総務省の指導によってスマホキャリアの実質0円販売が終了してしまいました。
安ければ安いほどに消費者としては喜ばしい結果になるわけですが、「安すぎると公平性を失う」なんていうわけのわからない理論から総務省主導による値上げが実施されました。
これによりdocomoもauもSoftBankでも実質0円販売が終わり、安いスマホというのも販売されにくくなってしまいました。
そのために今スマホを契約しようと思ったらどのスマホでも0円ではなく結構な金額を支払って契約することが必要になってきています。実質0円、一括0円での契約どちらも基本的に今は望むことが難しいものになっています。
ただ0円のような投げ売り価格がなくなってしまったために、今各キャリアでは旧モデルのスマホの在庫が余ってしまうという問題が発生しており、この在庫が残っているスマホに対しては0円ではないもののそれに近い価格での販売というものをしてくるようになりました。
こうした発売からしばらく経った機種を中心に狙っていけば、一部の機種にはなるものの総務省の監視の目を逃れて0円に近い価格で契約できるスマホというものが出てきています。
そちらの機種であれば各キャリアと紐づくポイントやちょっとしたキャンペーンを合わせて値引きすることにより、より0円に近い価格、または0円以下のマイナス価格での契約というのも可能になってきています。
純粋に公式価格での0円機種というものは総務省の監視の影響で全くなくなってしまいましたが、最安値では648円機種のようにほぼ0円に近い金額のスマホ、他にも1万円のようなちょっとした工夫で0円に近づけさせることのできる価格のスマホが登場してきているため、そちらを狙うことで0円に近い形での契約というのがしやすくなっています。
今回はこうした総務省の監視を逃れて販売されている、実質0円もしくはそれに近い格安な機種変更ができる機種を紹介しようと思います。機種変更でこれからも継続して今のキャリアを使うつもりであれば、このタイミングで変更しないと安い状態で契約できない可能性もあるので、多少の無理はしてでもいい機種への変更を考えたほうが良いでしょう。
docomoの機種変更向けスマホ
実質648円:V30+ L-01K
3月より0円級スマホの仲間入りになったのがLG V30+です。
このスマホは本当に評価が高い機種となっているので、一括で安くdocomoのスマホを手に入れたいなら絶対的にこのV30+をオススメしたいものになっています。
V30+はLGから発売されたフラグシップモデルで、
- Snapdragon 835
- RAM4GB
といった高いスペックを持ったスマホです。
さらにV30+にはこうした基本のスペックの高さだけではなく機能などの充実さというものが強く目立っている機種となっているため、他の安売りスマホと比べても頭一つ飛び抜けた使いやすさも備わった非常にバランスの良い機種となっています。
おサイフケータイや防水・防塵、指紋認証に顔認証、ワンセグ・フルセグといった基本的な機能をフルに備えているだけでなく、スマホで「楽しむ」ことに特化した機能というものが揃っているという特徴があります。
主だった特徴・機能は次のようなものです。
- 6インチ・Quad HD+の有機ELディスプレイ
- ノーマルカメラ+広角120℃カメラのデュアルレンズ搭載
- DAC搭載
といった機能が用意されており、映像・写真・音楽をこれまでのスマホにはないクオリティで楽しむことができます。
有機ELディスプレイを採用したことにより、特に黒色の諧調表現が豊かになり暗いシーンで何が起こっているのかということが見ていてもわかりやすくなっています。また全体的な発色のコントラストも高くなっており、クッキリとわかりやすい表現が液晶のスマホと比べても良くなっています。
6インチの高解像度の大画面と有機ELを採用したことにより、特に映像系のコンテンツはこれまでのスマホと比べても質の違うものを提供してくれています。
カメラは120℃もの広角撮影に対応したレンズを搭載しています。これにより特に風景写真や人物の集合写真において従来よりも広い範囲を同じ位置からでも撮影できるようになっています。この広角撮影というのはレンズに依存するため、画像加工などでは対処できない撮影手法となっています。InstagramやTwitterなどのSNSで人よりも差をつけたい、個性的な写真を撮りたいと考えた時に、お手頃に特徴的な広角写真撮影を行うことができるのがV30+の特徴です。
またそうしたSNS向けに目立つ写真をガイドしながら撮影補助をしてくれるカメラ撮影機能も用意されており、写真を使って楽しむことにも優れているスマホです。
