち込んでいたがここ最近で38000円ほどまで回復していた。前回の値下げ前は44000円という額をつけていただけに、この水準まで戻ることを期待していた何故か大量にHTL22をタンスの肥やしにしている契約者もいることだろう。だがそれも今回の値下げによりかなり望み薄な展開になりそうだ。定価30,240円は買い取り価格によっては機種変更回転芸が出来てしまうため、市場に大量の白ロムを発生させかねない。いくらSIMロック解除が可能になったとは言え、iPhone5同等の買い取り価格で大量のHTL22を捌ききれるとは思えない。そのために買い取り価格の大きな下落が予想される。

在庫を持っている方は手放したほうがいいかもしれない。

同様に回転芸も初日ぐらいか・・・(iPhone同様の手数料規制があればそれも不可能であるが)。もはや在庫も尽きかけているHTL22のレッドカラーであるが、回転芸により残り少ない在庫も間違いなく狩られてしまうため、少しでも購入を考えている人は悩んでいる暇もないので15日に確保しておきたいところだ。

 

レノボへの身売りが囁かれているHTC。このようなauの扱いをみるにいよいよその存続可能性について報道の真実味が増してきそうであるが、消費者的にはほぼ最新と言ってもいいスペックのスマートフォンを安く買えるチャンスでもあるので、ありがたく今回の値下げを喜んで利用させてもらいましょう。とりあえずヨドバシカメラの福袋にはiPhone5とHTL22が確定した模様。

POSTED COMMENT

  1. のりお より:

    一括ゼロ円でMNP、CB3万円なとこを見つけたのですが、3円維持可能でしょうか?

    9月以降に乗り換え割が改悪になり、困惑してます。乗り換え割はパケ定入らないとダメなんですか?

    今は、3円維持出きるところはないのでしょうか?

    • smakoji より:

      auでかえる割を使った3円維持はもう不可能ですね。
      一応最低維持費は980円になります。
      3円維持はdocomoが1年間だけ可能です。

  2. あああ より:

    パクられてますよ?
    http

  3. 追伸屋 より:

    iPhone5の手数料規制(3ヶ月以内だと1万円増額、という話)って本当なんでしょうか。ソースはひとつしか見当たらないし、量販店で訊ねても157に問い合わせても否定されたのですが。(尤も、両方ともあまり当てにできませんが。)

    • smakoji より:

      自分はビックカメラで1万増額を確認したので、規制自体は確実に入っていると思いますよ。ただこれがKDDIによるものなのか店独自のものなのかまでは確認していないので、一応本文中でも括弧付きで濁さしてもらいました。
      都内以外の量販店や専売店で買い増しをしないので確認している範囲が狭いですが、もしかしたら代理店が店舗を限定して規制をかけてるのかもしれませんね。

      • 高性能ロボ より:

        すまコジさんへ
        いつも楽しく読ませていただいております。
        機種変更そのものは店頭の機械で処理していて、AUのセンターへの問い合わせは不要とお聞きしました。なのでAUではなく販売店or代理店側の規制ではないかと推測します。
        個人的にはそれよりも短期の機種変更によるBLが有るのかどうかが気になるところです。MNPではなく短期機種変更によるBL化という情報はあるのでしょうか?

        • smakoji より:

          機種変更で総合判断というのはSoftBankがやってましたけど、流石にau・docomoでは機種変更ブラックはないと思いますよ。あってもそれこそ代理店判断でのお断りぐらいかと。
          BLを設けるよりもSoftBankのような1ヶ月1日規制か今の手数料増額方法みたいな規制が今後はかかるんじゃないでしょうか。

  4. どせいさん より:

    参考になる記事をいつもありがとうございます。
    現在、3円維持している回線があります。
    機種変更をすると割引が終了してしまうので、機種変更した回線をすぐにMNPする予定がなければ機種変更で端末を手に入れるメリットはないと考えていいのでしょうか?

    • smakoji より:

      うーん人それぞれじゃないでしょうかね。
      3円以上のメリットが機種変更にあれば潰してもいいと思いますが。特に今回のHTL22なんか結構大きな祭りですし。

  5. みの より:

    新規一括0円の案件があるんですが
    パケット定額が条件です
    1ヶ月経過後パケット定額を外せば
    3円運用できるのでしょうか?

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