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2月のドコモiPhone 6s/6s Plus、実は安くなっていた(機種変更のみ)

ドコモユーザーの皆さんお待たせしました!ついに機種変更が優遇されて安くなる時代がやってきましたよ!

1月はとくだねやらWBSやらで「実質0円が終わる、スマホの高額値引きが終わる」と叫ばれていて、実際にMNPに対するキャッシュバックはこの2月から静かになってきてます。

総務省は今回はより徹底的にキャッシュバックを潰すために、キャッシュバック通報窓口という一般市民をゲシュタポ化することで監視の目を強めようとしており、ついにMNP優遇の時代に転換期がきそうです。

じゃあこのMNPの優遇に使われていた割引はどこに行ったのか。auとソフトバンクについてはさっぱりわかりませんが、ドコモに限っては早速「機種変更を優遇する」という形で2月からの販売価格に反映されています。

「実質0円」が高市早苗大臣により禁止されたことで、ただでさえ割引が少ない機種変更が値上がりすると思われたものの、MNPの実質0円が禁止の代わりに機種変更はむしろ実質0円に近づける形で優遇されて契約しやすくなりました(ドコモのみ)。もうこれは機種変更の優遇を待ち望んでいたユーザーは買い替えるしかないでしょう!

機種変更での安値投げ売り期間は3月31日まで。商戦期・繁忙期いっぱいは機種変更優遇が続きます。

ちなみに優遇されるのは『iPhone 6s/iPhone 6s Plus』です。

iPhone 6s/iPhone 6s Plusが無条件で機種変更10368円

ip6s

だいたい総務省指導で実質0円が禁止されたところで機種変更ユーザーにとっては何の影響もありませんでした。だって機種変更で実質0円契約できるスマホなんて型落ちでたまに出てくるぐらいで、基本実質3~5万円ぐらいの価格がほとんどでしたから。

むしろ総務省は機種変更も実質0円にしろと指導しなければいけなかったはずですが、キャッシュバック警察の設立というあらぬ方向へ突っ走る無能ぶりを発揮してしまいました。

キャリアにとって総務省指導は割引廃止=値上げの口実を与えるという失策に対して、各キャリアがどんな反応を示すか楽しみだったんですが、ドコモはまさかの既存ユーザーの優遇となる機種変更の割引増額という対応をこの2月3月限定で行っています。

2月3月は新生活向けの需要から各年代で機種変更/MNP需要が高まるため、その時期にMNPを潰されてしまったために商戦期・繁忙期は機種変更しかないという事情もあるでしょうが、ドコモにとって不利だったキャッシュバック競争がひと段落ついたところで既存ユーザーへの機種変更を優遇してくる展開となりました。

さて、その気になる機種変更優遇機種はiPhone 6s/iPhone 6s Plusとなってます。sがついているやつで6だけの型落ちではないです。iPhone 6s/iPhone 6s Plusです。

この機種に割引が増額。一番安い6sの16GBモデルなら実質0円に近づいた実質10368円という予想外に契約しやすい機種変更価格で販売となりました。

を見てもわかるように、実質25920円と結構します。これが3月31日までは春のおとりかえ割の追加割引によって実質10368円というこれまでにはない安さで機種変更がいけちゃうんです。

3月末までの限定価格、25歳以下ならもっと

もしもこの実質価格での機種変更で高いと感じてしまった人はもう過去に戻ってMNPするかガラケーに戻してスマホを諦めましょう。

これまでの機種変更実質価格が3~5万だった時代に比べれば明らかな優遇であり値下げなわけですが、それでも高いなら打つ手なしです。今までの高さを考えれば、MNPのように実質0円ではないにしても1万円台でiPhone 6sを契約出来るチャンスというのはそうないんですが。

iPhone 6ならちょっと古さを感じてきたし高いというのはわかりますが、これはiPhone 6sの価格ですからね。モデルが6sでこの値引き額なわけですから機種変更なら相当に安いでしょう。

具体的なiPhone 6s/iPhone 6s Plus価格を春のおとりかえ割を適用した形で表にしました。

春割実質価格 16GB 64GB 128GB
iPhone 6s 10368円 19440円 36288円
iPhone 6s Plus 19440円 36288円 49248円

1万円台は16GBで、ギリギリのラインに64GBと6s Plusの16GBがあります。この3つのモデルの実質価格は機種変更として見れば安いもんでしょう。

で、しつこいぐらいに今回の安さを強調してきましたが、もしも機種変更する人が25歳以下の場合、ただでさえ機種変更優遇を受けているにも関わらず、その上から25歳以下への優遇も追加で行われます。

U25実質価格 16GB 64GB 128GB
iPhone 6s 10368円 10368円 23328円
iPhone 6s Plus 10368円 23328円 36288円

25歳以下ということでもちろん2016年向けの学割も適用されるわけですが、別にここで言ってる優遇は学割のことではなく、U25スマホ割という春のおとりかえ割のバージョンアップ版を割引増額に適用できるという内容のことです。この25歳以下優遇が今回の機種変更優遇に合わさったU25スマホ割を適用させれば、なんと実質価格では6sの64GBまでが10368円という1万円台になります。

6sの64GBは本来実質4万円の機種変更価格なわけですが、これが25歳以下向けとは言え1万で契約できるなら確実に安くないですか?しかもここに学割やU25応援割が追加で適用される可能性があり、ぶっちゃけその割引も一緒に考えたら夢にまで見た機種変更実質0円が実現可能となります。

iPhone

という感じでキャッシュバック警察によるイキスギィMNP取り締まりが強化されたことによりスマホ全体が値上がりするものと思いきや、ドコモじゃむしろ実質0円に機種変更を近づける値下げを行い、まさかの既存ユーザー優遇を打ち出しました。

