ドコモのらくらくスマホの中でも扱いやすく、何よりも価格の安さと割引の高さが非常に良いバランスになっており、お得な契約が可能となっている『らくらくスマートフォン me F-03K』について、契約に関する情報をまとめてみたいと思います。
これまでのらくらくスマホは端末性能や端末の重さ、それに価格の高さといったところに難があり、あまり高い評価を得られずにしましたが、今回のらくらくスマートフォン me F-03Kには、
- 価格が安い
- 割引額が高い上に2年に限らない超長期割引(docomo with)が得られる
- 端末のサイズや重さといったところが改善されている
という従来の不満点をある程度しっかり克服してきた端末および契約内容になっています。
料金面での負担も少なくなっていて、家族回線の一つとして組み合わせることによって最安で毎月302円しか負担がかからない契約というのもできるため、高齢家族のプレゼント用にらくらくスマートフォン me F-03Kを家族回線に紐づけて契約してあげるというのも良いやり方になるでしょう。
下手にガラケーを持たせるよりも維持費は安くなる可能性も高いため、ぜひ今回の契約関連の情報を見てもらって家族にプレゼント用として契約してみてください。
らくらくスマートフォン me F-03Kの価格と割引の特徴
らくらくスマートフォン me F-03K | |
価格 | 38880円(1620円×24回) |
---|---|
docomo with | ▲1620円 |
実質価格(24ヶ月時) | 0円 |
らくらくスマートフォン me F-03Kの価格は一括38000円、毎月の割引に関してはdocomo with対象機種ということで毎月1620円も発生します。
従来のらくらくスマートフォンの価格が一括7万円以上していたのに対し、今回のらくらくスマートフォン me F-03Kの価格設定はかなりお買い得さを感じる内容であるのは間違いありません。
しかもdocomo withの対象スマホとなっているために、お得な割引も契約中は毎月得られるというのは維持費の観点からとても助かるものになっています。
docomo withの割引は2年以上続く長期利用に適した割引
docomo withについて少し詳しく説明しておきましょう。
らくらくスマートフォン me F-03Kを今回オススメ気味に紹介している理由は、一括価格の安さもさることながらこのdocomo withの対象スマホになっているから、というのも大きな理由となっています。
docomo withとは割引の一種となっており、基本的には普通のスマホに適用される月々サポートという割引と性質は一緒です。
ただ同じような割引でもdocomo withの方が内容としては非常に優れた割引となっています。
docomo withは割引として非常に特殊な性質を持っていて、通常2年ほどしかどんな割引も継続しないものですが、このdocomo withは解約をしたり次に機種変更をするまでの間はずっと続くという特殊な仕様になっています。
一度docomo withの機種を契約してしまえば、先ほどの1620円という割引が機種変更をしなければ2年どころか3年4年5年・・・といった形でずっと継続的に適用されます。
1620円もの比較的高額な割引が契約機種利用中はずっと続くということで、特に今回のように頻繁に機種変更をしないようならくらくスマートフォンに用意される割引としては最適な存在となっています。
今回のらくらくスマートフォン me F-03Kを一度契約してしまえば、その後はずっと1620円の割引が適用され続けるため、あまり機種変更をしたりする機会のない家族用の契約として、このdocomo withの特性はとても助かるものになるかと思います。
docomo withという特殊な割引が適用されるというのは、らくらくスマートフォン me F-03Kの契約を考えた時に非常に大きなメリットであると言えます。
らくらくスマートフォン me F-03Kの維持費:最安では毎月たったの302円
ではこのdocomo withが適用することのできるらくらくスマートフォン me F-03Kについて、実際の運用にかかる費用・維持費というものがいくらになるのかということを見てみます。
docomo withの力によって今回出てくる維持費を長期間使えるようになるので、うまく安いプランを契約できるようであれば高齢家族のスマホはこれで決まりでしょう。
らくらくスマートフォン me F-03K | シンプルプラン | カケホライト | カケホーダイ |
---|---|---|---|