そしてもう一つ音楽を楽しめるのもV30+の特徴です。V30+は音楽再生用に独立したチップセットであるDACと呼ばれるものを用意しています。他のスマホは音楽再生もCPU内で済ますために、どれも似通った音になってしまいノイズもある程度発生してしまいます。
V30+は音楽再生用のチップを独立させることによって、よりノイズが少なくクリアで普通のスマホにはない高い音質というのを実現しています。いわゆるDAP機能も搭載したスマホなのです。
このためV30+では普通の音楽ファイル以外にも動画ファイルの音質も向上し、ストリーミングサービスのようなネット経由での音楽体験すらも音質が上がるために従来のスマホとは比較にならないぐらいの良い音質で様々な音楽・音源を聴くことができます。音楽を楽しむという機能においてもV30+は揃えています。
これらの機能・特徴はV30+の性能とはまた違った強みでありメリットです。特に広角カメラとDACを搭載しているスマホというのがほとんどない中で、その2つをセットで揃えているのはV30+ぐらいしかありません。
Snapdragon 835にRAM4GBというスマホの性能としての高さもさることながら、機能・特徴面でも便利さと個性的なものを揃えた本当にバランスの良いスマホがV30+となっています。
ここまで褒めると少し不自然に感じるかもしれませんが、実際V30+を使ってみるとその性能の高さからくる快適な操作性は全く不満を感じないですし、バッテリー持ちも良くて発熱もほとんどないという動作の安定感というのも高く評価できます。加えて日本向けの機能と独自の映像・音楽・写真が楽しめる特徴的な機能を併せ持っており、ほとんど隙の無いスマホとなっています。
その証拠に価格.comなんかでも5点満点中4.6点(1月18日時点)というスマホのレビュー評価の中では非常に高い点数をつけており、利用ユーザーも高い満足度を得ているスマホとなっています。
これだけの性能と機能を兼ね備えて満足度も高いスマホが、今なら648円という安さです。しかも端末購入サポートのおかげで一括で購入できてしまいます。
これは文句なしで購入することをオススメしたいスマホとなっているため、もしも安くて良いスマホを一台docomoで買いたいと思ったら、個人的にはこちらのスマホをNo.1としてオススメします。
一括648円:JOJO L-02K
JOJOスマホはマンガジョジョの奇妙な冒険とコラボした限定1万台の特別モデルです。
限定販売かつ元々一括12万円で割引0円という非常に高額なスマホだったのですが、あまりにも売れなさ過ぎたのがなんと現在ドコモオンラインショップで一括648円というとんでもない値下げが行われての販売が実施されています。
JOJOスマホはベースモデルがV30+なので、性能と機能には全く問題ありません。
そのため単純にスマホのコスパだけを考えるのならば10368円のオリジナルなV30+ではなく、JOJOスマホとして発売されているこちらを一括648円で購入したほうが良いです。
ただしJOJOスマホはコラボスマホということで随所にジョジョの奇妙な冒険をモチーフとした独自のチューニングが行われており、そちらが好みのわかれるものになっている点は注意が必要です。
ジョジョの奇妙な冒険ファン、あるいは読んだことがあるというユーザーには問題ないかもしれませんが、全く知らない状況で購入するとスマホ操作の中で『ジョジョ的』な演出が入るというのが煩わしく感じてしまうかもしれません。
主なジョジョ演出は以下のようなもの。
- ジョジョのハードデザイン・ホームテーマデザイン
- 通知音などがジョジョ漫画内の擬音に
- ジョジョ語録がプリインストされた文字入力アプリ
- スタンドキャラが写真に反映されるスタンドカメラ
- 歩数計でJOJOスマホユーザー間で作品内にモデルがあるレースに参加
- ウィジェットやAlways on Displayもジョジョ仕様
- 待ちキャラやdポイントアプリもジョジョ仕様
コラボモデルということもありファン向けに嬉しい機能は揃っているのですが、安さを重視して買おうと考えている人には特になくても困らないものばかりというのが悩ましい点です。
一括648円という安さ、限定1万台ということで在庫は比較的なくなりやすく復活もしないという性質のスマホですが、独自のチューニングが特徴的なために作品を知らずに価格を重視して契約するというのはちょっと考えものかもしれません。
作品を知らず演出など不要という考えの人は648円というのは安いですが、ベースモデルであるV30+の方を契約したほうが良いでしょう。
ある程度作品に知識がないと長く使うには煩わしく感じるかもしれません。
また性能自体は良いのですが、ジョジョ演出のために若干動きが通常のV30+に比べて重く感じることがあります。
そうした点を考えると基本ファン以外は10368円だしてもV30+をオススメします。
