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AQUOS R3 レビュー評価 カメラ/発熱/バッテリー性能/機能性を検証【docomo SH-04L/au SHV44/SoftBank】

docomo/au/SoftBankの3キャリアから発売されているAQUOS R3についてレビュー及びスペック・機能面の確認・検証をしていきます。

AQUOS R3はフラグシップモデルのAQUOS Rシリーズにおける1年ぶりの最新モデルとなります。

機能性の多さや端末のサイズといったところで使いやすさを重要視した設計思想が見られる日本向けのスマホです。

スペックの面でも他社のハイエンドに対抗できるだけの十分な性能も有しています。

これだけしっかりと揃いながら、AQUOS R3は一部キャリアにおいて結構安い価格も実現されており、フラグシップモデルの中でも特に安価なスマホになっています。

機能・性能で使いやすさを持っていながら価格の面でも手の出しやすさを持っている高性能モデルとなります。

 

使ってみると見た目の悪さもすぐ慣れますし、前面の指紋センサーを中心に他のスマホから失われてしまった使いやすさというのを持っているのがAQUOS R3だと感じさせます。

バッテリーやディスプレイなどの特徴的な箇所にも魅力があるため、その辺りを検証やレビューの中でも紹介しているため今回の記事で確認してもらえれば。

AQUOS R3スペック

AQUOS R3
SoC Snapdragon 855
RAM 6GB
ROM 128GB(micro SDカード512GB対応)
バッテリー 3200mAh
重さ 185g
ディスプレイ 6.2inch
3,120×1,440(Quad HD+)
アウトカメラ 1220万画素(標準)
2010万画素(動画専用)
インカメラ 1630万画素
サイズ 74×156×8.9mm

特徴

  • 6.2インチ Pro IGZOディスプレイ搭載
  • リフレッシュレート120Hzで動画コンテンツ中心に強い
  • 明るくて見やすく操作がしやすい画面
  • 精度の高い指紋認証
  • 上下にノッチあり
  • カメラは写真専用・動画専用の2つ
  • 防水・ワンセグ/フルセグ・おサイフケータイを完備

SoCにSnapdragon 855を使ったAQUOSのフラグシップモデル。最高性能機種として他社メーカーのフラグシップモデルと同等のスペックを持ったスマホです。

ディスプレイは液晶で有機ELではありません。キャリア全体で見てもフラグシップモデルで液晶を採用しているのはこのAQUOS R3のみとなっています。

液晶ディスプレイには「Pro IGZO」を使用。これにより表示色数が10億色に、アプリごとの設定になりますがリフレッシュレートが120Hzに向上、明るさも従来機の2倍と飛躍的にディスプレイ品質が高くなっています。

6.2インチ、上下にノッチ・切り欠きがあるということでデザイン性ではあまりいい感じには見えませんが、フラグシップ機らしく品質は良いものとなっています。

各キャリアの販売モデルは3色ありますが、ホワイトとブラック以外のもう一つはどれもキャリア専用カラーに。docomoはレッド、auはピンクというよりもパープル、SoftBankはグリーンというオリジナルカラーが用意されています。

防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグに対応と長年国内で販売してきたメーカーだけあって便利機能はすべて揃えてきています。

機能性チェック

検証やレビューに入る前にAQUOS R3の機能について、個人的に気に入ったものや便利に使えたものを紹介します。

主要機能

  • 防水・防塵(IPX5/IPX8/IP6X)
  • ワンセグ/フルセグ
  • 指紋センサー(ジェスチャー操作)
  • ロックフォトシャッフル
  • 自動画面点灯
  • Bright Keep
  • スクロールオート
  • コンテンツマネージャー
  • Clip Now
  • からだメイト(歩数計)
  • のぞき見ブロック
  • リラックスビュー
  • リラックスオート
  • インテリジェントチャージ
  • ARCore
  • S-Shoin 3.0
  • AQUOSかんたんホーム
  • カメラ:光学式手ブレ補正
  • カメラ:電子式手ブレ補正
  • 画質モード変更可能

インテリジェントチャージでバッテリーのへたりを防ぐ

AQUOS R3は日本向けの需要を理解しているためか、バッテリー周りのチューニングおよび機能性の向上といったものに力を入れています。

その一つがこのインテリジェントチャージです。

こちらの機能は端末状態によってバッテリー充電時の挙動を変更するというものになっています。

例としては端末の発熱が強い状態であるときに充電を行った場合、バッテリーへの負担が強くなるために充電速度を遅くしたり、満充電が近くなった場合にも充電速度を落としてバッテリーを「いたわる」挙動をします。

