3キャリアから発売されることになったXperia Z3。人気の高いスマートフォンだけにキャリア選択の幅が広がったこと、そして何よりも投げ売りの可能性が複数キャリアから期待でき、そのスパンも短くなりそうだということで低価格で端末を手に入れられる機会が増えそうなのは一部の界隈で嬉しい展開になるだろう。
デザインは過去の同シリーズよりも丸みを帯びて持ちやすくなった印象。そしてホワイトカラーのモデルはフロントパネルもホワイトになって、ようやく統一感のあるカラーリングになり個人的にはそこが一番大きな嬉しい変更点に。
このXperia Zから続いてきたデザインは、Z3を持って一旦終了なんていう噂もあるため今回が集大成的な扱いになるのだろうか。
Xperia Z3 SO-01Gの本体価格は86,832円。分割支払い・24回払いの場合は3,618円×24ヶ月となる。
月々サポート
10月23日の発売時の月々サポートは以下の通り。docomoの場合、時期や施策変更によって月々サポートに変更が入る場合が多いため、発売からしばらく経っている場合は公式オンラインショップ等で正確な数字を確認しておいて欲しい。
そして月々サポート適用を条件とした「Xperia Z3 スタートキャンペーン」という、月々サポートの総額が10,368円(432円×24ヶ月)増額するキャンペーンを始めている。ここでの月々サポートもそのスタートキャンペーンを適用した数字を利用することにした
※11月20日をもって「Xperia Z3 スタートキャンペーン」の適用が終了してしまい、今回計算をしてきた維持費全体に大きな変更が入っている。11月20日以降に契約した場合は、今回計算して出てきた維持費に、毎月432円がプラスされる形で高くなっているので注意してもらいたい。
※12月5日に月々サポートが増額、それによってXperia Z3 スタートキャンペーン適用時よりも月々サポートの金額が増えている。これによって12月5日以降に契約した場合のほうが月サポ的にはお得になっている。新規と機種変更では下の1,988円という数字に更に280円プラスされた2,268円という数字が月々サポートの金額となった。MNPでは実質0円が復活したので、変化自体はない。
月々サポート(Xperia Z3 スタートCP適用済み) | |
機種変更 | 1,988円(×24=総額47,952円) |
新規 | 1,988円(×24=総額47,952円) |
MNP | 3,618円(×24=総額86,832円) |
Xperia Z3 SO-01Gではスタートキャンペーンを使うことでこれまでよりは発売当初の機種変更月サポも高く、MNPでは実質0円となる3,618円という高額な月々サポートが得られるようになっている。MNPで一括契約出来た場合は相当な割引の恩恵を受けることが出来るだろう。おかえりボーナス、家族まとめて紹介割を使えば簡単に21,600円引きも出来るため、Xperiaフリークかつ回線保有数の多いプレイヤーにとってはシェア回線運用費の値下げというメリットもある程度得られることだろう。
フラット定額による運用費
まずは通常のフラット定額プランに加入した状態での運用費を計算してみたい。一般的なスマートフォンの利用方法で一体いくらからの運用になるのかを計算している。オプション加入をしていない状態での最も安い組み合わせで計算しているため、加入オプションによっては1,000円~3,000円ほど運用費が値上がりする場合がある。
なお計算するプランは新料金プランである「カケホーダイ」に限定している。旧料金プランである「Xiプラン」は、新規受付を停止したことと、機種変更で継続契約した場合に月々サポートが非適用という非常に冷遇を受ける料金プランとなってしまったため、ここではカケホーダイに限定して月々サポートを利用した料金プランを計算している。Xiプラン・タイプXiのまま契約を引き継ぐ場合は、月々サポートが適用できないため7,000円以上+24回分の本体代が発生すると考えたほうがいいだろう。
※新規と機種変更では表示されている数字から更に280円マイナスした数字が12月5日以降の運用費となる。追記は大変なので各自で計算に加えておいて欲しい。
新プラン
機種変更 | 新規 | MNP | |
カケホーダイ(スマホ/タブ) | 2916円 | ||
spモード | 324円 | ||
月々サポート | ▲1988円 | ▲1988円 | ▲3618円 |
データMパック | 5400円 | ||
合計(本体代一括購入時) | 6652円 | 6652円 | 5022円 |
分割本体代 | 3618円 | ||
合計(本体分割購入時) | 10270円 | 10270円 | 8640円 |
※「ありがとう10年スマホ割」適用で機種変更に10,000円分の月サポ追加あり。
新プランでは選択するプランによって料金が大きく変わるが、ここではまず独り身向けのパケット定額プランである「データMパック」を利用した料金を計算してみた。独り身向けはこの他に2GBで速度制限が入るものの1,500円ほど安くなる「データSパック」も用意されている。メールや地図などの参照程度の利用であれば、データSパックでも十分だろう。