基本料 | 1058円 | 1836円 | 2916円 |
spモード | 324円 | ||
シェアオプション | 540円 | ||
docomo with | ▲1620円 | ||
維持費(一括38880円支払い) | 302円 | 1080円 | 2160円 |
維持費(分割1620円×24回支払い) | 1922円 | 2700円 | 3780円 |
らくらくスマートフォンということで、家族でdocomoを利用していることを前提に、その家族回線の一部として高齢家族の回線を組み合わせるという運用方法が最もポピュラーになってくると思います。
そうした使い方においては「シェアオプション」という家族でdocomoを使う形のプランを契約することになるので、こちらのプランをベースとした維持費というのがわかりやすいでしょう。
シェアオプションに組み合わせるのは3つの基本料プランとなっていて
- 最も安いが無料通話の類はない『シンプルプラン』
- 5分間の通話定額プランの『カケホーダイライト』
- 無制限に通話をしても定額料金で収まる『カケホーダイプラン』
が選べます。通話の仕方によってここのプランを変更しましょう。
この中からほとんど自分から電話をしないという使い方に適したシンプルプランと、家族でdocomoを使った場合に契約できるシェアオプションを組み合わせると、維持費として毎月かかってくるのはなんとわずか302円と驚異的な安さとなります。
この302円で使えるというのは維持費としては間違いなく安く、高齢家族のケータイ代としては負担も感じない低料金となってくれるでしょう。
しかもこの302円という維持費は、docomo withの特殊な性質のおかげで次に機種変更するまで継続します。
おそらくはらくらくスマートフォンを頻繁に買い替えるという使い方をする人は少ないと思いますので、一度この機種を契約して302円運用をしてしまえばそのまま長期間、3年や4年といった年月をこの回線は302円のまま使えることになります。
これは高齢家族・年配者のケータイ代・スマホ代としては破格です。長期間この維持費で済ませられるというのは、通信費節約の観点から見ても高齢家族だけでなく家族間全体にメリットが生まれる契約となっています。
この302円を含むシェアオプションでの利用はどれも維持費は安いため、家族でdocomoを使っているのであれば高齢家族もそのシェア回線の一部に加えてdocomo withの割引を受けることを前向きに考えてみたいところです。
LINEも使えるらくらくスマートフォン me F-03K
価格や毎月の料金といったところは以上になります。
続いてはらくらくスマートフォン me F-03K自体について少し触れてみようと思います。
まずらくらくスマホということで「わかりやすさ」を重視したホーム画面が採用されています。
基本操作となる電話、メール、ネットが大きなタッチタイルとしてホーム画面では真っ先に目に入ります。これらのタイルをタッチすることで対応した機能をすぐに利用することができます。
初期設定のタイルには連絡先をワンタッチで呼び出せる対応ダイヤルや、Google関連のサービス、カメラや乗換案内、電卓やボイスレコーダーに拡大鏡など便利ツール一覧フォルダ、健康・ショピング向けアプリのフォルダ、ワンセグやラジコなどのエンタメフォルダ、docomoのサポートが呼び出せるあんしんツールフォルダなどがデフォルトでは入っています。
シンプルですがスマホらしい多機能さもしっかり呼び出せるようになっているので、従来の簡単過ぎる操作よりも利便性が高くなりました。
さらにLINEやプレイストアも用意されており、家族とのコミュニケーションや必要なアプリのインストールといったところも簡単に行えるようになっています。
また文字入力も2タッチで文字を打てるタイプの入力形式をとっており、フリック入力などの直感的な操作よりも見てわかりやすい入力方法を初期設定では用意しています。
スマートフォン自体もMIL規格14項目をクリアしており、耐久性として基本的な防水・防塵以外にも落下などの衝撃に耐え、湿度や低温といった状態下でも動かすことができるようになっています。
水に濡らしてしまう、手から滑らせて落としてしまうといったトラブルはおそらく起きやすいかと思いますが、MIL規格に準拠しているタフネスさのあるボディとなっているため、そうしたトラブルを起こしてしまっても使い続けられるという安心感があります。
端末の重さというところもらくらくスマホ3や4からも大分軽さが出ており、不満がたくさん出ていた重さというのも年配ユーザーに見合ったものになっています。