こうした工夫を持つことによってバッテリーのへたりが防げるために、長期間電池持ちが良い状態というものが続く機種になっています。

こちらの機能はAQUOS R3が持つバッテリーの良さをさらに補助してくれる機能になるはずです。

アウトドアビュー・ハイスピードIGZO・表現色10億色・アンビエント機能とディスプレイは多機能

各メーカーのフラグシップモデルが有機ELを採用する中、AQUOS R3のディスプレイは液晶です。

ただその液晶でも美しく綺麗に、さらには動きに強くした「Pro IGZO」を採用することによって有機EL勢に対抗しています。

AQUOS R3はディスプレイの性能・機能に力を入れており、表現可能な色数が10億色と平均的なディスプレイの1600万色よりもはるかに多く、リッチカラーテクノロジーモバイルによってより美しさを際立たせる工夫を見せています。

透過率が18%アップして明るさが約2倍に向上。アウトドアビューとして太陽の日差しが強い中でも画面の文字をクッキリと読める明るさを出してくれます。

他にもハイスピードIGZOによって最大120Hzのリフレッシュレートを実現。動画やスクロールの残像というものが出にくくなり、動きの激しいコンテンツも何が起きているかはっきりとわかるものになっています。

またアンビエント表示機能によってスリープ状態でも時計を表示でき、通知や電池残量を確認できます。

AIライブシャッター・AIライブストーリーがあるが実用的ではないか

AQUOS R3では動画専用カメラを用意しています。

こちらのカメラと写真用のカメラを合わせることによって、動画撮影中に写真も一緒に撮ることが出来るようになっています。

自分で撮影することも出来ますし、AIに任せることも出来ます。

また同じくAIアシスタントの動画機能として、長い動画を15秒のダイジェストにまとめてくれるAIライブストーリー機能も用意しています。

機能としては魅力的。またSHARPの公式でもかなりのセールスポイントとして推しています。

ただしこちらの機能については・・・もともと動画カメラの質も良くなく、AIの判定も微妙なので公式に推すほどでもないのを感じます。。

アクセシビリティ系:生体認証・Bright Keep等・のぞき見ブロック・スクロールオート

地味ですがこの辺りの操作補助機能が揃っているのもAQUOSシリーズの魅力です。

生体認証に関しては指紋・顔が用意されておりこちらは普通ですが、それらに関連する機能が豊富です。

指紋周りでは指紋認証センサーの活用機能としてジェスチャー操作やホームキー化という機能が用意されています。今回のAQUOS R3は上下ノッチ型でナビゲーションキーの操作が若干しづらいところもあるため、指紋センサーのジェスチャー操作やホームキー操作によってよりしやすくなるユーザーというのも出てくるはずです。

顔認証周りでは持ち上げると同時に画面が点灯する機能が用意されており、ボタン操作なしで顔認証をアクティブにすることができます。持つと同時にロック解除の受付が始まるためよりスムーズに操作することができます。Bright Keepでは手に持っている間は画面を点灯し続けるというもの。ボーっとしてたり移動したりしている時に画面が消えて操作が途切れる、ということがありません。

他にも画面効果によって横から画面を覗かれることを防ぐのぞき見ブロック機能。

ジェスチャー操作でスクロールを自動で行えるスクロールオート機能。

AI音声による日常のアシスタントおよび情報を知らせてくれるエモパー機能。

が用意されています。

アシスタントキーはショートカットキーとして機能させることができる

AQUOS R3にはハードキーとしてアシスタントキーが端末右側に追加。

ワンタッチでGoogleアシスタントの起動が出来ます。

この機能についてはGoogleアシスタントが起動できるハードキーとして便利、というわけではなく、他のアプリの起動を最大3パターンまで配置できる、という点が便利です。

要はハードキーとしてショートカットキーが用意されているということになります。

LINEなどのお馴染みのアプリはもちろん、決済系のアプリも配置すると一発で出せて便利です。

こちらは「好きなアプリが呼び出せるショートカットキー」として考えると一気に利便性が増してくるでしょう。

AQUOS R3レビュー

上記のスペックを踏まえた上で実際にAQUOS R3がどのようなスマホなのかというところを検証していこうと思います。

ベンチマーク・ゲーミング性能

AQUOS R3
SoC Snapdragon 855
RAM 6GB
ディスプレイ 6.2inch
3,120×1,440(Quad HD+)