648円:Xperia XZ1 compact SO-02K
実質価格で648円と、正確には0円という価格ではないですが、ほぼ0円・性能比を考えた時に安すぎる価格設定を実現しているのがXperia XZ1 Compactです。
価格は0円ではないものの非常に安い金額ではあります。さらに性能も込みで見ていくと性能も良いため、コストパフォーマンスの良さが目立つ契約となっています。
Xperia XZ1 Compactはコンパクトモデルのスマホですが、性能面ではハイエンドモデルと呼べるスペックを持ったスマホです。
Snapdragon 835にRAM4GBという、2017年はもちろん2018年でもほぼ最高のスペックで発売されています。
このSnapdragon 835を使ったスマホは他の機種だと実質価格が3万円~5万円という結構な高額な価格を見せるのですが、Xperia XZ1 Compactではほぼ唯一といっていい648円の価格を実現できています。
Snapdragon 835を使ったスマホの共通点としては、動きが非常に滑らかな上に、発熱がこの2年ぐらいのCPUの中で最も低いレベルで抑えられており、そのぶん電池持ちも良いという本当にスマホのCPUとしては使いやすくて性能の良さが際立っているものが多くつくられています。
価格は高いですが、その分性能も良いために長く使うことを考えた時には結果的に安い買い物になるかと思います。動きの悪さや発熱にバッテリー消費などのところでストレスなく使えるため、価格以上に満足度を得ることができるでしょう。
- Snapdragon 835
- RAM4GB
- 防水・防塵・おサイフケータイ
- 広角インカメラ
これらを備えて機種変更価格はほぼ0円というのはコストパフォーマンス自体は非常に良好であるのは間違いありません。
今後のこと(下取りや中古売却価格)を考えると、このXperiaはリセールバリューも維持してくれる可能性が高く、将来のことを考えて契約する価値は十分にあるでしょう。
下取りや中古で売ることを考えたならばdocomoの機種変更として非常に良い案件であることは間違いありません。
648円:arrows NX F-01K
同じく648円で契約できるのがarrows NXです。
こちらのスマホもその安さが秀でた機種になっているほぼ0円スマホとして今docomoの契約の中でもお得な内容となっています。
Xperia XZ1 compactと比べるとarrows NXはスペックと性能が低めです。
SoCはSnapdragon 660なので、SDM835を搭載しているXperia XZ1 compactと比べると決して高くありません。
AntutuのベンチマークではXperia XZ1 compactが20万点ほどなのに対してarrows NXは14万点ほどに抑えられています。
といっても3Dゲームもギリギリ耐えうることができ、通常動作はサクサクとしたしっかりとしたスマホであるので、動作などで心配を感じる必要はない機種であることは補足しておきます。
現在のスマホの最高性能に近いのはハイエンドCPUを持つXperia XZ1 compactの方ですが、普通に快適に使えるミドルハイ以上のCPUを持っているのがarrows NXです。
このarrows NXの強みは性能よりも機能や実際に使っていく上での便利さといったところにあります。
arrows NXは性能は抑えられていますが、その分どんな場面でも快適に・満足度高めに利用できるスマホという点で完成度を高くしています。
arrows NXは日本向け機能を充実させている他、独自の「耐久性重視」の機能を増やしており、「壊れにくい・割れない」という特性を持ったスマホになっています。
具体的には次のような日本向け・オリジナル機能が用意されています。
- 防水・防塵
- おサイフケータイ
- ワンセグ
- Exlider
- スワイプランチャー
- ATOK ULTIAS
- 画面に0.3mmのフチ
- ゴリラガラス5採用
- ショックアブソーバー搭載の一体型フレーム
- MIL規格23項目準拠
このような機能が用意されており、様々な場面において「使いやすさ」を感じられるように設計されています。
例えばExliderは画面に触れず、指紋認証センサーだけで画面をスクロールすることができます。スワイプランチャーは画面端に見えない形でショートカットランチャーを複数配置することができます。
ATOK ULTIASは手書き入力にも対応したATOKで従来の文字入力よりもレスポンスも変換精度も高くなっています。
さらに特徴の一つである「割れない」機能として画面にフチをつけることで落とした時に画面が触れないように工夫がされています。