家族に安心して使ってもらえる機種としてしっかりとした作りがされているらくらくスマホです。
契約には家族名義で新規契約が楽、機種変更の際はdアカウントを取得してオンラインショップ契約がベスト
らくらくスマートフォン me F-03Kは、その契約が持つ価格と302円から使えるdocomo withの存在によって、高齢な家族へも手軽に渡しやすいお買い得なスマホとなっています。
今回の契約は高齢家族のらくらくスマホデビュー用や取り換え用という使い方以外にも、家族全体の料金を安くするという目的のためであっても契約する価値が十分にあるものになっています。
最後はこの「契約をする」、という点についての話題です。らくらくスマホを契約する上で注意しなければならないところと、それを踏まえて望ましい契約の仕方というのを提案してみます。
契約には回線管理のためにも本人ではなく家族が契約したほうが良い
今回の契約に限りませんが、高齢家族のスマホ・ケータイ契約に関しては本人に契約させたり本人名義で契約するというのはあまり望ましくありません。
契約の変更や紛失などのトラブルの対応が必要になった時に、高齢家族に動いて貰うというのは体力面では不安なところがあるでしょう。なにか問題があった時にショップや151への電話に高齢家族本人が対応しなければいけない状況というのは、将来的な様々な観点から望ましくありません。
また契約の際やそうしたトラブルでショップに行った時に、年配者は往々にしてカモにされやすいという残念な事実があるため、本人に契約に行かせてしまうと目的のものとは違う思いもがけない契約にサインをしてしまう可能性もあります。
家族がカモにされて不要な契約をさせないためにも、高齢家族本人ではなく別の体力的にも動きやすい世代の家族に契約をさせるようにしたほうがいいでしょう。
望ましいのは代表回線の契約者が代わりに契約してあげて、らくらくスマホをシェア子回線に組み入れそれを高齢家族にプレゼントするという方法です。これならもしも回線契約を解約したり変更したりする必要があるときも、名義自体は動ける家族のものなので簡単に変更することができます。そうした世代ならばカモにされることも少ないので安心して契約を増やすことができます。
また既に回線を高齢家族が持っている場合でも、今後のことを考えて回線を解約してから新たに代表者の名義で新規契約するのが良いかと思います。年配の家族が動けるうちにより動きやすい形にケータイの契約は変更しておきましょう。
機種変更する場合にはdアカウントからオンラインショップ契約が安心できる
どうしても機種変更で名義そのままに家族の回線をらくらくスマホに変えたい場合には、ドコモオンラインショップで機種変更の手続きをするようにしましょう。
ドコモショップなどで契約させてしまうと、先ほど書いたようにカモにされて他のタブレットや光回線なんかも契約させられてしまうことがあるので、無駄な契約をさせずに普通にスマホだけを契約できるオンラインショップの利用を勧めています。
理想としては機種変更する家族のdアカウントを借りて機種変更の手続きをオンラインでしてしまうのが高齢家族の回線を扱う方法としては安心することができるでしょう。
無駄な契約と共に機種変更でかかる頭金も避けることができるので、オンラインでの機種変更というのは安心かつ安いという観点からオススメできます。
らくらくスマートフォン me F-03Kは高齢家族・年配者向けのスマホとして使いやすさがあるだけでなく、これまでのシリーズスマホにはない安さを兼ね備えた機種となっています。
最安では毎月302円の料金しかかからない家族のスマホ回線というのを作ることができるという節約面で大きなメリットがあり、今後長く家族のスマホを任せるのにとても良く適した契約となってくれるでしょう。
今家族でdocomoを使っていて高齢家族との連絡をスムーズにしたかったり携帯料金に悩んでいるようだったらば、こちらのらくらくスマートフォン me F-03Kの契約はオススメです。
これは代表回線がもともとシェアパックしてないとダメですね?独身者が親のために入るのは302円では無理ですね/
すでに1回線はdocomo回線を持っていないと2回線目の302円は持てないですね。逆に1回線はdocomo回線を持っていて家族向けのシェアパックに加入すれば2回線目から今回の契約の仕方は可能になります。
それだと1回線めのコストが上がりませんか?例えば、現在一人用のウルトラパック20Gに加入していて、それをシェアパックにすると金額も上がるし、通信Gも下がってしまいませんか?
どのプランとどのプランを比較しているのかわかりませんが、確かに2回線だけだとコストがあがる可能性もあると思います。