スマホの性能について最もわかりやすい指標となるのはベンチマークアプリの数値になるでしょう。

一部の機種によってはベンチアプリ利用時にのみ数字を伸ばすような処理をしているメーカーもありますが、こちらのAQUOS R3については挙動を見る限りそうした問題は心配いりません。

そのため今回のベンチマークアプリの数字というのはAQUOS R3の性能・実力を測るのに参考になってくるかと思います。

利用したベンチマークアプリは

  • Antutu
  • GeekBench

の2つ。

それぞれぞの数値は以下のようになります。

Antutu

Antutu AQUOS R3 Galaxy S10+ iPhone XS Max
スコア合計 343889 352503 320491
CPU 113332 119406 118270
GPU 150675 147728 131751
UX 69855 72071 64644
MEM 10027 13298 8826

 

GeekBench

Geekbench AQUOS R3
SCS 3302
MCS 10512
RSS 7380
BSE 5551

 

Antutu連続利用時推移

Antutu連続 AQUOS R3
1回目 343889
2回目 324487
3回目 321965
4回目 298421
5回目 286643

Antutuの数字は少し特徴があるのがAQUOS R3のため検証を2パターン用意しています。

まずバックグラウンドでアプリ処理が働ないていない状態、また発熱なども発生していない状態でのAntutuスコアは34万点とiPhone XS超え、Galaxy S10に近いベンチマークスコアを見せます。

スナドラ855の性能をしっかりと活かしているのがわかります。

 

一方でバックグラウンド処理が走っている場合、あるいは発熱などの負荷が本体に強くかかっている場合になると、Antutuスコアは大きく下がってきます。

これはGalaxy 10なんかではみられない結果となっており、恐らく発熱などが酷くならないために処理性能を最大値出さないようにしている処置かと思いますが、AQUOS R3のベンチマークスコアを見る際にはこの特殊な挙動に注意をすべきでしょう。

万全な状態ではスナドラ855の性能を最大限出すものの、スマホの状態によっては性能を落としてくるために常時最高性能で動くということにはなりません。

GeekBenchについては補助的な形で見てもらって他のスマホとの比較をしてもらえれば。

処理性能が常に良い状態にはならない、という特徴があるといってもそれでも30万点前後のスコアを見せる優秀な性能を持っているのは間違いありません。

 

ゲームアプリの快適さもミリシタの13人ライブ+3D高画質で検証をしてみましたが問題なし。13人分の3Dキャラクターがヌルヌルと動いた上にタッチ感度・精度も問題なし。音ズレらしきものは一部感じたものの、この辺りはアプリ側のSDM855およびAndroid 9への対応を待つべきでしょう(6月時点でアプリ側が最新OSに非対応のため)。

他に気になったのはポケモンGOの動きが少しなめらかではない点というのは気になりました。

ただし基本的なゲーミング性能についても心配はいらないものとなっているので、それ目当てで考えたいという人にもオススメできます。ただし表示についてはダブルノッチのために黒帯が出てしまうものがあります。これは最近のハイエンドモデルの宿命でしょうか。

アプリ起動速度・ストレージ読み書き速度

ベンチマークスコア以外にもスマホの性能を図る指標としてアプリの起動時間も確認し、他の機種と比較してみます。

ベンチマークスコアの数値が実際の利用シーンにおいて数値通りの性能を見せるのかということを判定します。

本来は動画などで起動の瞬間を見せるべきなのでしょうがそんな環境はないので手動計測の時間を表にまとめました。

AQUOS R3 Galaxy S10+ iPhone XS Max
ポケモンGO 約2秒 約1秒 約1秒
デレステ 約4秒 約3秒 約3秒

 

重たいアプリ中心の測定にはなりますが、それでも高速起動を見せているのがわかるため不満はほとんど感じられません。

同じスペックのGalaxy S10なんかと比べると本当に僅かですが起動画面がワンテンポ遅れますが、実際の利用の場面では支障は感じない程度のレスポンスです。

 

ストレージの読み書き速度もAndroBenchで確認していますが高速さを見せいているのが以下の画像からわかるかと思います。

 