ディスプレイも最も硬いゴリラガラス5を採用し、落とした時にスマホ全体の衝撃をやわらげる一体型フレームを採用しています。
さらにMIL規格も23項目準拠しており、高温低温・高湿乾燥の環境下でも動作保証がされているスマホとなっています。
通常の日本向け機能の充実に加え、オリジナルの機能群により「使いやすさ」「安心感」といったものを高めているスマホとなっています。
Xperia XZ1 compactのように性能に特化しているわけではありませんが、バランスの良さではこのarrows NXも優れた648円スマホとなっています。
特に中高年世代の最初のスマホ、様々なシーンでの活用が想定されるビジネスマンにオススメの1台となっています。
10368円:Xperia XZ2 compact SO-05K
驚異的なコストパフォーマンスを見せるスマホとなっているのがXperia XZ2 compactです。
3月の値下げによってなんと実質10368円で購入できていたものが一括10368円という価格になって契約できるようになりました。
Snapdragon 845を搭載した高性能スマホの中では「docomo最安」の機種になっています。
Antutuスコアで26万点ぐらいを余裕で出す高性能なSoCを搭載しているにも関わらず、一括10368円から機種変更なんかでも契約できるというのは本当に衝撃的な内容です。
その価格の安さ・性能の高さゆえにコスパは非常に良い機種ですが、それ以外にも大きな特徴として「コンパクトモデルなのに大画面」というものがあります。
Xperia XZ2 compactはXZ1 compactと同じ横幅です。そのため持った時の手への馴染み方というのもXZ1 compactと同様に小型モデルゆえのしっくりとくるものになっています。
ところが全く同じ横幅にも関わらず、XZ2 compactの方が画面サイズが5インチと、4.6インチのXZ1 compactよりも大きい画面になっています。
これはベゼルが狭くなったことと縦長の画面比率18:9のディスプレイを採用していることによって実現しており、スマホとしては同じようなサイズなのにXZ2 compactの方がより多くの情報量を得られるようになっています。
XZ2 compactはXperia XZ2やXZ2 Premiumのような重さや厚みというデメリットがないものになっているため、XZ2シリーズの中では最も満足度が高くデメリットも少ない機種となっています。
カメラやオーディオなどにこれといった大きな特徴はないもの、安さと単純な性能の高さ、それに「コンパクトモデルのハイエンドスマホ」という最近の機種には見当たらない特性を持っているスマホです。
小さいけれどもモンスタースペックのスマホとして非常に扱いやすい機種であるのは間違いありません。
また発売からまだ1年も経たない機種であるため、今のうちに契約をしておけばリセールバリューという点においても優れた契約となってくれるかと思います。
将来的な下取り価格、あるいは中古モデルの買取価格といったところも、Xperiaスマホは他のAndroidと比べても高く、なおかつ今回のモデルはまだまだ最新ということもあり、2年後あたりの買い替え時に下取り・買取で高額な値を付ける可能性があります。
こうしたリセールバリューの高さといったところもXZ2 compactの魅力です。
性能と価格のバランスが消費者にとって良い意味でぶっ壊れているレベルになっているので、このXperia XZ2 compactはこれからスマホを購入していこうと考えている人に強くオススメできる機種です。
10368円:Galaxy S9 SC-02K
実質価格15,552円、ドコモオンラインショップで10,368円にまで値下げされたハイスペックスマホの一つがこのGalaxy S9です。
単純な性能ではこのGalaxy S9が今回紹介しているスマホの中でもトップクラスのものになっています。
- Snapdragon 845
- RAM4GB
というスペック構成となっており、Antutuは26万を超える高い数値を記録しています。
性能の高さを考えるとこの10,368円で契約できるというのは驚異的です。最新鋭のスペックを持った機種がdポイントや下取り施策を使えば簡単に実質0円になるということで、docomoの契約の中でも特に目立ってお得なスマホです。
性能が大きく向上しているSnapdragon 845を採用しているため、特に3Dゲームなんかがサクサクと動かすことのできる強みがあります。よほどのゲームでない限り動きが悪くなったりすることもなく使える高性能さとなっているため、ゲームはもちろん様々なアプリを長期的にストレスなく使い続けることができるものになっています。
