5月中にのみ通用する話題になりますけど
docomoの夏モデルが発表されましたがその中で特にハイエンドモデル・フラグシップモデルと言われるようなスマホに関しては、価格が想定外に安く設定されているためにその性能の高さ等含めてコスパの良い契約というものができるようになっています。
一方でミッドレンジで比較的安価なモデルというのもdocomoでは選択肢として増やしてきているんですが、現状そちらを購入するようでしたら5月中に残っている端末購入サポート機種の契約を行った方が性能も良い上に価格が安いのでオトクなのではないか、という疑問があります。
特に今回話題に挙げるXperia AceとXperia XZ2 compactを比較してみると、性能面の差が大きい上に条件面で差があるとは言え安く買えるのも高性能なスマホの方ということで、5月中に機種変更できるなら端サポ機種を買った方が良いのでは・・・?
もちろん通信費は新プランで使える6月以降発売のミッドレンジの方が安くなるわけですが、端末購入サポートも14ヶ月維持すれば以降新プランに切り替えても問題ありませんので、そこまでの大きな違いというのも生じないでしょうし、長く使うことを考えたら性能が高くて安いスマホの方を買っておいた方が良いかと。
6月からは新プラン以降ということで端末購入サポートがなくなって安く買えなくなってしまいますが、とりあえず5月中ならハイエンドスマホをミッドレンジスマホよりも安く買えるチャンスがあるということで、docomoユーザー向けに紹介しておこうと思います。
Xperia Ace SO-02Lを買うよりはXperia XZ2 compactの方が価格・性能でお買い得だからこっちを勧めたい
今回のミッドレンジのスマホ買うよりハイエンド買った方がオトクじゃない?という話題の対象になるのはdocomoから6月1日に発売されるXperia Aceのことです。
この機種自体を見ればスペックも充実していながら4万円台とそこそこ安いために、別になにも不満を感じるところはありません。キャリアのサポートが利用できてこの価格とスペックが使えるのならばライトユーザー中心に文句はないでしょう。
ただ5月限定の特価案件と比較をしてしまうと、安いスマホとしてXperia Aceを選ぶ理由が出てこないぐらいにコスパの良い契約が別機種でできるようになっているため、5月中にスマホを契約できる状態ならライトユーザーにはXperia Aceに興味を持ってもらうよりも別の契約であるXperia XZ2 compactの端サポ契約、の方に興味を持ってもらいたいです。
条件付きで安くなっている契約なものの、条件付きでもXperia AceよりもコスパとしてはXZ2 compactの方が良いと思います。
とりあえずいろいろ比較をしてみますがまずは価格から。
Xperia Ace | Xperia XZ2 compact | |
販売価格 | 48600円 | 10368円 |
条件 | なし | 端末購入サポート (14ヶ月縛り) |
Xperia Aceは無条件で48600円なのに対し、Xperia XZ2 compactは10368円。
XZ2 compactの方は端末購入サポートが条件にはなりますが、この価格で契約できるというのはまあ安いでしょう。5万円近い内容のXperia Aceよりも手は出しやすいのは間違いありません。
一応Xperia Aceのメリットとしては新プランを使える、旧プランにdocomo withなどの割引があればそれを引き継いで使える、という料金プランに関する部分があります。
Xperia XZ2 compactの場合は14ヶ月間は割引なしの従来プランを利用する必要があり、安めの新プランへの変更はそれ以降になります。ただ1年ちょっとで新プランに変更できるならあまり影響はなく、むしろこの安さで契約できるということの方がメリットとしては大きいでしょう。
この価格以外にももちろん性能でもXperia XZ2 compactを選ぶ価値があります。
Xperia Ace | Xperia XZ2 compact | |
---|---|---|
SoC | SDM630 | SDM845 |
RAM/ROM | 4GB/64GB | 4GB/64GB |
ディスプレイ | 5インチ 16:9 | 5インチ 18:9 |
端末サイズ | 140×67×9.3 | 135×65×12.1 |
カメラ | 1200万画素 | 1900万画素 |
重量 | 154g | 168g |
その他 | ― | ワンセグ |
Xperia Aceがスナドラ630というAntutuで10万点ほどの数字になっているSoCを搭載する一方、XZ2 compactはスナドラ845という27万点ぐらいのスコアを見せる高性能なCPUを使っています。
ディスプレイはAceの16:9に対しXZ2 comapctは18:9の上にベゼルも狭い。横幅もXZ2 comapctの方が狭くて持ちやすさでは上でしょう。
ワンセグもXZ2 compactの方は用意されており、微妙に機能面で優れたところを見せています。
重さでは劣るもののカメラの画質など細かいところを見ていくと優れている点が目立つのがXperia XZ2 compactです。
これで端サポ条件で一括10368円であるならば、どう考えてもXperia Aceを契約するよりも優先して契約を考えたほうが良いかと。