バッテリー性能

au版公表バッテリースペック
バッテリー容量 3,200mAh
連続通話時間 約1,970分
連続待受時間 約630時間
電池持ち時間 約100時間

バッテリー性能について複数の利用シーンで比較してみたのでその様子を確認してください。

100%からのバッテリー状況
放置状態20時間 94%
ミリシタライブ(MV)10回連続 89%
Antutu5回連続 84%
動画2時間視聴 83%
  • 輝度はすべて50%(おおよそ室内灯に最適化)

 

AQUOS R3のバッテリーは特にスタンバイ・待機時にかなり電池の持つものになっています。放置状態で中々減らないこのバッテリー持ちの良さはかなり魅力的です。

ただし長時間のゲームや動画の利用に関してはそれほど高いバッテリー性能は見せていません。

ちょっとした操作を断続的に利用するのに適している一方で、集中した作業においてはあまり目立った優秀さは感じられません。

そもそもそこまでバッテリー容量が大きくないというのもありますが、電池持ちを良くしたい場合には後述のレビューにもあるように意識的に連続して操作を続けることを控える必要があります。

ただ全体的に見た時のバッテリー性能の良さはGalaxy S10あたりよりも確実に評価できるものになっているため、AQUOS R3の強みの一つと言えます。

発熱

発熱についても検証を行ったので参考にしてください。

ベンチアプリ、ゲームアプリを複数回連続で起動した状態の温度です。

Antutu バッテリー温度 CPU温度
1回目 31.5℃ 37.4℃
2回目 34.2℃ 42.8℃
3回目 35.8℃ 46.1℃
4回目 36.1℃ 49.6℃
5回目 36.5℃ 51.2℃

 

ミリシタMV バッテリー温度 CPU温度
1回目 32.1℃ 38.1℃
2回目 32.5℃ 41.7℃
3回目 33.2℃ 43.8℃
4回目 33.5℃ 44.2℃
5回目 35.2℃ 48.3℃

室温24℃・エアコンあり

エアコンで室温が下がっている状態での測定を行っていますが、それでも発熱は少し高め。エアコンなしのGalaxy S10と比較してそこまで大きな違いが見られない点は同条件下での利用に若干不安を感じます。

AQUOS R3に関しては発熱がしやすい、という評価をしてもいいかもしれません。少なくともGalaxy S10よりは印象として感じてしまいます。

画面上部を中心に熱を持ち、3回目のテスト辺りから全体が結構熱を持ちます。先にも書いた通り、この状態だとベンチマークスコアも結構下がってしまいます。

AQUOS R3のメーカーサイトや公式パンフレットなどを見ると発熱耐性が強くなっているという表記がありますが、正直そこまで発熱に対して強いとは感じられません。具体的な冷却システムなども記載されていないため、何故発熱に強いと言っているのか明確な理由もわからないものになっています。

一方で金属フレームでおおわれているためか放熱性は高め。少し待てば熱も穏やかになるために心配はいらないでしょう。

AQUOS R3カメラ性能

AQUOS R3
標準カメラ画素数 1,220万画素
標準カメラ機能 新画質エンジン
ProPix2
F値 1.7
ハイスピードAF
光学式手ブレ補正
電子式手ブレ補正
背景ぼかしポートレートモード
動画専用カメラ画素数 2,010万画素
動画専用カメラ機能 F値 2.4
ディープフォーカス
電子式手ブレ補正
AIライブシャッター
AIライブストーリー
HDRモード撮影
インカメラ画素数 1,630万画素
インカメラ機能 F値 2.0
電子式手ブレ補正
美肌/小顔補正

AQUOS R3はカメラ機能を割と宣伝しています。

スペックだけを見れば確かに色々とやれそうな感じは見て取れますが、実際の写真や動画の印象はそこまでのものではありません。

動画の作例を載せることのできる環境ではないためにレビューは簡易的に文字だけで済ませていますが、動画撮影目的での購入にはあまりオススメはできません。

とりあえず以下で写真の作例を。

屋外(晴れ・曇り)

暗所

食事

見た目のカメラ性能は良いです。

比較をしなければこれでも十分ではないでしょうか。

ただレビューのところで比較していますがそちらと比べると劣るところを感じられてしまうカメラではあります。

 