圧倒的な性能を持ちながら10368円という価格はコストパフォーマンスにおいても最高峰のものなので、どうせなら一番性能が良いものを買いたいという人にオススメできます。
画面サイズは5.8インチと大画面ですが、エッジディスプレイを採用していることによって横幅は69mmとまさかの70mmを超えないサイズに。スマホの持ちやすさはこの70mmが一つの基準となっている中で、Galaxy S9はしっかりとグリップ感強めの持ちやすさを保ったスマホとなっています。この横幅70mm以下の機種としては5.8インチのディスプレイというのは最も広いサイズとなるのに、持ちやすいのに大画面という他のスマホにはない特徴を持っています。
ディスプレイが曲がっているという特徴については好き嫌いあると思いますが、性能も良く持ちやすくスリムになる効果も活かされており、価格も本当に安いということでディスプレイ形状に問題がなければ強くオススメすることができるスマホです。
こうした性能面の良さに加えてもう一つGalaxy S9の大きな特徴としてはカメラがかなり良いというものがあります。
Galaxy S8シリーズまではカメラの質が結構適当なところがあったのですが、今回のS9シリーズからはカメラ性能を大幅に向上させてきており、HDR対応やF値1.5の明るいレンズを用意したことにより従来よりも逆光や夜景に強くなっています。
白飛びがしにくい写真が撮りやすくなったことで、極端に明るかったり暗かったりする写真というものが生まれにくくなり、目で見た環境に近い写真を撮りやすくなりました。
このカメラ性能の向上というのは普段使いとして長く利用していく上でも魅力の高い特徴となってくるはずです。
弱点といえる部分はSnapdragon 845が性能が高いゆえに熱を少し持ちやすい点があるぐらいで、他の部分で不満点を感じることのまずないスマホとなっています。
性能においては必要とされるものを全て備わっているスマホなので、それが新機種発売が近いことによる在庫処分をしたいからといっても10368円で購入できるというのは驚異的なコストパフォーマンスの良さといえます。
性能面では圧倒的な良さを見せる18年夏モデルのスマートフォンがGalaxy S9です。
一括31752円+1620円/月の割引:AQUOS sense2 SH-01L
0円からは離れた価格設定ではありますが、約21ヶ月以上使うと0円以下の実質価格にまで下がるという契約がこちらです。
AQUOS sense2と呼ばれる日本向けの機能が充実したミドルレンジスマホは、価格自体も安いのですが、契約に大きな割引が適用されるというメリットがあります。いわゆる割引込みでの実質価格は2年間なら0円以下のマイナスとなり、0円に達するのは約21ヶ月目と2年未満で実質0円を実現できる格安契約です。
一括価格は0円ではないものの、最初の購入時に31752円支払ってしまえば、その後は機種変更するまでずっと1620円のdocomo with割引を得続けられるので、一括購入してしまって契約するのがベストな方法です。
割引を適用すれば維持費はなんと最安302円!
端末価格も安い上に維持費も毎月非常に安くなるという契約上の利点がこのAQUOS sense2の契約にはあります。
端末の性能もミドルレンジとは言えRAMは3GBですし画面解像度はフルHD+、さらにIGZOパネルで省電力も実現しており、ミドルレンジながらしっかりと中身の詰まったスマホです。
日本向けに便利な機能も充実しており、防水や防塵はもちろん指紋認証も用意、他にもエモパーやブルーライトカットなどの便利さのある機能が用意されているので、ミドルレンジの安いスマホと言っても使いやすさはしっかりと考えられています。
決して一括0円ではないものの、21ヶ月目には実質価格が0円を下回るため、docomo withの割引込で考えた時の安さはかなりのものです。
性能はそこまで良い訳ではありませんが、維持費も安くなるためにそこまで性能が必要ない使い方をする家族用のスマホとして用意しておくと良いでしょう。
こちらも長く使えば0円になるということで格安モデルとしてオススメします。
docomoは今回のテーマである0円に近い価格のスマホという点において、auとSoftBankとは比較にならないぐらい対象機種が多く用意されています。
そのためdocomoユーザーであれば積極的に機種変更をすべきかと思います。
特に現在2年以上同じスマホを使っている場合、ほとんど料金が高くならないにも関わらずハイスペックなスマホへと変えることが出来ます。
実質価格で値下げされている機種は24ヶ月間の月々サポート適用が条件です。
そのため24ヶ月以内に機種変更や解約をしてしまうと、月々サポートの適用が終了してしまうために今回の実質価格で契約できないという問題が生じます。