こんな安さで機種変更、それもiPhone 6sを契約できる機会なんてないと思うんで、端末割賦が残り5ヶ月以下ぐらいならばちょっと機種変更サイクルを早めてでも絶対に機種変更しておきたいボーナス期間です。

ちなみにこの割引追加の元となっているキャンペーンの条件を説明しましょう。

U25スマホ割は25歳以下が条件です。それと月々サポートが適用されることが条件なので、過去6ヶ月以内に機種変更した人は対象外です。

26歳以上は機種変更するだけで春のおとりかえ割が自動適用されますが、これは直前の契約していたスマホがiPhoneであることが条件です。Androidだったら適用されないので、U25スマホ割が適用できないと今まで通りの3~5万円以上の実質価格になります。

iPhoneユーザーじゃないならAQUOS Compact

sh01h

ここまで読まされて「iPhoneユーザーじゃないと(もしくは25歳以下じゃないと)機種変更優遇はありません」って、おいおいふざけんな!って感じでしょうが申し訳ないですがそれはドコモへ言ってください。

ただiPhone 6sの機種変更優遇条件を満たさない人でも、Androidでも機種変更優遇がされているので心配はありません。iPhone 6sの16GBと同じ実質10368円でAQUOS Compact SH-02HとAQUOS ZETA SH-01Hが機種変更において優遇価格で契約できます。

AQUOS Compact SH-02Hのほうは春のおとりかえ割向けの案件です。26歳以上かつiPhoneを使ってなかった人はこれなら割引追加価格が実質10368円なので、iPhone 6sと同じような金額で契約出来ます。

25歳以下でU25スマホ割が使えると、Compactの他にも大画面モデルのAQUOS ZETA SH-01Hが同じ価格で機種変更出来る機種として狙えます。iPhone 6s/iPhone 6s Plusだと春のおとりかえ割とU25スマホ割は併用不可能だったのが、Androidだと併用が可能になるという謎仕様のため、両方を満たせる条件を持つ25歳以下は、割引が馬鹿みたいに増額して同じ価格で契約できるようになります。

機種変更 実質価格
AQUOS Compact SH-02H(春割適用時) 10368円
AQUOS ZETA SH-01H(春割+U25適用時) 10368円
zeta

今回のAQUOSは久しぶりにシャープから出てきた当たりスマホで、珍しく価格コムなんかで評点が4.5以上つけてたり、評判やレビューでも絶賛されている良スマホです。この一つ前のSnapdragon 810を使った機種では失敗したものの、ちゃんとSnapdragon 808で対策した今モデルは常用に適したスマホとして、iPhone 6sが安く契約できなくてもそれに匹敵する満足な契約になるでしょう。

4月以降も機種変更優遇は続く・・・わけがない

こんな感じで機種変更優遇にシフトしたドコモなわけですが、これに対して良くやった!流石ドコモ信じてました!・・・というのはまだ早いです。

多分この流れは4月以降も続かないと思います。春割とU25が終わる3月31日までの期間限定の優しい顔です。

序盤にも書きましたが、この2月と3月は携帯の契約に関しては商戦・繁忙期で一番各社力を入れる時期です。その時期にキャッシュバック警察による密告制度で空気の読めない総務省によってMNP商戦が塞がれたため、対応策としての機種変更優遇を打ち出してきたに過ぎない可能性がとても高いです。

次に安くなるとしても4月中はなく、5月のゴールデンウィークに一時的なキャンペーン追加が、そのあとは新型iPhone前の在庫処分のタイミングでしか安くならないでしょう。それもここまで機種変更で安くなるのかは不明ですし、実質0円が禁止されてしまった今ではこれ以上の値下げも期待しようがなくなっています。

そんな訳ですから、キャンペーンがされて機種変更が優遇されている3月末までに、ドコモを使っている人は機種変更しといたほうが後々後悔のしない買い物となるでしょう。商戦期だからこそ値上げを免れた要素が強いため、4月になって機種変更の実質価格が高くなったらMNPという逃げ道もない状態で、安いスマホ契約には適さない八方ふさがりな状況に陥ります。

今月からのiPhone 6s/iPhone 6s Plus、そしてAQUOSの2機種の契約は現状可能な最安契約になるでしょう。

最後に。

この値下げを利用して本来の値下げ分を店の利益にしてしまうようなショップにはご用心。払う必要のない頭金やオプションが割引の条件とか言って取っていく店がほとんどなので、そういうことをしない優良店を探すか手っ取り早いオンライン契約をするようにしましょう。本来は総務省はこっちの悪質ショップを取り締まれよ!って話ですが、消費者保護には興味がないみたいです、あの人たち。
iPhone 6sへの機種変更、無駄金払ってするつもりですか? | すまコジ

POSTED COMMENT

  1. 名無し より:

    いつも拝見させていただいてます。
    SH02Hの月々サポートがものすごくおいしいですが、オークションで見ると
    結構な値段で取引されてますね。
    未使用だと80000超えてます・・・
    これは前の「iPhone 6を利用して1.5万円の出費で6.2万円の割引を適用する」と同様にメインを安く運用できますか?
    今はそのときの記事で機種変して運用してます(感謝です)。

    • smakoji より:

      面白いですね。
      リスクはありますが7万円以上で売れれば出費も2万円で済みますしやってみる価値はあるかもしれませんね。
      ただiPhone 6の月々サポートがあるならばリスクをかけるほどではないかもしれません。

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