2013年冬モデル富士通渾身のフラグシップモデル()と、若干不安な冠がつけられてしまってはいるものの、au最新LTEスマートフォンの白ロム価格が暴落している。
暴落機種はARROWS Z FJL22。
楽天市場の白ロム価格を見ると未だに4~50,000円ほどの価格で売られているものが見受けられるため、数週間前まではこの辺りの価格帯で推移していたことが伺える。それがここ数日で20,000円以下となる大暴落を見せている。
投げ売りで18,000円前後に
3月7日頃に新規価格における割引額が増額されたFJL22。それに伴う形でMNPキャッシュバックも増額されており、キャッシュバック端末として在庫の消えたHTL22の後釜といった位置付けに格上げ(格下げ?)となっている。
とりあえず3月中はMNP一括0円4〜50,000円といったCB相場となっており、単純なキャッシュバック額を見れば、auスマートフォンの中では最も投げ売り感の強い機種というのが現在の状況だ。
このようにキャッシュバックが高く投げ売りの最前線にあるということで、キャッシュバック目的の購入者がこのFJL22に手を出し本体をロクに使うこと無く売りに出すといういつものケースが増えているよう。その影響から上述した白ロム価格の暴落へと繋がっている模様だ。
一時は50,000円ほどの値が付けられていたと思しきFJL22の白ロム価格は、現時点で20,000円を割る勢いで下落しAmazon等では18,000円ほどで売られる扱いを受けている。
機種の評価はまずまずのよう・・・?
悪名高いARROWSの冠が付いた機種ということで動作面で不安を覚える人もいるだろうが、ARROWSはARROWSでも評判の悪いTegraARROWSではなくスナドラARROWSであるため、過去の印象ほど酷いものにはならないかと思われる。
価格.comでも評判も上々のようだが・・・どうだろうか。数分触ってみての実感としてはタッチパネルがなんか微妙、という印象を受けたので、白ロム購入を検討している人はまずは量販店などのホットモックを触ってみてからをオススメしたい。
3月中はauの高額キャッシュバックも続いていくと思われるので、もうしばらくはこの白ロム価格も下降トレンドとなりそうだ。ヤフオク!上のFJL22の出品数を見ても、需要よりも供給のほうが上という状態は続いていくだろう。
auスマートフォン&国産メーカーということで、au回線かWi-Fi運用がメインになる。格安MVNO SIMでは使えないのでご注意を。Wi-Fi運用用途としてもSnapdragon 800、RAM2GB、フルHDディスプレイと最新モデルだけあって非常に高性能。Wi-Fi運用ではこれまでSoftBankの203SHがコストパフォーマンスの高さを見せていたが、投げ売りが収まった影響で14,000円ほどにまで値上がりしているため、FJL22が今後はコスパの良いWi-Fi用白ロムとして置き換わるのではないだろうか。投げ売りが収まると203SH同様に白ロム価格も上がると思われるため、案件の状態を見て購入タイミングを見極めて頂きたい。
203SHに代わり、206SHの白ロム価格が下落気味です。ヤフオクの即決で13,000ぐらいになってきてます。
206SHとFJL22ではどちらの方がいいのでしょうか。
まだ量販店にはホットモックもありますしご自身で触ってみるのが一番かと。
スペックはFJL22ですが。