動画撮影で感じたポイント

動画撮影はAQUOS R3の公式スペシャルサイトでも強みの一つとして挙げられていますが、実際使用してみたところ満足度は低かったです。

主な感想としては次のようになります。

  • 手振れ補正があまり効いていない
  • 60fpsで撮影しHDR撮影ができなくなるとかなり薄い発色になり印象が悪い
  • AIライブシャッター・AIライブストーリーは満足度が低い
  • 動画専用のカメラでの動画撮影よりも標準カメラでの動画撮影の方が手ぶれも効いて色も良い
  • といっても手ぶれはGalaxyほどでもないし公式サイトにアップロードされているような動画は撮れない

単純に動画撮影する機会というのは人によって大きく左右されると思いますが、決して良いものではないのでこの機能目的での購入はオススメできません。

 

AQUOS R3の「デメリット」

各検証の次にはレビューとしてメリット・デメリットといったものを利用した感触から挙げていきます。

AQUOS R3の実機を使っていく中で感じた問題や気持ちよく使えた部分なんかをピックアップしていきます。

まずはデメリットから。

発熱はしやすい、影響は少ないものの性能ダウンも印象は良くない

スナドラ845機種以下ではあるもののGalaxy S10などの他機種以上ではある、と感じてしまうのが発熱。

過去のAQUOS機や2018年の主流だったスナドラ845スマホなんかと比べると問題にするほどでもないですが、2019年夏モデルの他の機種と比較をすると発熱のしやすさ、というものが感じられてしまいます。

発熱のしにくさ、放熱のしやすさが一つのメリットである、と公式の案内にはありますがそちらは正直あまり感じられません。

発熱が高めになりやすく、しやすさというところでもスナドラ855の割に弱さを見せるというのはAQUOS R3のデメリットです。

この発熱に絡んで熱を帯びると性能が落ちるという点もデメリットとして挙げなければいけない点です。

特にCPUへの負荷が強い状態でベンチマークを回すとスコアが大きく落ちる点は他のスマホでもあまり見られないものになるため、ゲームなんかをする人には懸念事項となるでしょう。

Antutu連続 AQUOS R3
1回目 343889
2回目 324487
3回目 321965
4回目 298421
5回目 286643

とりあえずフォローしておくと今のスマホの性能的にスコアが落ちたと言っても30万点近いAntutuの数値を残している時点で全く利用には支障がないレベルではあります。ただ発熱で性能が落ちる、という事実に関してはあまり印象が良いものではありません。

 

そしてもう一つ発熱が影響してしまうのはバッテリーです。

AQUOS R3のバッテリーは普通に使っていれば残量が減りにくくて高く評価することのできるもので、それゆえに後に出てくるメリットのところで言及しているわけですが、発熱が起きてしまっている状態だとこの良い部分であるバッテリーの消費量といったものが増えてしまいます。

これによってAQUOS R3の良さであるバッテリー持ちの良さといった特徴が失われてしまうため、やはりこの発熱のしやすさと高さといったところはデメリットであると言えます。

放熱はしやすくスマホの操作をやめれば熱の収まりは早いわけですが、どうしてもスマホをアクティブに動かし続けなければならない時なんかはこの発熱は悩まされます。

カメラは比較してしまうと劣っている場面が目立つ

もう一つデメリットな個所として指摘できるのはカメラ部分です。

カメラに関してはAQUOS R3の写真だけを見れば悪くない、綺麗な写真が撮れると感じられるクオリティの高さを感じますが、他のスマホとの比較をすると品質の甘さを強く感じられてしまいます。

AQUOS R3

 

Galaxy S10

 

AQUOS R3

 

Galaxy S10

 

AQUOS R3

 

Galaxy S10

 

このように白飛びといったものが目立ち、強い逆光だと青みが飛んでしまいます。夜景もノイジーさが出てライトの部分が白飛びしやすくなってしまうという弱点を持っています。

比較対象のGalaxy S10のカメラが良すぎる、というところも考慮しないといけないところかもしれませんが、同じ時期に発売されているモデルとしてはそのクオリティに差がありすぎます。

また動画専用カメラも手ぶれ補正が弱く、さらにHDRもオフにするとかなり淡白な色使いになってしまうため、動画目的で購入しようという人はかなり注意が必要なものになっています。