一括価格で値下げされている機種は端末購入サポートの適用が条件です。
端末購入サポートの適用されたスマホはすぐに一括払いきりで利用することが出来ますが、契約から14ヶ月以内に解約や機種変更をしてしまうと一括値引きに使った割引相当分が解除料として発生します。
このため実質価格での契約は24ヶ月縛り、一括価格での契約は14ヶ月縛りというものが発生してしまうので契約後の利用期間というものに注意してください。
端末購入サポートの解除料については端末ごとの販売ページに用意されているのでオンラインショップで各機種を確認をしてから契約をしてみて下さい。
今回紹介している0円に近いスマホの中で、一括で契約できるスマホに関しては端末購入サポートが適用されています。
この端末購入サポートが適用されているスマホは、docomoの他のサービスの中でも特にdカード GOLDとの相性が非常に良くなっています。
もしも子回線以外のプランで使う場合には、このdカード GOLDを持っておくことで料金の10%を毎月dポイント還元した上で、さらに複数の特典を受けることができます。
端末購入サポート機種へと機種変更する場合にはdカード GOLDも一緒に申し込むようにしましょう。
au
32400円スマホ
auでは現在大きな安売りスマホというのは存在していません。
auはiPhone以外のスマホの在庫が全体的に少なく、「安売りする前に在庫がなくなる」ということが多くなっています。
docomoのように在庫豊富で1年後ぐらいに安売りで在庫処理をする、という売り方をしていないため、そもそも値下げ機種と言うのがまず出てきていません。
このためauで安いスマホへと機種変更するためには、そもそも安くなっている機種をポイントや値下げクーポンなどを使って契約するしかありません。
auで安いスマホとなると、「32400円スマホ」が当てはまります。
こちらはauピタットプラン向けに販売されているスマホで、性能は低めではありますがその分価格が安くなっていて購入しやすいスマホになっています。
こちらであればポイントやクーポンを利用することで0円に近づけることができるため、機種変更スマホとしては安く契約することができます。
ただしこの32400円スマホはauピタットプラン向けに安いだけあり、その性能は低めです。
Antutuでは7~9万点ぐらいのいわゆるミドルレンジのスマホとなり、3Dゲームにも不向きですし重めのアプリでも動作が鈍ることがあります。
AQUOS sense2やP20 Liteといった、普通に使うには問題は少ないものの少し凝った使い方をするのにはあまり向いていません。
ライトユーザーであれば問題なく使えると思いますが、ゲームなどを楽しみたいのであれば十分ではありません。
docomoのように豊富な選択肢と比べるとauは値下げ機種、0円に近い機種というのがないのが特徴です。
SoftBank
一括30720円スマホ
SoftBankではauと似たような一括で「30720円」のスマホを用意しています。
しかしauの場合、この価格売られているスマホというのはミドルレンジのスマホに限りましたが、SoftBankの場合は高性能な型落ち系のモデルがこの価格で売られるようになりました。
SoftBankでは月月割が完全になくなり、端末の値引きというものがなくなってしまいましたが、その代わり発売から時間が経った機種はこの「一括30720円」という価格での契約が出来るように安売りの対象にされています。
現在この「一括30720円」で契約できるのは、主に2017年冬~18年夏モデルです。
- Mate 10 Pro
- Xperia XZ2
といった機種がその対象になります。
特にXperia XZ2はスナドラ845を搭載しており、値下げが行われている現時点ではスマホの中でも最高峰のスペックを持った機種になっています。
そうした機種が一括30720円という価格で契約できるようになっており、下取りやポイントなんかを使えば比較的簡単に0円に近づけることが出来ます。
しかもこの価格はdocomoのように端末購入サポート契約といった条件はなく、単に定価が大きく値下げされただけの非常に緩い条件で契約できる価格となっています。
docomoよりも価格は高めですが、条件が緩い(docomoのように14ヶ月縛りが無い)というのがSoftBankの強みです。
しかもSnapdragon 845を搭載しているような1世代しか型落ちしていないモデルがこれだけの安さで契約できるようになっているため、かなり契約としてはお得な内容になっているのは間違いありません。
単純な条件の軽い機種変更でもこの価格ということで、今SoftBankで割引のない状態、もしくは新しい基本料金プラン+ギガモンスター系の契約に変えている人は、かなり機種変更がしやすい契約となっています。
