MVNOサービス「U-mobile*d」、3GBまで速度制限なし1,764円で開始 1GBなら714円と下手な月サポ回線より安い

 

Nexus7 LTE版やNexus4、Lumia520の安売り(関係ない?)といった注目度の高いSIMフリー機の登場と同時に、MVNO SIMサービスでも活発な動きが起きている。

前回OCN モバイル ONEの魅力的なdocomo網を利用したMVNOサービスについて伝えたが、2日に発表されたU-NEXTのMVNOの新サービスもかなり魅力的であるのでお伝えしたい。

前回のOCNのプランは速度制限のない無料の高速通信容量が毎日ついてくるというところが大きな特徴であった。月換算でおよそ900MBの無料高速通信容量が毎月980円でついてくるというのは、MVNOサービス業界の中でも容量換算で最安値に近いものであった。

MVNO SIMサービス「OCN モバイル ONE」が開始 5つのプランから選べる格安MVNO

今回のU-NEXTの新サービスはそのOCNを超える、1GBの無料高速通信容量(高速通信時には下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsに対応。)がついてきて毎月714円という業界最安値のプランを実現している。

 

1GBまでは714円

 

U-NEXTのMVNO SIMサービスとして開始されるU-mobile*dは2種類のMVNO型のサービスを用意している。一つ目が業界最安値となる月毎に1GBまで714円で使えるというダブルフィックスプランだ。この料金体系は類似のMVNO SIMの中でも宣伝文句通り最安値だ。

その他のMVNO SIMを発売している事業者で、同様の1GBまで高速通信容量をつけているSIMはどれも1000円を超える設定になっている。OCNでは1270円、日本通信でも1980円と1200円以上が相場だ。それを714円と500円近く相場よりも下回る月額料金で提供というのは、偽りなく業界最安値と言えるだろう。

 

3GBまでなら1764円で

 

もう一つのプランが3GBまで高速通信が可能なスタンダードプランだ。こちらは月額料金が1764円とこれまた安い。その他のMVNO SIMが2GBで2000円前後のサービスを敷いている中でこの値段は、先ほどのダブルフィックスプラン同様に業界最安値だろう。更に、このサイトでは月々サポートを利用した月サポ回線をMVNO SIMより安くてお得な回線だと紹介させてもらっているが、このU-mobile*dのスタンダードプランはそれに匹敵する安さだ。

月サポ回線をXiデータプラン ライトで作ろうとした場合、規制が始まるのはUmobileと同じ3GBだ。料金は月サポ額によって異なるが、入手しやすいGALAXY S4回線を利用した場合は830円(格安MVNO SIMより安い!月額830円のdocomo純正「月サポ回線」の作り方)。だがこの回線を作るのには事務手数料やMNPの費用、端末代がかかってしまう。端末を売却して費用をペイしようとしても相当な良案件を掴まない限り難しいところだろう。解約月の月サポ非適用も痛い。これらの費用や手間を考えると同じ規制値で初期費用がほとんど無く解約月のトラップもないU-mobile*dのスタンダードプランのほうが、下手な月サポ回線を作るよりも安く済むだろう。

 

http://umobile.jp/

その他にはSMSオプションが月額150円で用意されているなどかなりありがたいオプションも付いてきている。このレベルの安さになるともはや回線目的でdocomoへMNP契約する必要はなくなってくるのでは無いだろうか。MNP費用や枠の制限、手数料やオプション料金といったものを考えれば、回線目的でdocomo純正の月サポ回線を作るよりも、総合的な運用費が安くすることが出来、使い勝手も良くなるものと思われる。

 

注意点

 

1GB〜は従量制

魅力的なプランを揃えたU-mobile*dであるが、注意点もいくつかある。まず1GBまで714円のプランは従量制ということだ。1GBを超えると料金が2GBまで2079円のプランへと移行してしまう。更に現時点で1GBを超えたかどうかを知る術が用意されていない。1GBまで714円のプランで運用したい場合は、神経を使う回線監視が必要となるだろう。

制限後は128kbps

また他のMVNO SIMでは無料の高速通信容量が終わった場合、大体200kbpsに速度が制限されている。ところがこのU-mobile*dはダブルフィックスプランもスタンダードプランも規制速度を128kbpsに定めている。どちらも規制までの容量が大きいため、規制に対してそこまで心配することでもないが注意点としてとどめて置いてもらいたい。

SIM未返却で2100円?

こちらは厳密な運用がされる規約かどうか定かではないが、SIMの返却がない場合は2100円かかるとのことだ。無くさないように気をつけて欲しい。

 

他にも実際に運用開始された場合にどれだけ速度を安定させられるかが不明瞭なところがある点も注意しておこう。この辺りはMVNO事業者によって品質がピンきりといったところであるので。


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