AIライブストーリーやAIオートシャッターといった機能も洗練されておらず、動画撮影目的で購入しても満足度は非常に低いものになってしまう可能性があります。

動画専用カメラよりも静画カメラで動画を取れるモードの方が手ぶれもHDRもしっかりしているという謎の仕様のため、カメラは普通の写真も動画も期待値よりも低めになっています。

AQUOS R3のメリット

次はメリットとして感じたところを挙げていきます。

バッテリー持ちは発熱に気を付けていれば相当良い感触

AQUOS R3の良い所はバッテリー性能の高さです。

といってもまず注意点としては、AQUOS R3のバッテリー性能の高さは発熱をしている時には活かされないため、前提として発熱をうまく抑えながら利用することが必要になります。

発熱時のAQUOS R3のバッテリー性能は平凡となっているのであまり評価できません。大体動画2時間ほどで15%ちょっと、ゲームを1時間ちょっと遊んでで20%前後と、継続した利用による発熱を伴ってしまう状況下で使い続けると決して良いものではない、というところは注意する必要があります。

一方で発熱が少ない状態でのAQUOS R3のバッテリー性能はかなり評価したいです。

電池持ちの安定感が、同じSoCのGalaxy S10に比較しても高くて待機中のバッテリー消費量というのは10時間ほどで5%未満という良い状態を見せています。

また発熱が起きない程度のちょっとした操作、または発熱を感じてもその後落ち着くまで待ってから操作するような使い方であれば、かなりバッテリー消費量というものは少なく抑えることができます。

一度の操作に長時間時間をかけない使い方であれば、ほぼ1日バッテリーがなくなる心配が要らず、そのまま翌日も充電なしで使うこともできるでしょう。

購入当初は若干安定感に欠けますが、使用から数日後にはバッテリーも慣れてきて大きく安定した電池持ち具合を見せてくれます。

夏モデル全体の中でバッテリー面の強さは特徴的のため、電池持ちを求めたいのであればAQUOS R3をオススメすることができます。

ディスプレイの見やすさは他の機種と比べても圧倒的

さらにAQUOS R3のメリットとして挙げられるのは機能のところでも触れたように、ディスプレイ機能・性能の高さが目立つという点です。

ディスプレイには流行の有機ELではなくPro IGZOを搭載。

軽さはないものの120GHz対応と動きのあるシーンでも残像が出にくく、表示可能色も10億色とこれまでの一般的なスマホディスプレイの1600万色の約7倍という、スペック面でのアップが見られます。

この動きの強さ、発色域の広さというところももちろんAQUOS R3のメリットなのですが、ディスプレイの気持ちよさを最大限感じるのが「明るさ」です。

AQUOS R3は明るさの最大値が従来の2倍へと大幅に向上。そのために外で利用しても画面の暗さを感じずに快適なままに利用できるようになっています。

従来のスマホの多くはこの明るさの最大値が低いために、特に太陽光の下では画面が暗くなって操作しにくいものになることが多々感じられたものでした。

それがAQUOS R3では明るさの最大値が増えたことによって強い光の反射のある太陽光の下であってもくっきりと画面を見ることができ、また明るさ調節もオートでしっかりとバランスの良い具合に調節されるために、場所を変えながら使っても全くストレスを感じずに使うことが出来ます。

地味にこの明るさ調節の強度や精度といったところは、外でスマホを使う頻度が高いほどに重要になってくるわけですが、AQUOS R3はこれまで使ってきたどのスマホよりも屋外で使った時の扱いやすさが快適なものになっていました。

これでノッチによる欠けがなければ更に良かったのですが、実用性という面において不便さを感じさせないこのディスプレイ性能は高い評価に値するものになっています。

特にdocomoとauは安くてコスパが良い

AQUOS R3のもう一つメリットはそのコスパの良さです。

ソフトバンクに関しては異なりますが、docomoとauの販売するAQUOS R3は価格が同じ夏モデルのフラグシップモデルよりも価格が割安に設定されており、性能を考えた時の価格の安さというのがかなり目立つものになっています。

価格表は次の通りです。

価格 2年でスマホ返却サービス利用時の価格
docomo 89,424円 59,616円
au
(12ヶ月以上機種変更していない場合の特別サポート適用時)
77,760円 49,680円
(38,880円)
SoftBank 113,760円 56,880円

auに関しては補足で書いてある通りに12ヶ月以上の機種利用履歴があればなんと21600円引きが機種変更など含んで使うことができます。この割引を使うとなんと価格は7万円台に。