かなりの高性能モデルが安くなっているので、SoftBankの機種変更は一括でもしやすいといえます。0円ではないものの、うまくキャンペーンやポイントなどを合わせて契約をしてみて下さい。
SoftBankでは月月割を適用させた契約というものが2019年1月31日までと限定されています。
このためそれを過ぎるとau以上に値下げ機種、0円に近い機種と言うものがなくなってしまいます。
※新たな値下げ方法として定価自体を下げてきています。
SoftBankで0円に近いスマホへと機種変更をしたい場合には、月月割が適用できる1月31日までに契約しないと実現は難しくなっています。
Softbankの場合、MNP引き止めポイントをゲットすることによって機種変更価格を大幅に下げることが出来ます。
MNP引き止めポイントは157でMNPする振りをして予約番号を貰おうとすると、電話口のオペレーターから引継ぎSoftbankを使ってもらう提案として、機種変更に使えるポイントを配布しています。
このポイントを獲得できれば、最大で30000ポイント分=3万円引き値引きが手に入るので、時間があればいきなり機種変更するのではなく、こちらのMNP引き止めポイントのために157へ電話してみてから機種変更の手続きに入りましょう。
機種変更するならオンラインショップで
ここで紹介したスマホを契約しようという場合には、ドコモオンラインショップをオススメしています。
その理由は簡単で、ドコモオンラインショップでならばお得に機種変更が簡単に出来てしまうからです。
オンラインショップでは
- 通常2000円or3000円かかる事務手数料が無料(docomoのみ)
- 頭金が0円
- ネットから簡単に手続きが可能
- 2500円以上の価格のあるスマホなら送料無料で自宅に届けてくれる
- チャットサポートで自宅からプランや端末比較の相談ができる
こんなにお得で便利に契約できるメリットが数多くあります。
特に事務手数料と頭金といったスマホ契約では必須の支払いがオンラインショップであれば無条件に0円に出来るのはオンラインショップが持つ強烈なメリットなのは間違いないです。
こうした端末価格以外の支払い金額というものを気にせずに契約できる、しかも全国から契約可能というのは間違いなくオンラインショップがお得な点と言えます。事務手数料のような本来なら必須の出費をオンラインショップ限定で抑えることができるのは、より安くお買い得に購入しようとするならば得ておきたいメリットになるでしょう。
他にも自宅から全ての手続きが可能なため、わざわざ時間をかけて契約に行く必要もありません。即日スマホが手に入るというスピード感はありませんが、手続きが本当に5分以内に終えることが出来る上に最短2日ほどで到着するのは楽です。時間を気にせず契約できて無駄にもしないのは社会人や主婦の方に大きなメリットになるはずです。
それにオンラインショップの販売ページ内ではチャットサポートが最近では行われており、店頭の便利な要素であるプラン相談や端末の相談といったものも行うことが可能になっています。オンライン契約に抵抗感がある人でもこれなら契約しやすいでしょう。
こうした理由から機種変更をするのならばオンラインショップをオススメしています。
スマホの設定などでわからないことがあった場合は、相談自体は無料なのでその都度ショップへ行くようにしましょう。契約と一緒に相談に行ってしまうと、相談にかけた時間が申し訳なく感じて頭金などの高額な別料金を支払ってしまいがちです。そうしないためにも契約だけオンラインショップで済ませて、そこからわからないことがあったら聞きに行くという方法のほうがお得に機種変できます。
docomo/au/Softbankのスマートフォンで、実質0円に近い料金で契約でき、それでいて性能がしっかりしているスマホについてまとめてみました。ただ単に実質0円に近いスマホを並べただけでなく、ちゃんと使いやすいスマホに限って紹介しているので、これらのスマホを選べば『安くて不具合などで困りにくい』スマホを手に入れられると思います。
どれも価格重視で良いものを契約したいのならばオススメのスマホなので、ぜひ機種変更する際には参考にしてもらえればと思います。そして機種変更の際にはdocomoならば絶対にドコモオンラインショップを、auやSoftbankでもほとんどが頭金やオプションをつけてくるので、なるべく手続きが楽なオンラインショップを選ぶことをオススメします。機種変更だと新規やMNPと違って値下げやキャッシュバックは皆無なので探すだけ無駄ですから、様々な費用や労力を節約できるオンラインショップが無難です。
0円級ではないもののお得な機種変更が出来る安いスマホはこちらの記事にも用意しているので参考にしてください。