単純に性能が高いんで長期的に使うことを考えたり、いろいろな用途にスマホを使うことを考えた時に、常に快適に利用し続けられるというのはXperia XZ2 compactの方になるでしょう。
こうした
- 3.5万円以上の価格差
- 15万点以上のベンチスコア差
といった価格・性能のところでXperia AceよりもXperia XZ2 compactが安いうちに購入しておく、というのもありでしょう。
繰り返しになりますが、こちらの一括契約は、「端末購入サポート契約」という形になります。
そのため一括で安く契約できる条件として「14ヶ月間の短期解約および短期での機種変更を行ったら端末購入サポートの契約解除料が発生する」というのが付けられています。
こちらは14ヶ月以上継続して利用すれば全く問題ないのですが、それより短い期間で解約や機種変更をしてしまうと、約3~5万円ほどの解約金同等の契約解除料が発生してしまいます。
なのでこちらのXperia XZ2 compactを契約する場合は、最低でも14ヶ月は継続して利用する必要があります。
Xperia XZ2 compactの特価は5月まで、コスパをより重視するなら5月中に
一応比較はしていますがXperia Aceが悪い機種ということではありません。
新プランや今までの割引を引き継いで契約できるミッドレンジスマホと考えれば全然問題はないかと思います。
ただ5月中のXperia XZ2 compactのコスパが良すぎるため、そちらの安さや性能の高さと比較してしまうと発売時期の近いXperia Aceを選ぶというのは相対的にオススメはできないものになってしまいます。
なぜこの契約が5月中のみかというと、端末購入サポートとそれが適用できるカケホのプランが5月を最後に新規受付停止してしまうためです。
以降は端末購入サポートというものが適用されないため、価格が一括1万円というところから大きく値上げされてしまうことになります。
条件として14ヶ月の縛りというのが発生してしまいますが、今のXperia XZ2 compactの安さを考えれば大したデメリットとは感じないでしょう。
別にXperia Aceでも安めのミッドレンジスマホとして契約はお得なのですが、それ以上に高性能で安いスマホであるXperia XZ2 compactが契約できるようになっているため、5月中はこの特価がある限りは格安系のスマホ契約をするならこちらの方がいいでしょう。
Xperia Aceに興味がある人はこちらのXperia XZ2 compactというのも5月中限定ですがオススメすることができます。
機種変更するならオンラインショップで
安売りが行われている機種の契約に関してですが、特に機種変更に関してはドコモオンラインショップを利用するのが理想的です。
ドコモオンラインショップでは先ほどの限定特典以外にも
- 頭金0円
- 事務手数料0円
- 待ち時間なし
というドコモショップやヨドバシカメラなんかの契約では得られない大きなメリットが用意されており、こちらがあることで普通に街中のショップで契約するよりもお得になっています。
特に頭金というのは機種変更契約なんかでは深刻な問題になっており、せっかく安くなったスマホが頭金の影響で高くなってしまうことが多くのショップ契約で見受けられます。
(この辺りの理由などはこちらの記事で↓)
この頭金が0円で契約できるという点、そして事務手数料も0円になることで最低でも確実に2000円は安くなるというメリットがあるために、オンラインショップでの契約というのは安くなったスマホをその安さのまま確実に手に入れられる方法となります。
端末購入サポートは割引がない。その分dカード GOLDが効果的に活用できる
なお今回の値下げ機種の中で端末購入サポートの対象により一括で契約できるスマホが増加しています。
端末購入サポートの注意点として、端末購入サポートの契約は一括で安くなっている一方で通信費に対する割引は一切発生しないという弱点があります。
このため端末代は安いものの、毎月の支払いにはある程度まとまった料金を支払う必要が出てくる契約方法でもあります。
ただしこの端末購入サポートの割引が発生しない・一括のスマホ代が安いという特徴は、dカード GOLDとの組み合わせと非常に相性が良くなっており、こちらを利用することでポイント還元やその他のゴールドカード特典というものを最大限に受けることが出来ます。
特に相性が良いのはdカード GOLDのdocomoの通信費から毎月10%分をdポイントで還元してくれるという特典です。
こちらを利用すれば実質的に毎月の通信費が10%オフということになるため、長期的な視点で考えた時に割引金額というものが大きなものになってくるため、docomoを使い続けるのならば得ておきたい特典です。
この特典は月々サポート適用後の料金、端末の分割代を除いた料金から10%になるのですが、端末購入サポートの場合そのどちらもが影響の少ないものになってきているため、維持費のほぼ全額が10%還元の対象になり得る相性の良さをもっています。
こうしたdカード GOLDの特典を活かせる特性を持っているのが端末購入サポート契約なので、代表回線や単独で回線を持つ場合はdカード GOLDを組み合わせましょう(子回線だと効果が薄すぎるのであえて持つ必要はありません)。