スナドラ855を使った機種のスマホ価格としては破格レベルです。

特にauなんかはその他の夏モデルが10万円を超える中で、値引き込みで7万円台と一つだけ飛び抜けています。

ハイエンド機種の価格としてはauの中で飛び抜けて安いスマホになっているため、AQUOS R3はかなり買い求めやすい高性能スマホになっています。

docomoでも89424円とこちらも安く、公式キャンペーンやオンラインショップのキャンペーンを混ぜることでさらに3000円相当安くなる余地があります。

docomoとauの価格は同じ夏モデルとの比較、それに過去のフラグシップモデルの価格と比較しても安くなっていて、高性能モデルとしてはコスパが相当よくなっています。

この購入のしやすい価格というのはAQUOS R3が持つ大きなメリットと言えるでしょう。

 

価格が安くて高性能、バッテリー性能の高さも魅力の日本向けフラグシップモデル

AQUOS R3はここまでの検証・レビューを踏まえてオススメしやすいスマホです。

見た目が正直あまり良くないのと発熱への耐性がそこまで強くなく、熱を持った時に性能が下がったりバッテリー消費も早まってしまう弱点がありますが、デメリットとしてはそれぐらいしかなく明確な不具合らしき点も存在していないため、夏場の暑い日などを除けば特に不満もなく使っていけるスマホではあります。

多少のデメリットはあるものの、性能の高さと発熱が少ない時の電池持ちの良さ、そしてそれだけのスマホでありながらdocomoとauでは価格も安いというのは他の夏モデルフラグシップには見られない特徴です。

検証やレビューからもわかるように基本的に大きな不満は感じません。発熱と言ってもスナドラ845スマホよりは確実に低いので、従来モデルと比較すればそれでもまだマシなものになっています。そうした中で性能はもちろん機能なども充実させたスナドラ855スマホが比較的安く買える、というのはメリットとしてかなり強烈なものになっており、オススメ機種として推せるだけの評価をできます。

ドコモおかえしプログラムやアップグレードプログラムEX、それにメーカーキャンペーンやポイントなどを利用することで安い価格で高性能かつバッテリーが良いAQUOS R3を購入することができます。

契約の工夫次第では非常にコスパの良いスマホとなるのがAQUOS R3なので、安価に高性能機を買いたいという人にもオススメすることができます。

 

契約はオンラインショップで(特に機種変更)

なおAQUOS R3を契約しようという場合には、docomoとau、SoftBankのそれぞれのオンラインショップをオススメしています。

その理由は簡単で、各オンラインショップでならばお得に機種変更が簡単に出来てしまうからです。

オンラインショップでは

  • 通常2000円or3000円かかる事務手数料が無料(docomoのみ)
  • 頭金が0円
  • ネットから簡単に手続きが可能
  • 2500円以上の価格のあるスマホなら送料無料で自宅に届けてくれる
  • チャットサポートで自宅からプランや端末比較の相談ができる(docomoのみ)

こんなにお得で便利に契約できるメリットが数多くあります。

特に事務手数料と頭金といったスマホ契約では必須の支払いがオンラインショップであれば無条件に0円に出来るのはオンラインショップが持つ強烈なメリットなのは間違いないです(docomoのみ)。

こうした端末価格以外の支払い金額というものを気にせずに契約できる、しかも全国から契約可能というのは間違いなくオンラインショップがお得な点と言えます。事務手数料のような本来なら必須の出費をオンラインショップ限定で抑えることができるのは、より安くお買い得に購入しようとするならば得ておきたいメリットになるでしょう。

他にも自宅から全ての手続きが可能なため、わざわざ時間をかけて契約に行く必要もありません。即日スマホが手に入るというスピード感はありませんが、手続きが本当に5分以内に終えることが出来る上に最短2日ほどで到着するのは楽です。時間を気にせず契約できて無駄にもしないのは社会人や主婦の方に大きなメリットになるはずです。

それにオンラインショップの販売ページ内ではチャットサポートが最近では行われており、店頭の便利な要素であるプラン相談や端末の相談といったものも行うことが可能になっています。オンライン契約に抵抗感がある人でもこれなら契約しやすいでしょう(docomoのみ)。

こうした理由から機種変更をするのならばオンラインショップをオススメしています。

 

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