約1年ぶりにXperiaの新型コンパクトモデルとしてXperia X compactが発売されました。
今モデルではそこまで大きなスペックアップはしていないものの、RAM3GB・発熱の少ないCPU変更・Type-C USB対応などの嬉しい変更点も見られます。
相変わらずの人気っぷりのようで、Xperia Z3 compactあたりからの変更を行っているユーザーも多いようです。
評価もこの数年のXperiaの中ではZ3シリーズ級の高評価を受けており、万人が満足できるスマホとして今オススメできる製品になっています。
評価が出るまで様子見していた人も多いかもしれませんが、今回のXperiaシリーズは「当たり」と呼べる安定感となっているのは間違いないため、新機種であるこちらのXperia X compactへの機種変更やMNPといったものを考えても問題ないでしょう。
ここではこのXperia X compactのその評価や実際に契約するにあたって必要な予算などをまとめておきますので、そちらを参考に購入の判断をしてもらえればと思います。
口コミや評判も非常に高い
まずこのXperia X compact SO-02Jですが、そのユーザー評価は非常に高いものになっています。
価格.comの評価ではここ最近のXperiaシリーズは3点台を上回ることが難しく、良くても4点台前半がやっとな製品ばかりでそこまで評価は良くなかったのですが、今回のXperia X compactでは現在4.6ポイントと4点台後半の高い評価を得ているのがわかります。
高い評価を得ているのはRAM3GBからくる動作の軽さ、バッテリー持ち、それにZ5 compactと比べると発熱が少ないという内容が出てきています。
悪い評価としては高級感のあったこれまでの背面ガラスパネルが採用されていない点、発熱は減ったもののCPU性能は抑えられたモデルを使っていることへの不評というのが見られます。
全体的にはスマホの安定感も含めて高い評価が付けられています。
Twitterでも高評価が目立ち、指紋認証の早さなど機能面での良さというのもポジティブに評されています。
個人的な印象。
Xperia Z3 CompactからXperia X Compactに変えたら、かなり動作がスムーズになった。
64bitなのと、メモリ3GBになったからかな。— ようちゃん (洋一) (@yma2mura) 2016年11月4日
xperia x compact を本格的に使い始めてますが、バッテリーの持ちがいいなぁ。動作も軽いしかなりいい
— ヽ(°▽、°) (@NIPPONPON) 2016年11月3日
XPERIA Z3 compactからXPERIA X compactに機種変更した結果、快適すぎてビックリした。特に指紋認証。すごく快適。
— UZ (@ritensyon) 2016年11月6日
スマホは普段の快適性重視でXperia X Compactに。3GBメモリでタスクキルされにくいとか、Twitter見つつブラウザでリンク先を見て、ノートアプリでメモったりGoogleマップで場所確認…とかする自分には便利すぎる。4k動画は…GoPro4を持ち歩くかw
— kunai㌠ (@kunai_) 2016年11月4日
まずユーザーレビューを見てから購入をしたいと思ってた人にとっては、この各所で見られる高評価な内容は安心して購入できるだけの判断要素になるでしょう。
Xperia X compactは買いやすい
Xperia X compactはその高評価の割りに、機種変更などの本来安く買えないような契約方法であっても購入がしやすいという特徴があります。
評価の高い機種、そしてキャリアのハイエンド級のモデルという扱いにも関わらず、今までのような8万円や9万円といった高額すぎるスマホ価格にはなっていないため、新たに買い替えしやすいものになっているのです。
実際価格はこんなに安い
実際の価格について確認してみると、その買いやすさ・安さというものを感じてもらえるはずです。
Xperia X compact | 機種変更 | 新規 | MNP |
---|---|---|---|
販売価格 | 63504円(2646円×24か月) | ||
月々サポート | ▲1755円(冬のおとりかえ割込み) | ▲1539円 | ▲1539円 |
実質価格 | 21384円 | 26568円 | 26568円 |
一括価格では6.3万、実質価格でも2.1万、最新モデルのスマホの中ではかなり安い部類に入る価格です。それを機種変更でも同じ価格で購入可能となっているわけですから、実際キャリアの販売するスマホの中ではかなり安いスマホです。
特にdocomoの場合はXperiaという人気シリーズ、コンパクトモデルといってもスペック面でミドルレンジ帯では決してない充実っぷりを見せている機種で、一括6.3万円・実質2.1万円という負担額の少なさはほとんど他のスマホでは見られない内容です。
docomoの販売している格安スマホ扱いのAQUOS EVERシリーズやarrowsの下位モデルでさえも一括5.5万円前後で実質価格も1~2万円程度かかっているわけですから、ほぼ同価格で性能もよくてXperiaシリーズの最新モデルという付加価値付きのこのXperia X compactの価格はやはりお得さを感じさせるものです。
特に安くなることがほとんどない機種変更でもこの値段だというのは安いと断言できます。
維持費はこんな感じ
この価格から出てくる維持費の一例はこんな感じです。すべてのパターンには対応できませんが参考にはなるでしょう。
データMパック | ウルトラデータL | シェアパック15 | シェアオプション | |
---|---|---|---|---|
カケホライト | 1836円 | |||
spモード | 324円 | |||
パケットパック | 5400円
(データM) |
6480円
(ウルトラD L) |
13500円
(シェア15) |
540円
(シェアOP) |
月々サポート | ▲1755円 | |||
合計 | 5805円 | 6885円 | 13905円 | 945円 |
端末価格 | 63504円(2646円×24か月) |
端末代が安いことで月々サポートが高額にはなっていません。そのため維持費自体は大きく下がってきませんが、分割で契約しても毎月の料金は最新スマホの中では比較的に安くまとまっています。
この他で維持費を安くしてくれるものとしては
- ずっとドコモ割
- 家族まとめて割
- dカードゴールド10%還元
というようなキャンペーンがあるので、更に安くしたい場合はそれらを使えるようにしときましょう。
ずっとドコモ割は契約期間によって毎月適用される割引で、長期契約中のdocomoユーザーならほぼ無条件で適用される可能性の高い値引きです。期限のない割引になるため、docomoを4年以上使っているようならばこのずっとドコモ割のおかげで、さっきの計算した維持費よりも確実に安くなります。
契約年数ごとに割引が違うので詳しくは公式HPから確認を。
家族まとめて割は同一グループで2台以上の機種購入を行うと適用されます。
dカードゴールドを代表回線と紐づけすると、そのスマホ料金から毎月10%をdポイントに還元してくれます。毎月5000円の利用があれば500ポイント、毎月10000円の利用があれば1000ポイントを毎月還元されるため、1年間を通してみると高額なポイントを貯められます。何よりもスマホの料金のみとはいえ、固定費を10%も還元してくれるようなサービスやクレカというのはまずないため、docomoユーザーならこのdカードを作っておいた方が良いでしょう。
より詳しくはこの記事を読んでもらうと伝わるかと。
docomoのスマホ料金を安くする方法 【dカードゴールド活用編】 | すまコジ
機種変更で契約しやすいスマホ
この価格、新規やMNPといったインセンティブバックや月サポ増額があって多少なりとも安くなる契約方法だけでなく、機種変更でも一括6.3万円・実質2.1万円という同条件での購入が出来るので、機種変更をしたい既存のdocomo利用者にとっては価格的にまず助かる機種です。
そこにXperiaというブランド、口コミ各種の評価の高さなども付いてくるわけですから、このXperia X compact目的でなくとりあえず新しいスマホへの機種変更を考えているという人にもお買い得で使いやすいスマホです。
新規やMNP契約も良いですが、機種変更で買いやすい価格な高評価機種としてオススメなスマホになります。