続いては家族向けに用意された容量の多いパケットシェアのプランでも計算している。基本料金の部分は変わりないためパケット定額プランのところから計算をしてみた。
シェアパック10 | 10260円 | ||
合計(本体代一括購入時) | 11512円 | 11512円 | 9882円 |
分割本体代 | 3618円 | ||
合計(本体分割購入時) | 15130円 | 15130円 | 13500円 |
新プラン(子回線)
続いてはシェアオプションに加入した場合の料金プランについても計算しておきたい。
2台持ち、あるいはシェアパックを契約して代表回線を家族回線の中で設定した場合は、他の回線のパケット定額プランを500円からになるシェアオプションで契約することが可能となる。
パケット通信量を分け合う形にはなり一人あたりの通信量は少なくなってしまうものの、全体の通信料を安くすることが出来る。データパックに加入の際は2台目プラスとしてシェアオプションを利用したデータプランを組み合わせること出来る。この時は今回計算した料金からおよそ1,000円ほど値引きされた料金がデータプランの運用費になる。
※新規と機種変更では表示されている数字から更に280円マイナスした数字が12月5日以降の運用費となる。追記は大変なので各自で計算に加えておいて欲しい。
機種変更 | 新規 | MNP | |
カケホーダイ(スマホ) | 2916円 | ||
spモード | 324円 | ||
シェアオプション | 540円 | ||
月々サポート | ▲1988円 | ▲1988円 | ▲3618円 |
合計(本体代一括購入時) | 1792円 | 1792円 | 162円 |
余剰月々サポート | ▲0円 | ▲0円 | ▲0円 |
分割本体代 | 3618円 | ||
合計(本体分割購入時) | 5410円 | 5410円 | 3780円 |
新プランにおける月々サポートで余剰分が出た場合は、親回線への割引に充てられる。ただしXperia Z3 SO-01Gにおいてこの「カケホーダイ(スマホ)」のプランでは余剰分は生まれないようだ。月々サポートを使って安くするためにはデータプランを利用する必要がある。
最低維持費
ついでにXperia Z3 SO-01Gを購入後、回線を寝かしたい場合の最低維持費について計算してみたい。
最低「維持」費というよりも最低「運用」費に近く、先ほどの2台目プラスの運用プランと同じ形で計算をしてある。あくまでも利用しながら最低運用費を目指す方法なので、完全に回線を利用せずに寝かせる場合は、500円ほど安くなるデータプラン(ルーター)料金に切り替えてSIMを取り外して寝かせておくという方法になる。
※新規と機種変更では表示されている数字から更に280円マイナスした数字が12月5日以降の運用費となる。追記は大変なので各自で計算に加えておいて欲しい。
新プラン(データ・シェアオプション)
機種変更 | 新規 | MNP | |
データプラン(スマホ/タブ) | 1836円 | ||
spモード | 324円 | ||
シェアオプション | 540円 | ||
月々サポート | ▲1988円 | ▲1988円 | ▲3618円 |
合計(本体代一括購入時) | 712円 | 712円 | 0(3)円 |
余剰月々サポート | ▲0円 | ▲0円 | ▲918円 |
分割本体代 | 3618円 | ||
合計(本体分割購入時) | 4330円 | 4330円 | 3618円 |
新プランでは子回線かつデータプランという組み合わせになると、月々サポートを使って通信料を安くすることができる。こちらはspモードを付けることで通信&親回線のシェアパックを利用できるため、フラット運用する前提で最低維持費を出している。
MNP一括契約の場合、データプランのスマホ/タブ運用をきっちりした場合でも918円の月々サポートが親回線からの割引に回すことが出来る。もしも使うことが無いようならば、データプランのルーター維持&spモード解約によって1,836円の料金から月々サポートを適用することが出来る。そうすると機種変更や新規契約でも余剰月々サポートが152円出てくるほか、MNPだと驚愕の1,782円という月々サポートを余らせることが可能だ。シェアパックで複数回線を所有している人はこの余剰月々サポートを使えば、理論上10回線30円で運用できるdocomo回線を所有できることになる。まぁ一括価格をどうするかという問題は出てしまうが・・・。
月サポシェアで新プラン「カケホーダイ」は理論上30円で10フラットSIM運用が可能
以上の計算は10月23日発売時のキャンペーン・価格を利用して算出している。キャンペーンについてはXperia Z3 スタートキャンペーンのみの適用としているため、その他キャンペーン等を駆使した場合には更に安くなる可能性もある。
各自購入する際には月々サポートの変更やキャンペーン適用の有無、定価の変更等で実際の維持費に変更が入っている場合があるため、参考程度の数字として見てもらいたい。
はじめまして、じゃんです
こちらのサイトの情報にお世話になっております
いつもありがとうございます
先週ネクサス5で2回線キャッシュバック5万
コンテンツ4、で契約してきましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