定価ってなんだよ・・・。
いや、契約する側からすれば嬉しいんですが。
でも発売前から定価から2万円近く安くなるって、もう定価の意味成してなくない?
いや、安くなるならいいんですけど。
Y!mobileが10月に発表したXperia 8。
廉価モデルかつSIMフリー版のXperiaということで結構な期待を持たれているわけですが、唯一ネックというかあんまし良い受け止められ方をしてないのが価格でした。
定価54,000円と、スペックの具合と比較した時にあんまりコスパが良くないといった批判がされていたわけですが、なんかその価格が発売前から結構な値下げが行われて低価格化。当初の印象からは結構な良いコスパを見せるようになっています。
発売前から値下げってどういうことだよ・・・って感じですが、Y!mobileのXperia 8はこの値下げ価格によって当初のようなコスパの悪さが消滅、むしろコスパがかなり良くなってしまって「発表の時に変に定価出さない方が良かったんじゃね?」というものになってます。
最初の54,000円が高けぇ!と思ってた人もこれならそこそこ納得できるんじゃないでしょうか?
Y!mobileオンラインストア限定、Xperia 8が18,216円引き
発売前の予約段階から値下げが行われているのはY!mobileオンラインストアです。
なんかオンラインストアはiPhoneへの値引きといい最近値下げ・安売りが結構目立ってます。
もうショップはサポート専にしてオンラインで買わせる仕組みにしたいんですかね。
で、このY!mobileオンラインストア限定の値下げがまた強烈。
iPhone 6sとiPhone 7にも付けられた値下げ額と同額で、型落ちでもないのにいきなり18,216円引きという総務省の値引き上限ギリギリを攻めてきてます。
これによって本来54,000円の定価から実に3分の1近く安くされることになり、価格は次の表のような感じに。機種変更は値引き額少なくなってるんでそこは注意してください。
新規/MNP | 機種変更 | |
定価 | 54,000円 | |
オンラインストア割引価格 | 35,784円 | 46,872円 |
24回の分割価格 | 1,491円×24 | 1,953円×24 |
いやいやいや・・・54,000円と大分イメージ変わりませんか?この価格。
35,784円から新規契約できるなら普通にありでしょ。コスパ中々いいですよこれ。楽天モバイルのReno AよりもSoCは下ですけど、機能とかディスプレイとか考えたらこっちのXperia 8を選んでも間違いじゃないはずです。
これなら結構良くないですか?
スペック見ると正直SoCのスナドラ630ってのはパワー不足かと思いますけど、それでもスナドラ450で3万円超えるようなスマホに比べれば良心的でしょう。
機能は防水・防塵におサイフケータイが使えるんで日本向け機能としては十分揃ってます。ベースのXperia 10と違ってボディがガラスとメタルっていうことで強化プラの質素な質感ではないところも良い部分です。
そして何よりも21:9のシネマワイドなアスペクト比を持ったディスプレイが使えるのは大きなメリットです。この21:9というアスペクト比は他にXperia 1やXperia 5といった高額モデルしかない中で、3万円台から使えるってのはXperia 8のオンリーワンな特徴になってます。
まあこのディスプレイが使いやすいってのはXperia 1のレビューの方で見といてもらえれば。
スナドラ630の部分はコスパ良いかどうかは議論の余地がありますが、少なくとも21:9のアス比を持ったスマホが35,784円からってのはコスパ良いでしょう。
この比率は今のところ他のスマホが真似できてないところなんで。
しかしなんで54,000円で発表しちゃったんでしょうね。オンラインストア限定で35,784円!ってやった方が好意的な反応多かったと思うんですけど。
まあXperia 8については価格であんまコスパ良くねーなーって思ってた人も多いと思うんですけど、それがいきなりの1.8万円引きってことでその悩みもかなり解消してきたんじゃないかなと思います。
これならぶっちゃけ買いでしょう。
Y!mobileのプランは解約金なし、通信速度も高速で一定額を継続
スマホの契約としてXperia 8が特に条件もなく一括で安いというだけでもまあこの契約は格安スマホとしては買いかと思いますが、組み合わさっている回線がY!mobileということで下手なMVNOの格安スマホなんかよりも断然使いやすいというところも買い要素の一つです。
Y!mobileの特徴としては次のようなものがあります。
- MVNOのようにお昼を中心に時間帯で速度が変わることもない高速回線
- プラン料金内に通話定額が含まれている
- 料金は比較的安く長期利用しても一定額を維持
- 最初の2年間は最安プランでも毎月4GBのデータ通信量
いつものY!mobileの特徴・メリットですが、まあこの中で明確にMVNOと違って使いやすいと感じる部分はY!mobileが遅くなりにくい高速回線であるというところでしょう。
せっかくそこそこの性能のXperia 8使うのに遅い格安SIMで使っては勿体ないです。なるべくなら高速な回線、それでいて安いという特徴を持ったサブブランド回線、要はY!mobileで使うというのは理想的な組み合わせです。
格安回線でありながら速度面でストレス感じないってのは利用するにあたってかなり大きなメリットになるはずです。
あとは料金が1回10分の通話定額を持っているのに安い、しかも前でのプランのように1年後や2年後に値上がりの心配がなくなっている、という点も数年後のプラン構成とか考えなくて良いっていう点で楽です。
ちなみに料金は税込みでこんな感じ。
プランS (4GB(2年間)) |
プランM (12GB(2年間)) |
プランL (17GB(2年間)) |
|
通常 | 2,948円 | 4,048円 | 5,148円 |
新規割(6ヶ月) | 2,178円 | 3,278円 | 4,378円 |
通常+家族割 | 2,398円 | 3,498円 | 4,598円 |
一応6ヶ月の新規割がありますが、まあこれはおまけで。
2回線以上持ってる場合は家族割の料金で使えます。新規割も重ね掛けできますが、まあここでは省略。
このように月額で3,000円以下って感じなのに通話定額+最低4GBからのデータ通信量が使えるって、回線として相当に優秀になってくるのではないでしょうか。
そりゃ月額割引を活かした数百円回線の方が安いですけど、もう作れないし一般的な人達が無理なく作れる回線でこの安さと契約内容だったら十分でしょう。
まあこうした回線側がそもそも使いやすいというか安くて高速っていう「格安SIM潰し」の役目を持っているY!mobile回線なので、今回の発売前値下げが発生しているXperia 8と組み合わせることで反則的な安さの格安スマホが出来上がる、ということになります。
当初より明らかに良い印象になったXperia 8。21:9のディスプレイはマジで使いやすいのでそれを考えたらコスパ良いと思える存在感に
最初の54,000円でスナドラ630という印象からこの値下げ後の価格は大分印象変わりますよね。
3分の1近い値引きが発売前に入ってるんで、まあ安くなった後の価格は相当にインパクト強いですよ。
これならギリギリスナドラ630でも許せるって感じだと思います。21:9のディスプレイが使えて3.5万円ならスナドラ630でもいいでしょう。他の機能は充実してますし。
21:9のアス比画面のXperiaを安く楽しむならこれはオススメできる価格です。
21:9のアス比画面の有能性についてはXperia 1のレビューで触れてるんでそちらで。
ちなみにこの値引きは一応オンラインストアの施策を使った価格になっているのでご注意を。店頭ではまた価格が違う可能性があります。
まあY!mobileのオンラインストアは
- 頭金はほぼ0円(たまに550円)
- 事務手数料も10月から無し!!
- 自宅配送対応
- 申し込みに時間がかからない
といったメリットがあるんで、普通に今回のXperia 8が欲しかったならこちらで契約しましょう。
特にドコモオンラインショップのように事務手数料を0円にしたのはオトクさが向上するポイントに。
これによって同じ定価なら店頭で契約するよりもオンラインストアの方が事務手数料分確実に安くなります。
しかも今回はオンライン限定の特別な値下げが入っているんで、Xperia 8の格安契約をしたいのであればY!mobileオンラインストアを利用するようにしてください。